エドガーの妹です。たった一人の家族のことをとても大事に思ってます。
もう一つの物語 目覚めへの始まり
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3.さがすもの
ミスティアにはどうやら二人の子供がいるらしい。百年の眠りにつくまえに妖精によって眠りにつかされていたらしい。
だからもし眠りから覚めていなければ生きているはずだ。とミスティアは言う。
「娘が眠りについた場所はどこなの?」
キャロラインは訊いた。
ミスティアは一枚の紙をキャロラインに差し出した。
「クルラホーンの住処の隣でオンディーヌの住処の近く。天頂に月がのぼるころ、ピクシーの輪の中へ。さすれば扉が開かれる」
紙にはそう書かれていた。
「私はロンドンに詳しいわけじゃないからこの場所を調べてほしいの」
しかし調べるにしてもキャロラインには紙に書かれている意味が分からない。
「リディア」
キャロラインはリディアに紙を渡した。
「クルラホーンは酒蔵を住処にする妖精ね……」
「オンディーヌは?」
「オンディーヌは水の精霊。水辺にいることが多いわ。次のピクシーの輪だけどこれは本物のピクシーの輪ではなくて円状になっているもののことだと思うのよね」
「水辺の近くで酒蔵の隣を探せばいいのか……」
エドガーが呟く。
「条件が絞られてきたわね。でも今日は遅いからリディアは帰った方がいいと思うわ」
「そうさせてもらうわ」
リディアは頷いて帰った。
キャロラインはミスティアとクリスティナに泊まるように言った後、自室へと引っ込んだ
ミスティアにはどうやら二人の子供がいるらしい。百年の眠りにつくまえに妖精によって眠りにつかされていたらしい。
だからもし眠りから覚めていなければ生きているはずだ。とミスティアは言う。
「娘が眠りについた場所はどこなの?」
キャロラインは訊いた。
ミスティアは一枚の紙をキャロラインに差し出した。
「クルラホーンの住処の隣でオンディーヌの住処の近く。天頂に月がのぼるころ、ピクシーの輪の中へ。さすれば扉が開かれる」
紙にはそう書かれていた。
「私はロンドンに詳しいわけじゃないからこの場所を調べてほしいの」
しかし調べるにしてもキャロラインには紙に書かれている意味が分からない。
「リディア」
キャロラインはリディアに紙を渡した。
「クルラホーンは酒蔵を住処にする妖精ね……」
「オンディーヌは?」
「オンディーヌは水の精霊。水辺にいることが多いわ。次のピクシーの輪だけどこれは本物のピクシーの輪ではなくて円状になっているもののことだと思うのよね」
「水辺の近くで酒蔵の隣を探せばいいのか……」
エドガーが呟く。
「条件が絞られてきたわね。でも今日は遅いからリディアは帰った方がいいと思うわ」
「そうさせてもらうわ」
リディアは頷いて帰った。
キャロラインはミスティアとクリスティナに泊まるように言った後、自室へと引っ込んだ