主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第2章 6.研究所跡
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「どうしても行くの? 兄さん」
廊下でリリナはジョミーに声をかけた。
あの後、ハーレイが頷いたことでジョミーは補給部隊に加わることになった。
オレステスに降りられるとなってジョミーはさっきから上機嫌だ。
「うん。うまく言えないけど誰かが呼んでいる気がするんだ」
「誰かって?」
リリナにはその声は聞こえない。
ただ胸の奥がざわざわとしていて、それが彼女に予感を与えた。
嫌な予感だ。きっと何かがあの星で起こる。
「……分からない。ただ何があっても行かなければいけない。そんな気がするんだ」
「それは予知なの?」
「さあ? 予知なら君の方が得意だろ」
確かに予知の精度はリリナの方が上だ。
だが……
「潜在能力で言うなら兄さんの方が上なはずよ。だから私にも感じられない何かを感じることができるのよ。それか呼ばれている。必要とされているのはきっと兄さんだからかもね」
「呼ばれているのは僕。か……」
ジョミーとしてはそっちの方が可能性として高いと思っている。
(リリナは呼ばれているのは僕だといった。だとしたら誰が何のために?)
ジョミーはそこが気になった。
「そこにいたんですか。ピーターパン」
「シロエ……」
そんな彼を物思いから浮上させたのはシロエの声だった。
「僕も補給部隊に加わることになりました。あなたが心配だったので」
まあリオがいるから大丈夫だとは思いますけど。
シロエはそう付け加えた。
「シロエが? よくハーレイが許したね」
「ええ。あなたを一人にしてはいけないと思ったので無理を言って頼み込みました。力の面ではあなたにかなうミュウはいないでしょうけど、それでも一人にしてはいけないと僕の勘がいうので」
「なるほど。ミュウの勘というやつね。兄さんのこと頼むわね」
「了解です。ピーターパンは一人で突っ走っていきそうですからね」
そうシロエは笑った。
「あのさ……」
「なんですか? ピーターパン」
「そのピーターパンっていうのやめない?」
確かにピーターパンかなって言ったのは自分だがここまで引っ張られるとは思わなかったのだ。
「了解です。ピーターパン」
「シロエ~……」
「嘘です。ジョミー」
シロエが名前を呼ぶとジョミーは満足そうに微笑んだ。
廊下でリリナはジョミーに声をかけた。
あの後、ハーレイが頷いたことでジョミーは補給部隊に加わることになった。
オレステスに降りられるとなってジョミーはさっきから上機嫌だ。
「うん。うまく言えないけど誰かが呼んでいる気がするんだ」
「誰かって?」
リリナにはその声は聞こえない。
ただ胸の奥がざわざわとしていて、それが彼女に予感を与えた。
嫌な予感だ。きっと何かがあの星で起こる。
「……分からない。ただ何があっても行かなければいけない。そんな気がするんだ」
「それは予知なの?」
「さあ? 予知なら君の方が得意だろ」
確かに予知の精度はリリナの方が上だ。
だが……
「潜在能力で言うなら兄さんの方が上なはずよ。だから私にも感じられない何かを感じることができるのよ。それか呼ばれている。必要とされているのはきっと兄さんだからかもね」
「呼ばれているのは僕。か……」
ジョミーとしてはそっちの方が可能性として高いと思っている。
(リリナは呼ばれているのは僕だといった。だとしたら誰が何のために?)
ジョミーはそこが気になった。
「そこにいたんですか。ピーターパン」
「シロエ……」
そんな彼を物思いから浮上させたのはシロエの声だった。
「僕も補給部隊に加わることになりました。あなたが心配だったので」
まあリオがいるから大丈夫だとは思いますけど。
シロエはそう付け加えた。
「シロエが? よくハーレイが許したね」
「ええ。あなたを一人にしてはいけないと思ったので無理を言って頼み込みました。力の面ではあなたにかなうミュウはいないでしょうけど、それでも一人にしてはいけないと僕の勘がいうので」
「なるほど。ミュウの勘というやつね。兄さんのこと頼むわね」
「了解です。ピーターパンは一人で突っ走っていきそうですからね」
そうシロエは笑った。
「あのさ……」
「なんですか? ピーターパン」
「そのピーターパンっていうのやめない?」
確かにピーターパンかなって言ったのは自分だがここまで引っ張られるとは思わなかったのだ。
「了解です。ピーターパン」
「シロエ~……」
「嘘です。ジョミー」
シロエが名前を呼ぶとジョミーは満足そうに微笑んだ。