主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第2章 6.研究所跡
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地下通路を降りていったジョミーは入り組んだ通路を歩いていた。
普通なら迷いそうだが、声の聞こえる方を頼りにして歩いていく。
《君たちは誰だい?》
一度ジョミーはテレパシーで発してみた。
呼びかけているのは仲間なのではないかと思ったからだ。
《あたしたち?》
《あたしたちはだれでもない》
そう声は言った。
《誰でもないって……》
ジョミーは誰でもないと言われて困惑した。
一体、声の主たちは何を望んでいるのだろう。
今のところ分かるのは声の主が幼い子供でしかも女の子だということだ。それもすべて声から判断したこと。
「ここに来た時から呼ばれている気はしていたけど……。なんで僕なんだろう」
ぶつぶつ呟きながら歩いていく。
「ここか……」
ジョミーはある部屋の前で立ち止まった。
声はここから聞こえるのだ。
部屋のパネルにさっきと同じパスワードを打ち込むと部屋のドアが開いた。
意を決して中に踏み込む。
「これは……!」
ジョミーは驚愕した。
中には巨大なゆりかごみたいなものがあった。
そこに双子の赤ん坊が寝かされていた。
《僕を呼んだのは君たち……?》
そうジョミーは呼びかける。
《うん、そう……》
双子の片割れが頷く。
ジョミーはまじまじと彼女たちを見た。
彼女たちは生後1年ほどの青い髪に翡翠の瞳の少女だった。
《あなたはだれ……?》
《僕はジョミー。君たちはミュウ?》
《ミュウ? こういったちからをもつひとをそういうのならそうかも》
もう片方の片割れが言った。
《あたしたちはうまれたときからここにいるから……》
うまれたとき。生まれたときからこの部屋にいるということは何のために?
絶対にろくでもないことに違いないとジョミーは思った。
《ミュウってこういったちからのことをいうんでしょ?》
そういって双子のうちの一人が外のものを動かす。
動かす彼女を包むオーラは青色だった。
「タイプ・ブルー……!」
ジョミーは驚く。
自分とブルー、セレーネとリリナしかもっていないはずのオーラを彼女たちが持っている。
そのことに驚くとともにどこかその力が変だと思った。
自分の手を見つめる。やがて青いオーラが自分を包む。
《やっぱりあたしたちのとはちがう……》
《ほんものはちがう……》
双子が言った。
「本物……?」
ジョミーは言われたことがよく分からなかった。
本物とはどういうことだ。
ミュウの力に本物とか偽物とかがあるのか。
「それはね。そいつらは人工的に創られたタイプ・ブルーだからだよ」
普通なら迷いそうだが、声の聞こえる方を頼りにして歩いていく。
《君たちは誰だい?》
一度ジョミーはテレパシーで発してみた。
呼びかけているのは仲間なのではないかと思ったからだ。
《あたしたち?》
《あたしたちはだれでもない》
そう声は言った。
《誰でもないって……》
ジョミーは誰でもないと言われて困惑した。
一体、声の主たちは何を望んでいるのだろう。
今のところ分かるのは声の主が幼い子供でしかも女の子だということだ。それもすべて声から判断したこと。
「ここに来た時から呼ばれている気はしていたけど……。なんで僕なんだろう」
ぶつぶつ呟きながら歩いていく。
「ここか……」
ジョミーはある部屋の前で立ち止まった。
声はここから聞こえるのだ。
部屋のパネルにさっきと同じパスワードを打ち込むと部屋のドアが開いた。
意を決して中に踏み込む。
「これは……!」
ジョミーは驚愕した。
中には巨大なゆりかごみたいなものがあった。
そこに双子の赤ん坊が寝かされていた。
《僕を呼んだのは君たち……?》
そうジョミーは呼びかける。
《うん、そう……》
双子の片割れが頷く。
ジョミーはまじまじと彼女たちを見た。
彼女たちは生後1年ほどの青い髪に翡翠の瞳の少女だった。
《あなたはだれ……?》
《僕はジョミー。君たちはミュウ?》
《ミュウ? こういったちからをもつひとをそういうのならそうかも》
もう片方の片割れが言った。
《あたしたちはうまれたときからここにいるから……》
うまれたとき。生まれたときからこの部屋にいるということは何のために?
絶対にろくでもないことに違いないとジョミーは思った。
《ミュウってこういったちからのことをいうんでしょ?》
そういって双子のうちの一人が外のものを動かす。
動かす彼女を包むオーラは青色だった。
「タイプ・ブルー……!」
ジョミーは驚く。
自分とブルー、セレーネとリリナしかもっていないはずのオーラを彼女たちが持っている。
そのことに驚くとともにどこかその力が変だと思った。
自分の手を見つめる。やがて青いオーラが自分を包む。
《やっぱりあたしたちのとはちがう……》
《ほんものはちがう……》
双子が言った。
「本物……?」
ジョミーは言われたことがよく分からなかった。
本物とはどういうことだ。
ミュウの力に本物とか偽物とかがあるのか。
「それはね。そいつらは人工的に創られたタイプ・ブルーだからだよ」