主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第2章 8.一瞬の出会い
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しばらくすると女の人はデータを出してきた。
「やっぱり今回だけ波形が乱れているのね……」
いくつか見比べるとそんなことが分かった。
(いつもとは違う波形……。早まった障害。もしマザー・イライザの予想通り、ミュウが絡んでいるとしたら……)
「なにかここ3~4時間でこの宙域でおかしなことはなかった?」
コントロールルームのメンバーに訊くと全員黙り込んだ。
やがて沈黙を破るように黒髪の男性が手を上げた。
「3時間前のことです。一瞬だけこの宙域の電波が何かに遮られていたのです。ただすぐに障害が始まったのでその予兆かなと思ったのですが……」
「そう。見せてもらえる?」
見せてもらうと一瞬だけ確かに一瞬だけ電波が遮られている。
施設長はおろおろとあたりを見回すだけだ。
(なるほど。これは……疑った方が良いのかもしれない)
イレーヌはどうすればいいのかを考えた。
「ふむ。ありがとう」
モニターから目を離す。
「施設長。私はマザーの命によりこの宙域に異変がないか見に来た。このことはマザーに報告させてもらうがいいか?」
「は、はい……」
施設長はこくこくと頷く。
(こいつは駄目だな……)
ずいぶん年下の小娘相手に頷くだけになっているとこいつは駄目だなと冷めた目でイレーヌは見てしまう。
「通信装置を借ります」
一言だけ断ってマザーに連絡をする。
ヴェルタβでの異変とミュウの疑いがあることを。
(これで動いてくれればいいんだけど……)
近くの宙域からここまでどんなに早く動いても1時間ちょっとはかかる。
それまでに援軍は間に合うか。
祈る思いでイレーヌはモニターを見つめた。
「やっぱり今回だけ波形が乱れているのね……」
いくつか見比べるとそんなことが分かった。
(いつもとは違う波形……。早まった障害。もしマザー・イライザの予想通り、ミュウが絡んでいるとしたら……)
「なにかここ3~4時間でこの宙域でおかしなことはなかった?」
コントロールルームのメンバーに訊くと全員黙り込んだ。
やがて沈黙を破るように黒髪の男性が手を上げた。
「3時間前のことです。一瞬だけこの宙域の電波が何かに遮られていたのです。ただすぐに障害が始まったのでその予兆かなと思ったのですが……」
「そう。見せてもらえる?」
見せてもらうと一瞬だけ確かに一瞬だけ電波が遮られている。
施設長はおろおろとあたりを見回すだけだ。
(なるほど。これは……疑った方が良いのかもしれない)
イレーヌはどうすればいいのかを考えた。
「ふむ。ありがとう」
モニターから目を離す。
「施設長。私はマザーの命によりこの宙域に異変がないか見に来た。このことはマザーに報告させてもらうがいいか?」
「は、はい……」
施設長はこくこくと頷く。
(こいつは駄目だな……)
ずいぶん年下の小娘相手に頷くだけになっているとこいつは駄目だなと冷めた目でイレーヌは見てしまう。
「通信装置を借ります」
一言だけ断ってマザーに連絡をする。
ヴェルタβでの異変とミュウの疑いがあることを。
(これで動いてくれればいいんだけど……)
近くの宙域からここまでどんなに早く動いても1時間ちょっとはかかる。
それまでに援軍は間に合うか。
祈る思いでイレーヌはモニターを見つめた。
