エドガーの妹です。たった一人の家族のことをとても大事に思ってます。
もう一つの物語 あいつは優雅な大悪党
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「キャロライン」
キャロラインは声をかけられて顔をあげた。
「お兄さま……。」
兄のエドガーだった。
「力が発動したんだね……。」
死体の山をみて悟ったのだろう。
「ええ。私、怖くてたまらない。この力がお兄さまやシエル、クロウ、アーミンやレイヴンを殺すんじゃないかと思うと怖いの……。」
「怖がることはない。今までその力が僕たちを殺したことはないじゃないか。それはきみが僕たちを殺したくないと思っているからだよ。」
「エドガーさまの言う通りですよ。キャロラインさま。」
シエルも頷いた。
「ありがとう……。」
キャロラインはそう呟いたのだった。
しばらくして立ち直るとキャロラインは重大なことに気が付いた。
「お兄さま、リディアとアーミンは?」
「実は……」
それから5分後
「なんですってーー⁉︎」
キャロラインの叫びが響いたのだった。
「信じられない!アーミンとリディアがハスクリーに捕まるなんて!それにカールトン教授まで捕まっているなんて! この馬鹿兄!」
罵っても意味がないとわかりながらも言わずにはいられなかった。
「油断したよ。」
エドガーは苦虫を噛み潰したような顔をした。その顔を見るとこのことは彼にとっても想定外だということが分かる。
「で、どうするの?」
策はあるのだろうと兄を見る。
「決まってるよ。奴らを城の中で待ち伏せる。鍵もあるしね。」
「そうね。やられっぱなしはいやだものね。」
キャロラインは頷いた。
「ところで、“スパンキーのゆりかご”はみつかったの?」
「ああ。“月夜にピクシーとダンス”もね。」
「話が早いわ。」
「さあ、行こう。奴らに見つからないようにしないとね。」
エドガーとキャロラインはその場を立ち去った。
ハスクリーを待ち伏せするために。
カチャリ
鍵が開く音がして城の扉が開く。
キャロラインたちはハスクリーたちの追撃を掻い潜り城へとやってきていた。
「ここね?」
「ああ。ここが外壁に扉の絵が描かれていた部屋だ。奴らはここにくる。隠れよう。」
2人は奥の階段に姿を消すことにした。
キャロラインは声をかけられて顔をあげた。
「お兄さま……。」
兄のエドガーだった。
「力が発動したんだね……。」
死体の山をみて悟ったのだろう。
「ええ。私、怖くてたまらない。この力がお兄さまやシエル、クロウ、アーミンやレイヴンを殺すんじゃないかと思うと怖いの……。」
「怖がることはない。今までその力が僕たちを殺したことはないじゃないか。それはきみが僕たちを殺したくないと思っているからだよ。」
「エドガーさまの言う通りですよ。キャロラインさま。」
シエルも頷いた。
「ありがとう……。」
キャロラインはそう呟いたのだった。
しばらくして立ち直るとキャロラインは重大なことに気が付いた。
「お兄さま、リディアとアーミンは?」
「実は……」
それから5分後
「なんですってーー⁉︎」
キャロラインの叫びが響いたのだった。
「信じられない!アーミンとリディアがハスクリーに捕まるなんて!それにカールトン教授まで捕まっているなんて! この馬鹿兄!」
罵っても意味がないとわかりながらも言わずにはいられなかった。
「油断したよ。」
エドガーは苦虫を噛み潰したような顔をした。その顔を見るとこのことは彼にとっても想定外だということが分かる。
「で、どうするの?」
策はあるのだろうと兄を見る。
「決まってるよ。奴らを城の中で待ち伏せる。鍵もあるしね。」
「そうね。やられっぱなしはいやだものね。」
キャロラインは頷いた。
「ところで、“スパンキーのゆりかご”はみつかったの?」
「ああ。“月夜にピクシーとダンス”もね。」
「話が早いわ。」
「さあ、行こう。奴らに見つからないようにしないとね。」
エドガーとキャロラインはその場を立ち去った。
ハスクリーを待ち伏せするために。
カチャリ
鍵が開く音がして城の扉が開く。
キャロラインたちはハスクリーたちの追撃を掻い潜り城へとやってきていた。
「ここね?」
「ああ。ここが外壁に扉の絵が描かれていた部屋だ。奴らはここにくる。隠れよう。」
2人は奥の階段に姿を消すことにした。