主人公の設定です。人類側とミュウ側のW主人公。
第2章 5.別れそして新たな道
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「ちょっと! それどういうこと!? 聞いていないよ!!」
ケイトが詰め寄ってくる。
「うん、やっとマザー・イライザの許可が出たから……。ローザ・ゴスウェルのことを知っているだろう? 彼女と話し合って結婚することになったんだ」
「でもせっかくのメンバーズへの道を捨てるだなんて……。ハリーなら楽勝なのに……」
ケイトは口を尖らす。
「でも決めたから。僕は思い出したんだ。幼いころに何を思っていたのか」
「幼いころの夢ってなんだっけ……?」
「それは内緒」
ハリーはウインクした。
(でもリリナなら笑って聞いてくれる気がするんだよなあ……。それにかなってよかったねって微笑んでくれそう)
アタラクシアで別れた幼馴染のことをハリーは思い出す。あの黒髪の幼馴染はそんな人物だった。
「ハリーはリリナになら話したと思う?」
「そうかも、しれない……」
「もういい! 勝手に決めるハリーなんか知らない!」
「ケイト!」
ケイトは駆け出して行ってしまった。
「ケイト……」
「リリナとはリリナ・アーリス・レイアのこと?」
「あ、ああ。話したっけ?」
ハリーの疑問にイレーヌは頷いた。
「彼女はどんな人?」
「珍しいね、興味を持つなんて。彼女は明るくて朝焼けみたいな人。僕の子供っぽい夢を素敵ねって笑って聞いてくれた人だよ。そしてかなうといいねって。彼女の兄貴分もそんなところがあった……」
「そう……」
イレーヌは何か考え込んでいるようだった。
(朝焼けか……)
すんだ彼女の青い瞳を思い出す。かつて地球 に存在していたという海のような青。瞳がきらきらと明るく輝いていた。
(今の私にはないものだ……)
一瞬イレーヌの頭のあこがれのようなものがよぎる。
(まさかあこがれだなんて……。マザーに作られた私にはそんなもの……)
その憧れを振り払う。
「それで、イレーヌはどう思う? 僕の結婚について」
「それはマザーの許可を得ているのよね?」
「もちろん。じゃないとここにいないだろう?」
おどけてハリーは言った。
「なら、こういう時はおめでとう、というべきなのかしら?」
首をかしげながらいうとハリーは嬉しそうな顔をした。
「そう言ってもらえてうれしいよ。イレーヌ」
その笑みはイレーヌの頭の中にいつまでも残った。
ケイトが詰め寄ってくる。
「うん、やっとマザー・イライザの許可が出たから……。ローザ・ゴスウェルのことを知っているだろう? 彼女と話し合って結婚することになったんだ」
「でもせっかくのメンバーズへの道を捨てるだなんて……。ハリーなら楽勝なのに……」
ケイトは口を尖らす。
「でも決めたから。僕は思い出したんだ。幼いころに何を思っていたのか」
「幼いころの夢ってなんだっけ……?」
「それは内緒」
ハリーはウインクした。
(でもリリナなら笑って聞いてくれる気がするんだよなあ……。それにかなってよかったねって微笑んでくれそう)
アタラクシアで別れた幼馴染のことをハリーは思い出す。あの黒髪の幼馴染はそんな人物だった。
「ハリーはリリナになら話したと思う?」
「そうかも、しれない……」
「もういい! 勝手に決めるハリーなんか知らない!」
「ケイト!」
ケイトは駆け出して行ってしまった。
「ケイト……」
「リリナとはリリナ・アーリス・レイアのこと?」
「あ、ああ。話したっけ?」
ハリーの疑問にイレーヌは頷いた。
「彼女はどんな人?」
「珍しいね、興味を持つなんて。彼女は明るくて朝焼けみたいな人。僕の子供っぽい夢を素敵ねって笑って聞いてくれた人だよ。そしてかなうといいねって。彼女の兄貴分もそんなところがあった……」
「そう……」
イレーヌは何か考え込んでいるようだった。
(朝焼けか……)
すんだ彼女の青い瞳を思い出す。かつて
(今の私にはないものだ……)
一瞬イレーヌの頭のあこがれのようなものがよぎる。
(まさかあこがれだなんて……。マザーに作られた私にはそんなもの……)
その憧れを振り払う。
「それで、イレーヌはどう思う? 僕の結婚について」
「それはマザーの許可を得ているのよね?」
「もちろん。じゃないとここにいないだろう?」
おどけてハリーは言った。
「なら、こういう時はおめでとう、というべきなのかしら?」
首をかしげながらいうとハリーは嬉しそうな顔をした。
「そう言ってもらえてうれしいよ。イレーヌ」
その笑みはイレーヌの頭の中にいつまでも残った。
