さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十八話 母の思い出
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次の日──。
心配かけまいと学校を休まなかったすみれに小龍が駆け寄った。
「倒れたって大丈夫なのか!?」
「小龍!? どこでそれを?」
すごい勢いで詰め寄られてびっくりしたすみれは話の出どころを聞いた。
「向川さんと大道寺さんが話してくれた。倒れたって。どこか悪いところはない? 木て大丈夫なの?」
「大丈夫だよ。ただ魔力を使いすぎただけだったし、一晩寝たら治ったから…」
「魔力の使い過ぎ!? そんなに今回は危なかったのか! え、どうしたら……」
おろおろとする小龍。
「落ち着きなさい、李小龍」
そんな小龍を丸めたノートでぽかりとたたく美空
「向川さん……」
「こうして詰め寄られたら何が起こったのか話せないでしょ。すみれ。現場にいたけど何が起こってあなたはああなっちゃったの?」
美空の目が話せと言っていた。
「ええと、ルナさんとアップルティーアによると…」
昨日、母を見たこと。さくらが崖から落ちたこと。助けようとして無意識で時を止めようとしたこと。それはさくらの危機に揺れた精神が起こした魔力暴走であることなどをすべて話した。
「はあ~。やっぱり『跳(ジャンプ)』の時のあれは気のせいじゃなかったのか。しかも影響出ているし……」
深いため息をつく小龍。
「このままだとまずいってことよね。私の方でも調べてみる。アリアちゃんたちから連絡があれば一番いいんだけどね……」
「今は出ない、と。……こちらでも連絡してみる」
小龍が言った。
「それでさくらちゃん、おやすみなんですね。あとで知世とお見舞いに行かなければ」
智世が言った。
「ありがとう、智世ちゃん。きっとさくらも喜ぶとおもうよ」
すみれはほほ笑んだ。
「しかしなんであの森にさくらとすみれのお母さんがいるんだろうね?」
美空は首を傾げた。
「私も知りたい。だからもう一度あの場所にさくらと共に行こうかと話していたの」
「あの場所に……」
小龍はすみれがあの場所に行くと聞いて渋い顔をした。
「……僕も行く」
「え、でも小龍。お家のことは……」
「いや、大丈夫。一晩ぐらいは叔母上も納得してくれる」
小龍はきっぱりと言った。
「すみれが倒れないか心配なのね」
「愛されていますわね、すみれちゃん」
美空と智世の言葉にすみれは真っ赤になってしまったのだった。
心配かけまいと学校を休まなかったすみれに小龍が駆け寄った。
「倒れたって大丈夫なのか!?」
「小龍!? どこでそれを?」
すごい勢いで詰め寄られてびっくりしたすみれは話の出どころを聞いた。
「向川さんと大道寺さんが話してくれた。倒れたって。どこか悪いところはない? 木て大丈夫なの?」
「大丈夫だよ。ただ魔力を使いすぎただけだったし、一晩寝たら治ったから…」
「魔力の使い過ぎ!? そんなに今回は危なかったのか! え、どうしたら……」
おろおろとする小龍。
「落ち着きなさい、李小龍」
そんな小龍を丸めたノートでぽかりとたたく美空
「向川さん……」
「こうして詰め寄られたら何が起こったのか話せないでしょ。すみれ。現場にいたけど何が起こってあなたはああなっちゃったの?」
美空の目が話せと言っていた。
「ええと、ルナさんとアップルティーアによると…」
昨日、母を見たこと。さくらが崖から落ちたこと。助けようとして無意識で時を止めようとしたこと。それはさくらの危機に揺れた精神が起こした魔力暴走であることなどをすべて話した。
「はあ~。やっぱり『跳(ジャンプ)』の時のあれは気のせいじゃなかったのか。しかも影響出ているし……」
深いため息をつく小龍。
「このままだとまずいってことよね。私の方でも調べてみる。アリアちゃんたちから連絡があれば一番いいんだけどね……」
「今は出ない、と。……こちらでも連絡してみる」
小龍が言った。
「それでさくらちゃん、おやすみなんですね。あとで知世とお見舞いに行かなければ」
智世が言った。
「ありがとう、智世ちゃん。きっとさくらも喜ぶとおもうよ」
すみれはほほ笑んだ。
「しかしなんであの森にさくらとすみれのお母さんがいるんだろうね?」
美空は首を傾げた。
「私も知りたい。だからもう一度あの場所にさくらと共に行こうかと話していたの」
「あの場所に……」
小龍はすみれがあの場所に行くと聞いて渋い顔をした。
「……僕も行く」
「え、でも小龍。お家のことは……」
「いや、大丈夫。一晩ぐらいは叔母上も納得してくれる」
小龍はきっぱりと言った。
「すみれが倒れないか心配なのね」
「愛されていますわね、すみれちゃん」
美空と智世の言葉にすみれは真っ赤になってしまったのだった。
