主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第2章 8.一瞬の出会い
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シャングリラが小惑星帯を脱出して2時間後─。
後処理を終えたリリナはセレーネの部屋である月の間を訪れた。
「ずいぶん無茶をしましたね」
リリナはセレーネを睨んだ。
戦闘中だけじゃない。最後の戦艦からの攻撃を防いだときにセレーネとブルーの力を感じたのだ。限界だったリリナはそのおかげですべての攻撃を防ぐことができた。
「ごめんね?」
セレーネは苦笑する。
「あなたは無茶できる身体じゃないんですよ!?」
何か月もの深い眠りにつくほどに身体は限界だったセレーネ。それなのにリリナのために無茶をして攻撃を防いでしまった。
「分かっている。だけどあのまま見ていることなどできなかった……」
セレーネはリリナの頭をなでた。
「君が危機なのにただ寝ているだけよりずっといい。死んでも良いから助けたかった」
「セレーネの馬鹿……! 貴方が死んでしまったら私はどうすればいいんですか!?」
「君は立派なプロテクターだ。だから大丈夫」
「そうじゃない!」
セレーネは分かっていない。リリナがどれだけ彼女のことを大切に思っているのか。
どれだけ力を使わせて申し訳ないと思っているか。
「一緒に地球 へ行こうって約束したじゃないですか! だからもっと自分を大事にしてください」
強いプロテクターになりたい。そういう願いを持っているとはいえ、まだ15歳だ。
ぼたぼたと涙を流してしまう。
「だから…! だから…!」
「ごめん、ごめんね」
仲間が危機になったら同じことをするだろうと思いつつもセレーネはその涙をふいたのだった。
それから数十分後、リリナの涙はおさまった。
「おさまった?」
「はい」
目の前で泣いてしまったからかリリナの顔は少し赤い。
恥ずかしいところを見せてしまったと思っているのだ。
「ふふっ。まだ子供なんだなと認識したわ」
「……忘れてください」
リリナはますます真っ赤になる。
「いいじゃない。ところで身体は大丈夫」
「はい。大丈夫です。今回の戦闘はひやりとしたところがありました……」
そう言って見せるのは二の腕の部分。三度にわたる攻撃で一部かすったのだ。
「そうね。視ていたけれど、なかなかのパイロットのようね……」
「ええ……。そうですね」
思い出すのは視線が合った時に流れ込んできた憧れのような感情そして悔恨。
なぜあのパイロットはそのような感情を抱いたのかがいまだにわからない。
「不思議な感情を抱いていました。それに……」
「それに?」
「また会う気がします……」
「そう、世の中には不思議な縁でつながっている人もいるという。そのパイロットもそうなのかもしれないね」
「そうですね……」
(また会う気がする……)
そう心の中で思った。
後処理を終えたリリナはセレーネの部屋である月の間を訪れた。
「ずいぶん無茶をしましたね」
リリナはセレーネを睨んだ。
戦闘中だけじゃない。最後の戦艦からの攻撃を防いだときにセレーネとブルーの力を感じたのだ。限界だったリリナはそのおかげですべての攻撃を防ぐことができた。
「ごめんね?」
セレーネは苦笑する。
「あなたは無茶できる身体じゃないんですよ!?」
何か月もの深い眠りにつくほどに身体は限界だったセレーネ。それなのにリリナのために無茶をして攻撃を防いでしまった。
「分かっている。だけどあのまま見ていることなどできなかった……」
セレーネはリリナの頭をなでた。
「君が危機なのにただ寝ているだけよりずっといい。死んでも良いから助けたかった」
「セレーネの馬鹿……! 貴方が死んでしまったら私はどうすればいいんですか!?」
「君は立派なプロテクターだ。だから大丈夫」
「そうじゃない!」
セレーネは分かっていない。リリナがどれだけ彼女のことを大切に思っているのか。
どれだけ力を使わせて申し訳ないと思っているか。
「一緒に
強いプロテクターになりたい。そういう願いを持っているとはいえ、まだ15歳だ。
ぼたぼたと涙を流してしまう。
「だから…! だから…!」
「ごめん、ごめんね」
仲間が危機になったら同じことをするだろうと思いつつもセレーネはその涙をふいたのだった。
それから数十分後、リリナの涙はおさまった。
「おさまった?」
「はい」
目の前で泣いてしまったからかリリナの顔は少し赤い。
恥ずかしいところを見せてしまったと思っているのだ。
「ふふっ。まだ子供なんだなと認識したわ」
「……忘れてください」
リリナはますます真っ赤になる。
「いいじゃない。ところで身体は大丈夫」
「はい。大丈夫です。今回の戦闘はひやりとしたところがありました……」
そう言って見せるのは二の腕の部分。三度にわたる攻撃で一部かすったのだ。
「そうね。視ていたけれど、なかなかのパイロットのようね……」
「ええ……。そうですね」
思い出すのは視線が合った時に流れ込んできた憧れのような感情そして悔恨。
なぜあのパイロットはそのような感情を抱いたのかがいまだにわからない。
「不思議な感情を抱いていました。それに……」
「それに?」
「また会う気がします……」
「そう、世の中には不思議な縁でつながっている人もいるという。そのパイロットもそうなのかもしれないね」
「そうですね……」
(また会う気がする……)
そう心の中で思った。
