さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十一話 幸せな誕生日
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「~お姉さん、来てくれたの!」
「久しぶり!」
さくらとあやめのはしゃいだ声が聞こえる。
すみれがリビングに行くと、そこにはすみれもよく知っているひとがいた。
「広美お姉さん!」
すみれの顔が輝く。
彼女は美咲広美。すみれの父の藤隆を女の子にしたらこんな感じになるのだろうなといった風貌をしている。ちなみに眼鏡をかけていない。
「どなたでしょう?」
智世は戸惑った。あまりにも藤隆に似ているからだ。
「ああ。彼女は美咲広美。俺たちの父方の従姉だ。年は俺たちと同い年だな」
桃矢が紹介する。
「美咲広美です。よろしくお願いします」
広美が頭を下げた。
「いつもは遠いところに住んでいるんだけど来てくれたの!」
さくらが言った。
「あ、広美お姉さん。紹介するね。美空は知っているよね。女の子の方が大道寺智世ちゃん。私の親友なの。で、この男の子が李小龍君。私のか、彼氏かな……///」
すみれは顔を真っ赤にしながら言った。
「怪獣と付き合ってくれるなんてもの好きよね」
「糞生意気なガキだぞ」
「お姉ちゃん! お兄ちゃん!」
すみれが怒る。
「桃矢、梅香。やきもちやかないの……」
広美がなだめる。
「ちっ!」
物凄い顔で桃矢が舌打ちをした。
「桃矢と梅香はやきもちやいているのよ。妹がとられたみたいで、悔しいのよ」
「「広美!!」」
二人が真っ赤になる。
同い年の三人の力関係は広美のほうが上みたいだ。
「ねえ。広美お姉さん、しばらく話そうよ」
「ええ。いいわよ」
広美は快諾した。
「へえ。中国拳法をやっているのね」
広美は小龍の話を聞いて興味深そうに言った。
「広美お姉さんはテコンドーの達人なのよ!」
「達人だなんていいすぎよ、あやめちゃん。そんなにうまくないから……」
「何言っているんだか。有段者なくせに……」
梅香が呟く。
「有段者!?」
小龍が驚く。優しそうなその見た目に反して、なかなかのつわものだ。しかも彼女からは何かを感じる。自分の力とは正反対の何かを……
「見た目で甘く見ていると痛い目に合うわよ」
「それは分かっています」
今の小龍には身に染みて分かっていた。世界には自分より強いものはたくさんいる。自分自身ももっと強くならなければ。今よりももっと……
「広美お姉さんはスポーツも勉強も料理も何もかもできるの!」
さくらたちにとって自慢の従姉のようだ。
「私、ちょっと席を外すね」
広美はそう言って席を外した。
席を外した彼女はすみれの部屋に向かった。
広美は部屋の中に入らずにドアの外から声をかける。
「部屋の主がいない間に入るのも失礼だと思うからここから失礼するわね。あなたが部屋の中にいるのは分かっているの」
アップルティーアはご飯を食べる手を休めた。いったい彼女はなにものなのだ?
「あなたはきっとすみれちゃんを守っているのよね?」
「……………」
アップルティーアは答えない。広美も答えることを期待していない。
「お願いがあるの。すみれちゃんを守ってあげて。私の予想だとまもなくさくらちゃんも何かに巻き込まれてしまう。その時にすみれちゃんは妹への思いと掟を守ることで苦しむと思うの。その時に彼女をサポートする人たちが必要だと思ったからあなたに声をかけたの。すみれちゃんをよろしくね」
いわれるまでもないとアップルティーアは思った。
やがて広美が部屋の前を遠ざかる音がした。
「あなたはなにものなの?」
アップルティーアの声が部屋に響いた。
「久しぶり!」
さくらとあやめのはしゃいだ声が聞こえる。
すみれがリビングに行くと、そこにはすみれもよく知っているひとがいた。
「広美お姉さん!」
すみれの顔が輝く。
彼女は美咲広美。すみれの父の藤隆を女の子にしたらこんな感じになるのだろうなといった風貌をしている。ちなみに眼鏡をかけていない。
「どなたでしょう?」
智世は戸惑った。あまりにも藤隆に似ているからだ。
「ああ。彼女は美咲広美。俺たちの父方の従姉だ。年は俺たちと同い年だな」
桃矢が紹介する。
「美咲広美です。よろしくお願いします」
広美が頭を下げた。
「いつもは遠いところに住んでいるんだけど来てくれたの!」
さくらが言った。
「あ、広美お姉さん。紹介するね。美空は知っているよね。女の子の方が大道寺智世ちゃん。私の親友なの。で、この男の子が李小龍君。私のか、彼氏かな……///」
すみれは顔を真っ赤にしながら言った。
「怪獣と付き合ってくれるなんてもの好きよね」
「糞生意気なガキだぞ」
「お姉ちゃん! お兄ちゃん!」
すみれが怒る。
「桃矢、梅香。やきもちやかないの……」
広美がなだめる。
「ちっ!」
物凄い顔で桃矢が舌打ちをした。
「桃矢と梅香はやきもちやいているのよ。妹がとられたみたいで、悔しいのよ」
「「広美!!」」
二人が真っ赤になる。
同い年の三人の力関係は広美のほうが上みたいだ。
「ねえ。広美お姉さん、しばらく話そうよ」
「ええ。いいわよ」
広美は快諾した。
「へえ。中国拳法をやっているのね」
広美は小龍の話を聞いて興味深そうに言った。
「広美お姉さんはテコンドーの達人なのよ!」
「達人だなんていいすぎよ、あやめちゃん。そんなにうまくないから……」
「何言っているんだか。有段者なくせに……」
梅香が呟く。
「有段者!?」
小龍が驚く。優しそうなその見た目に反して、なかなかのつわものだ。しかも彼女からは何かを感じる。自分の力とは正反対の何かを……
「見た目で甘く見ていると痛い目に合うわよ」
「それは分かっています」
今の小龍には身に染みて分かっていた。世界には自分より強いものはたくさんいる。自分自身ももっと強くならなければ。今よりももっと……
「広美お姉さんはスポーツも勉強も料理も何もかもできるの!」
さくらたちにとって自慢の従姉のようだ。
「私、ちょっと席を外すね」
広美はそう言って席を外した。
席を外した彼女はすみれの部屋に向かった。
広美は部屋の中に入らずにドアの外から声をかける。
「部屋の主がいない間に入るのも失礼だと思うからここから失礼するわね。あなたが部屋の中にいるのは分かっているの」
アップルティーアはご飯を食べる手を休めた。いったい彼女はなにものなのだ?
「あなたはきっとすみれちゃんを守っているのよね?」
「……………」
アップルティーアは答えない。広美も答えることを期待していない。
「お願いがあるの。すみれちゃんを守ってあげて。私の予想だとまもなくさくらちゃんも何かに巻き込まれてしまう。その時にすみれちゃんは妹への思いと掟を守ることで苦しむと思うの。その時に彼女をサポートする人たちが必要だと思ったからあなたに声をかけたの。すみれちゃんをよろしくね」
いわれるまでもないとアップルティーアは思った。
やがて広美が部屋の前を遠ざかる音がした。
「あなたはなにものなの?」
アップルティーアの声が部屋に響いた。
