さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十八話 母の思い出
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放課後──。
チアリーディングの部活の休憩時間にすみれは怖い話を聞いた。
「その日は遅くなっちゃったから学校の裏の林を通っていったの」
そんな奈緒子の語りから始まる。
ぼんやりとした蛍のような光を見つけて追いかけていくとその光が大きな目玉のついたお化けに姿を変えたのだという。
「ほえええええ!」
「いやああああ!」
「ぎゃああああ!」
さくら、あやめ、すみれの悲鳴があたりに響く。
話していた奈緒子と話を聞いていた千春、沙希、瑠衣、真子は思わず耳をふさぐ。
「さくらちゃん、すみれちゃん、あやめちゃん」
たしなめるように千春が名前を呼ぶ。
「ご、ごめんなさい~!」
「ご、ごめん……」
「ごめんなさい……!」
三人は涙を流しながら謝る。
この三人怖い話が大嫌いなのだ。その話を聞いたのでこうなるのも無理ないだろう。
(なんでみんな怖い話が好きなのかな…!)
内心ですみれは泣いた。朝の悪夢と合わさって怖さ倍増だ。
そうこうしているうちに部活の後に行くことになってしまった。
「ううっ……。どうしても行くの…?」
行きたくないという意味を込めて真子に訊いた。
「だって気になるじゃない」
真子は行く気になっているようだった。
(とめても無駄だよね……)
休憩が終わって集まるときにとぼとぼと歩いているとそこへ智世と美空が通りかかった。
「すみれちゃん、どうしました?」
「すみれ、朝以上に真っ青だけど大丈夫?」
「智世ちゃん、美空……。今日帰りに一緒に帰ろおおお!」
智世に抱き着いてすみれは叫んだ。
「あらあら」
「何かあったみたいね」
二人は抱き着いてきたすみれを慰めながら苦笑したのだった。
チアリーディングの部活の休憩時間にすみれは怖い話を聞いた。
「その日は遅くなっちゃったから学校の裏の林を通っていったの」
そんな奈緒子の語りから始まる。
ぼんやりとした蛍のような光を見つけて追いかけていくとその光が大きな目玉のついたお化けに姿を変えたのだという。
「ほえええええ!」
「いやああああ!」
「ぎゃああああ!」
さくら、あやめ、すみれの悲鳴があたりに響く。
話していた奈緒子と話を聞いていた千春、沙希、瑠衣、真子は思わず耳をふさぐ。
「さくらちゃん、すみれちゃん、あやめちゃん」
たしなめるように千春が名前を呼ぶ。
「ご、ごめんなさい~!」
「ご、ごめん……」
「ごめんなさい……!」
三人は涙を流しながら謝る。
この三人怖い話が大嫌いなのだ。その話を聞いたのでこうなるのも無理ないだろう。
(なんでみんな怖い話が好きなのかな…!)
内心ですみれは泣いた。朝の悪夢と合わさって怖さ倍増だ。
そうこうしているうちに部活の後に行くことになってしまった。
「ううっ……。どうしても行くの…?」
行きたくないという意味を込めて真子に訊いた。
「だって気になるじゃない」
真子は行く気になっているようだった。
(とめても無駄だよね……)
休憩が終わって集まるときにとぼとぼと歩いているとそこへ智世と美空が通りかかった。
「すみれちゃん、どうしました?」
「すみれ、朝以上に真っ青だけど大丈夫?」
「智世ちゃん、美空……。今日帰りに一緒に帰ろおおお!」
智世に抱き着いてすみれは叫んだ。
「あらあら」
「何かあったみたいね」
二人は抱き着いてきたすみれを慰めながら苦笑したのだった。
