エドガーの妹です。たった一人の家族のことをとても大事に思ってます。
もう一つの物語 恋人は幽霊
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晩餐会はキャロラインにとって気まずいものだった。
リディアの姿をしたテリーサがエドガー以外の三人に声をかけるからだ。
それもそのはず兄がテリーサのことを無視しているからその当てつけにあからさまに媚び始めているからだ。
キャロラインはリディアならしない仕草に気まずい思いをし、そちらを見ないようにしていた。
ミスティアとクリスティナも気まずいようで少し視線をそらしていた。
しかもドレスの選択も彼女ならしない派手なローズレッドで香水までつけている。
(リディアならしないんだけどな……)
彼女はほのかなカモミールでキャロラインは好ましい匂いだと感じていた。それが感じられず少し残念に思った。
(それにしても……。お兄さまはオスカーが気になるのかしら?)
先ほどから彼にばかり話しかけている。
確かに気になる存在だ。
アメリカから来たコリンズ夫人の甥。何かないか確認するのも手だろう。
ミスティアとクリスティナはどう思っているのかと視線を向けると彼女たちはテリーサを見つめていた。
それだけでなく、時々意味ありげにお互いの視線を交わしあっていた。
(テリーサねえ……)
その視線につられてキャロラインも彼女を見た。
相変わらず三人に話しかけている。
(よみがえった娘、テリーサ……。彼女は本当にテリーサなのかしら?)
ふとそんな疑問が湧き出た。
「晩餐会、ちょっと気まずい思いをしたわね」
ミスティアが部屋に戻るとくすくすと笑いながら言った。
「ミスティアお姉さま、笑い事じゃないわ。まあ普段リディアならしないことをしているのでちょっと気まずい思いをしたけれど……」
キャロラインは苦笑した。
「そう、ね。でもあのリディアについているの本当にテリーサなのかしら……」
クリスティナが言った。
「確かに降霊術でテリーサ本人が降りてきたより、あらかじめ用意していた霊魂にテリーサだと思い込ませる方が確実ね……」
ミスティアの言葉にキャロラインは嫌悪感で顔をしかめる。
「あらかじめ用意していた霊魂? つまり殺人をしているってわけね。組織のやりそうなことだわ」
プリンスの計画のうちに入っていてもおかしくはない。
ただリディアに憑くことになったのは想定外なはずだ。
(まだ大丈夫……)
キャロラインは自分に言い聞かせた。
「やっぱりそう思うのね。問題はあれがテリーサじゃないとしたら誰かってことよ」
「降霊会が開催される前に殺された人間を調べるべきね」
「そうね、お兄さまにいって……」
キャロラインが言いかけた時だった。
激しい物音とともに悲鳴が聞こえた。
「なにかしら?」
キャロラインは首を傾げた。
「行ってみましょう」
ミスティアに促されて悲鳴が聞こえたところまで向かった。
リディアの姿をしたテリーサがエドガー以外の三人に声をかけるからだ。
それもそのはず兄がテリーサのことを無視しているからその当てつけにあからさまに媚び始めているからだ。
キャロラインはリディアならしない仕草に気まずい思いをし、そちらを見ないようにしていた。
ミスティアとクリスティナも気まずいようで少し視線をそらしていた。
しかもドレスの選択も彼女ならしない派手なローズレッドで香水までつけている。
(リディアならしないんだけどな……)
彼女はほのかなカモミールでキャロラインは好ましい匂いだと感じていた。それが感じられず少し残念に思った。
(それにしても……。お兄さまはオスカーが気になるのかしら?)
先ほどから彼にばかり話しかけている。
確かに気になる存在だ。
アメリカから来たコリンズ夫人の甥。何かないか確認するのも手だろう。
ミスティアとクリスティナはどう思っているのかと視線を向けると彼女たちはテリーサを見つめていた。
それだけでなく、時々意味ありげにお互いの視線を交わしあっていた。
(テリーサねえ……)
その視線につられてキャロラインも彼女を見た。
相変わらず三人に話しかけている。
(よみがえった娘、テリーサ……。彼女は本当にテリーサなのかしら?)
ふとそんな疑問が湧き出た。
「晩餐会、ちょっと気まずい思いをしたわね」
ミスティアが部屋に戻るとくすくすと笑いながら言った。
「ミスティアお姉さま、笑い事じゃないわ。まあ普段リディアならしないことをしているのでちょっと気まずい思いをしたけれど……」
キャロラインは苦笑した。
「そう、ね。でもあのリディアについているの本当にテリーサなのかしら……」
クリスティナが言った。
「確かに降霊術でテリーサ本人が降りてきたより、あらかじめ用意していた霊魂にテリーサだと思い込ませる方が確実ね……」
ミスティアの言葉にキャロラインは嫌悪感で顔をしかめる。
「あらかじめ用意していた霊魂? つまり殺人をしているってわけね。組織のやりそうなことだわ」
プリンスの計画のうちに入っていてもおかしくはない。
ただリディアに憑くことになったのは想定外なはずだ。
(まだ大丈夫……)
キャロラインは自分に言い聞かせた。
「やっぱりそう思うのね。問題はあれがテリーサじゃないとしたら誰かってことよ」
「降霊会が開催される前に殺された人間を調べるべきね」
「そうね、お兄さまにいって……」
キャロラインが言いかけた時だった。
激しい物音とともに悲鳴が聞こえた。
「なにかしら?」
キャロラインは首を傾げた。
「行ってみましょう」
ミスティアに促されて悲鳴が聞こえたところまで向かった。
