エドガーの妹です。たった一人の家族のことをとても大事に思ってます。
もう一つの物語 甘い罠に気を付けて
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それから二日後、ミスティアとクリスティナは大きな荷物を持っていた。
「ここから出ていくのかい?」
ネフィレスが訊いた。
「ええ。キャロラインの所に行くの」
ミスティアが答えた。
「彼女のところに行って何をするつもりだい?」
フィリアスが訊いた。
「彼女の憂いを解くのよ」
「ティナの言う通りよ。グラン・フォルスは怖いものじゃないって教えてあげるの。それにあの子たちにも会いたいし……」
後半は呟くようだった。
「そうか……。なら、これを」
ネフィレスが渡してきたのは二ふりの剣だった。
青騎士伯爵のメロウの剣に似ている。
それぞれの柄にエメラルドとトパーズがはめ込まれている。
「これはリュヌとエトワール……」
ミスティアが呟いた。
「必要だろ?」
「ええ。そうね」
ミスティアは頷くとエトワールを受け取った。エメラルドがはめ込まれている剣だ。
クリスティナはリュヌを受け取った。トパーズがはめ込まれている剣だ。
「それではいくわね。」
そう言って二人は白い塔を出て行った。
ここから本当の意味で物語が動き出すことになる。
【甘い罠に気をつけて編 END】
「ここから出ていくのかい?」
ネフィレスが訊いた。
「ええ。キャロラインの所に行くの」
ミスティアが答えた。
「彼女のところに行って何をするつもりだい?」
フィリアスが訊いた。
「彼女の憂いを解くのよ」
「ティナの言う通りよ。グラン・フォルスは怖いものじゃないって教えてあげるの。それにあの子たちにも会いたいし……」
後半は呟くようだった。
「そうか……。なら、これを」
ネフィレスが渡してきたのは二ふりの剣だった。
青騎士伯爵のメロウの剣に似ている。
それぞれの柄にエメラルドとトパーズがはめ込まれている。
「これはリュヌとエトワール……」
ミスティアが呟いた。
「必要だろ?」
「ええ。そうね」
ミスティアは頷くとエトワールを受け取った。エメラルドがはめ込まれている剣だ。
クリスティナはリュヌを受け取った。トパーズがはめ込まれている剣だ。
「それではいくわね。」
そう言って二人は白い塔を出て行った。
ここから本当の意味で物語が動き出すことになる。
【甘い罠に気をつけて編 END】