エドガーの妹です。たった一人の家族のことをとても大事に思ってます。
もう一つの物語 恋人は幽霊
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ヘイスティングズは夏の盛りが過ぎていたようだった。
あの後3名行方不明としてコリンズ家の火事は処理された。
コリンズ夫人も元に戻るだろうということだった。
「砦はとりあえず守れたのかな……?」
キャロラインは部屋の中でミスティアとクリスティナに訊く。
「一部崩れたからどうなっているかは分からないけどね……」
「うん、でもプリンスの計画としては失敗だったはずよ」
「そう……」
キャロラインは頷くと外を見た。
彼女はどうしてセルキーたちに自分の声が届いたのだろうかと思った。あの時は声を張り上げれば届くと思ったのだ。
「私は一体……」
その様子を見ながら真剣な顔でクリスティナとミスティアが話し合っていた。
「『目覚め』は近いわね……」
「まだ心理的要素で拒否しているけど……。きっかけさえあれば『目覚める』と思う。だけどそれがいいことなのかは……」
「あの子のようにはしたくないわね……」
「ええ、そうね」
ミスティアとクリスティナは頷いた。
「まあ、いいか。お姉さま方、外に出ない?」
あっさりと考えるのをやめたキャロラインはくるりと振り向いた。
「ええ、いいわよ。エドガーとリディアも出かけているしね……」
「ふふっ。外で会えたら話しかけよう」
年頃の少女っぽい顔でキャロラインは笑ったのだった。
【恋人は幽霊編 END】
あの後3名行方不明としてコリンズ家の火事は処理された。
コリンズ夫人も元に戻るだろうということだった。
「砦はとりあえず守れたのかな……?」
キャロラインは部屋の中でミスティアとクリスティナに訊く。
「一部崩れたからどうなっているかは分からないけどね……」
「うん、でもプリンスの計画としては失敗だったはずよ」
「そう……」
キャロラインは頷くと外を見た。
彼女はどうしてセルキーたちに自分の声が届いたのだろうかと思った。あの時は声を張り上げれば届くと思ったのだ。
「私は一体……」
その様子を見ながら真剣な顔でクリスティナとミスティアが話し合っていた。
「『目覚め』は近いわね……」
「まだ心理的要素で拒否しているけど……。きっかけさえあれば『目覚める』と思う。だけどそれがいいことなのかは……」
「あの子のようにはしたくないわね……」
「ええ、そうね」
ミスティアとクリスティナは頷いた。
「まあ、いいか。お姉さま方、外に出ない?」
あっさりと考えるのをやめたキャロラインはくるりと振り向いた。
「ええ、いいわよ。エドガーとリディアも出かけているしね……」
「ふふっ。外で会えたら話しかけよう」
年頃の少女っぽい顔でキャロラインは笑ったのだった。
【恋人は幽霊編 END】
