主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第3章 1.さまよう私たち
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食堂から出てもリリナはニコニコとしていた。
ケーキがおいしかったからだ。
「おいしかったわね」
「そうだね」
二人はニコニコと笑いあう。
ジョミーとリリナはそれぞれ実年齢は25歳と21歳だが、シャングリラに来た当初の14歳から姿が変わっていないため、まるっきり子供のように見えた。
その様子をリオとイオは微笑まし気に見た。
立派なソルジャーとプロテクターになった彼らだが、弟や妹のように二人は思っている。
そんなこと今では言えないが、心の中で思うだけなら自由だ。
「ジョミー!」
「リリナ!」
そこへ二人の小さな影がジョミーとリリナにぶつかった。
「わっ!」
「きゃっ!」
二人は驚いて目を丸くした。
「ユナ!」
「ユラ!」
研究惑星・オレステスで助けた双子・ユナとユラだった。
「こら! いきなりぶつかるんじゃない!」
「危ないでしょ? 周りをよく見て」
「「ごめんなさ~い!」」
双子は謝るもどこか嬉しそうだった。
構って貰えてうれしいのだ。
「まったくもう……。今度から気を付けてね」
「大怪我したら大変だからな……」
人工的とはいえ、タイプ・ブルーの彼女たちはそう言うのをサイオンで呼んだうえでぶつかっているのだろうが、注意せずにはいられなかったのだ。
「は~い! 気を付けるわ」
「ジョミーとリリナにしかやらないけど一応気を付ける」
素直に頷くユナと話半分のユラ。
双子とはいえ、性格が違って面白いとリリナは思った。
「ところで二人は保育セクションから抜け出してきたのか?」
ジョミーは双子の下の方で二つに結んだ青い髪を見下ろして訊いた。
「お昼寝から早く目覚めちゃったから抜け出してきた!」
「だって全然会いに来てくれないんだもん! こっちから会いに来るしかないじゃない!」
ぷうとユラが顔を膨らませる。
「ごめんごめん。この後時間あるからさ。一緒に保育セクションまで行こう?」
「保育士さんには私たちも謝るからね」
「「やったあ~~!」」
保育セクションまで一緒に行ってくれると知ってユナとユラが空中に飛びあがってくるくると回る。
「ほら。そろそろ行くわよ」
「は~い!」
「手を握って!」
「うん、良いよ」
ジョミーはユナのリリナはユラの手を握る。
「じゃあ保育セクションまで送り届けてくるね」
「また後で会おう」
リオたちにそう言って二人は保育セクションまで向かった。
「ソルジャーたちって子供の扱い上手だよね」
その後ろ姿を見送りながらナイツがぽつりと呟く。
「分かる。甘やかすだけじゃなくてちゃんと叱ったりもしているし、そう言うの上手よね」
ファリアが頷く。
《ソルジャーとプロテクターはきちんと成人検査を受けていないので子供の頃の記憶が残っているようですよ。きっとああやって彼ら自身のママから叱られてきたんでしょうね……》
《それだけじゃなく年下のこと接した経験もプラスに働いているような気がします》
「「へえ~……」」
リオとイオの言葉にファリアとナイツは感心した。
「……ママ、か……」
「子供の頃の記憶、ね……」
シロエとアロエはどことなく寂しそうな顔をした。
彼らは成人検査を受けたため、子供の頃の記憶はもうぼんやりとしか思い出せない。あれだけ失いたくないと思っていたのにこのざまだ。
だからこそジョミーとリリナの記憶で母親を思い起こさせようとしているのは少し秘密だ。
同情とかされたくないからだ。
(でも筒抜けなんでしょうけどね……)
アロエはこっそりそう思った。
ケーキがおいしかったからだ。
「おいしかったわね」
「そうだね」
二人はニコニコと笑いあう。
ジョミーとリリナはそれぞれ実年齢は25歳と21歳だが、シャングリラに来た当初の14歳から姿が変わっていないため、まるっきり子供のように見えた。
その様子をリオとイオは微笑まし気に見た。
立派なソルジャーとプロテクターになった彼らだが、弟や妹のように二人は思っている。
そんなこと今では言えないが、心の中で思うだけなら自由だ。
「ジョミー!」
「リリナ!」
そこへ二人の小さな影がジョミーとリリナにぶつかった。
「わっ!」
「きゃっ!」
二人は驚いて目を丸くした。
「ユナ!」
「ユラ!」
研究惑星・オレステスで助けた双子・ユナとユラだった。
「こら! いきなりぶつかるんじゃない!」
「危ないでしょ? 周りをよく見て」
「「ごめんなさ~い!」」
双子は謝るもどこか嬉しそうだった。
構って貰えてうれしいのだ。
「まったくもう……。今度から気を付けてね」
「大怪我したら大変だからな……」
人工的とはいえ、タイプ・ブルーの彼女たちはそう言うのをサイオンで呼んだうえでぶつかっているのだろうが、注意せずにはいられなかったのだ。
「は~い! 気を付けるわ」
「ジョミーとリリナにしかやらないけど一応気を付ける」
素直に頷くユナと話半分のユラ。
双子とはいえ、性格が違って面白いとリリナは思った。
「ところで二人は保育セクションから抜け出してきたのか?」
ジョミーは双子の下の方で二つに結んだ青い髪を見下ろして訊いた。
「お昼寝から早く目覚めちゃったから抜け出してきた!」
「だって全然会いに来てくれないんだもん! こっちから会いに来るしかないじゃない!」
ぷうとユラが顔を膨らませる。
「ごめんごめん。この後時間あるからさ。一緒に保育セクションまで行こう?」
「保育士さんには私たちも謝るからね」
「「やったあ~~!」」
保育セクションまで一緒に行ってくれると知ってユナとユラが空中に飛びあがってくるくると回る。
「ほら。そろそろ行くわよ」
「は~い!」
「手を握って!」
「うん、良いよ」
ジョミーはユナのリリナはユラの手を握る。
「じゃあ保育セクションまで送り届けてくるね」
「また後で会おう」
リオたちにそう言って二人は保育セクションまで向かった。
「ソルジャーたちって子供の扱い上手だよね」
その後ろ姿を見送りながらナイツがぽつりと呟く。
「分かる。甘やかすだけじゃなくてちゃんと叱ったりもしているし、そう言うの上手よね」
ファリアが頷く。
《ソルジャーとプロテクターはきちんと成人検査を受けていないので子供の頃の記憶が残っているようですよ。きっとああやって彼ら自身のママから叱られてきたんでしょうね……》
《それだけじゃなく年下のこと接した経験もプラスに働いているような気がします》
「「へえ~……」」
リオとイオの言葉にファリアとナイツは感心した。
「……ママ、か……」
「子供の頃の記憶、ね……」
シロエとアロエはどことなく寂しそうな顔をした。
彼らは成人検査を受けたため、子供の頃の記憶はもうぼんやりとしか思い出せない。あれだけ失いたくないと思っていたのにこのざまだ。
だからこそジョミーとリリナの記憶で母親を思い起こさせようとしているのは少し秘密だ。
同情とかされたくないからだ。
(でも筒抜けなんでしょうけどね……)
アロエはこっそりそう思った。
