主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第2章 6.研究所跡
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そのころシロエとリオは焦っていた。
この施設のとんでもない研究が判明したからだ。
《まさか人工的にタイプ・ブルーを作り出すだなんて!》
「しかもそれがジョミーたちに対抗するためだけに生みだされるだなんて! 非人道的過ぎる。だから機械は嫌なんだ!」
シロエが叫ぶ。
彼らは調べ物がすんだ後、ジョミーの後を追って地下通路を進んでいた。
《全くです。人工的に生み出すだなんて言語道断! しかもそのために犠牲になったミュウの子供たちの数が……》
「あいつらはミュウの命を何とも思っていないんだ……」
シロエがぽつりとつぶやく。
「犠牲になった子供たちは50人以上いた。きっと何の感情も感じずに使いつぶしたんだろうな…!」
《シロエ…》
憤りを感じているシロエの名前をリオは呟く。
「とにかくジョミーの後を追わなきゃ。さっきのコンピューターにはここに人がいた形跡があった。この非人道的な研究をした研究者の形跡が。しかも出て行った形跡がなかった…」
《待ってください! 出て行った形跡がなかったって言っていましたよね? ってことはここにその研究者がいるんじゃ…》
リオはシロエの言葉に真っ青になった。
「ジョミーと対峙しているかもってことか!」
シロエが気づく。やはり自分は焦っていたらしい。
「早く行こう!」
《ええ!》
二人は地下通路を急いで駆けていった。
(ジョミー! 無事でいてください…!)
立派なソルジャーになったジョミーだがリオ個人としては彼を案じていた。
調べたところによると対峙している科学者は危険でくるっている人物なのだ。それにジョミーに執着している。
おそらく役には立たないかもしれないが、無事を確認したい。その一心で廊下を走った。
この施設のとんでもない研究が判明したからだ。
《まさか人工的にタイプ・ブルーを作り出すだなんて!》
「しかもそれがジョミーたちに対抗するためだけに生みだされるだなんて! 非人道的過ぎる。だから機械は嫌なんだ!」
シロエが叫ぶ。
彼らは調べ物がすんだ後、ジョミーの後を追って地下通路を進んでいた。
《全くです。人工的に生み出すだなんて言語道断! しかもそのために犠牲になったミュウの子供たちの数が……》
「あいつらはミュウの命を何とも思っていないんだ……」
シロエがぽつりとつぶやく。
「犠牲になった子供たちは50人以上いた。きっと何の感情も感じずに使いつぶしたんだろうな…!」
《シロエ…》
憤りを感じているシロエの名前をリオは呟く。
「とにかくジョミーの後を追わなきゃ。さっきのコンピューターにはここに人がいた形跡があった。この非人道的な研究をした研究者の形跡が。しかも出て行った形跡がなかった…」
《待ってください! 出て行った形跡がなかったって言っていましたよね? ってことはここにその研究者がいるんじゃ…》
リオはシロエの言葉に真っ青になった。
「ジョミーと対峙しているかもってことか!」
シロエが気づく。やはり自分は焦っていたらしい。
「早く行こう!」
《ええ!》
二人は地下通路を急いで駆けていった。
(ジョミー! 無事でいてください…!)
立派なソルジャーになったジョミーだがリオ個人としては彼を案じていた。
調べたところによると対峙している科学者は危険でくるっている人物なのだ。それにジョミーに執着している。
おそらく役には立たないかもしれないが、無事を確認したい。その一心で廊下を走った。