主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第2章 8.一瞬の出会い
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イレーヌはヴェルタαでの作業を終え、教育ステーションへと戻った。
【よく頑張りました。イレーヌ・クロスフィールド。あなたの活躍のおかげでミュウはあの星域からいなくなりました。あとのことは人類統合軍に任せなさい】
「はい。マザー・イライザ」
イレーヌは素直に頷いた。
マザーの言う通りだと思ったのだ。
【あとはゆっくり休みなさい】
「はい。マザー・イライザ。それでは失礼します」
イレーヌは退出しようとした。
【イレーヌ】
「はい?」
名前を呼ばれて振り向く。
【……よく頑張りましたね。今回のことを胸に励みなさい】
「……はい」
イレーヌは頷いて今度こそ退出した。
廊下を歩くと足音が響いた。
思い出すのは長い黒髪に青い瞳のミュウ。自分とほとんど同い年ぐらいに見えた。実際そうだろう。彼女はケイトの幼馴染だと聞いた。
だが宇宙服もなしに宙に浮いて危険な力を使っていた。
マザーの言う通りミュウは危険だ。
滅ぼさなければいけない。
だというのに何で……。
「リリナ・アーリス・レイア」
名前をぽつりと呟く。
昔の地球 みたいな青い瞳が脳裏から消えない。
あの瞳の意思の強さ。
そこに憧れのような感情が一瞬浮かんだ。
マザーに作られた自分は一生マザーが望んだとおりの道を歩んでいく。だからこそ自由に宙をかけるあのミュウに憧れを抱いてしまったのだから。
(この感情はマザーには気づかれてはいけない)
イレーヌはその感情を奥深くへと沈め、表に出てこないようにした。
(ミュウは化け物で人類の敵よ)
そう言い聞かせる。
それにイレーヌはステーションに帰還するときに思ったのだ。
何年後か分からないがあのミュウにもう一度会う気がすると。
敵として再び戦うことになるだろうと
そう思ってイレーヌはステーションの廊下を歩いていった。
シャングリラとステーション。遠い地で二人の人間が同じことを思った。
もう一度会う気がする──と。
その願いはかなう。
宇宙ではなく、赤い地で再び二人は出会う。
【よく頑張りました。イレーヌ・クロスフィールド。あなたの活躍のおかげでミュウはあの星域からいなくなりました。あとのことは人類統合軍に任せなさい】
「はい。マザー・イライザ」
イレーヌは素直に頷いた。
マザーの言う通りだと思ったのだ。
【あとはゆっくり休みなさい】
「はい。マザー・イライザ。それでは失礼します」
イレーヌは退出しようとした。
【イレーヌ】
「はい?」
名前を呼ばれて振り向く。
【……よく頑張りましたね。今回のことを胸に励みなさい】
「……はい」
イレーヌは頷いて今度こそ退出した。
廊下を歩くと足音が響いた。
思い出すのは長い黒髪に青い瞳のミュウ。自分とほとんど同い年ぐらいに見えた。実際そうだろう。彼女はケイトの幼馴染だと聞いた。
だが宇宙服もなしに宙に浮いて危険な力を使っていた。
マザーの言う通りミュウは危険だ。
滅ぼさなければいけない。
だというのに何で……。
「リリナ・アーリス・レイア」
名前をぽつりと呟く。
昔の
あの瞳の意思の強さ。
そこに憧れのような感情が一瞬浮かんだ。
マザーに作られた自分は一生マザーが望んだとおりの道を歩んでいく。だからこそ自由に宙をかけるあのミュウに憧れを抱いてしまったのだから。
(この感情はマザーには気づかれてはいけない)
イレーヌはその感情を奥深くへと沈め、表に出てこないようにした。
(ミュウは化け物で人類の敵よ)
そう言い聞かせる。
それにイレーヌはステーションに帰還するときに思ったのだ。
何年後か分からないがあのミュウにもう一度会う気がすると。
敵として再び戦うことになるだろうと
そう思ってイレーヌはステーションの廊下を歩いていった。
シャングリラとステーション。遠い地で二人の人間が同じことを思った。
もう一度会う気がする──と。
その願いはかなう。
宇宙ではなく、赤い地で再び二人は出会う。
