さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十七話 可愛いお店
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追いつくと彼女は『跳(ジャンプ)』に翻弄されている所だった。
「目が回りそう……」
追っていると目がくらくらする。
「あ、逃げるわよ! さくら!」
「分かっている!」
すみれとさくらはお互いに頷きあう。
『跳(ジャンプ)』が空へと逃げようとしていた。
「樹々よ、緑に生い茂り我の助けとなれ! 『樹(ウッド)』!」
「彼のものが逃げぬように囲め! 『囲(エンクローズ)』!」
姉妹はそれぞれ魔法を使って『跳(ジャンプ)』が逃げないようにした。
さくらは『樹(ウッド)』でドームを使って『跳(ジャンプ)』の動きを封じ、すみれは『囲(エンクローズ)』で公園一帯を囲んだ。そうすることで公園から逃げないようにしたのだ。
「ふう……」
さくらが思わずため息をつく。
「これで大丈夫かな……」
すみれが呟くとがさがさ音がして知世と智世が現れる。
「もうカードを封印してしまったんですか?」
「知世ちゃん…。これからだよ」
「間に合ったんですね」
「まきさんは?」
まきの容態をさくらは訊いた。
「大丈夫ですわ」
「美空ちゃんが見てくださっています」
知世と智世が答える。
「そう……」
すみれはほっとしたが、大きな音がしてはっと音の発生源を見る。
『跳(ジャンプ)』が『樹(ウッド)』の囲いから飛び出してくるところだった。
そしてぬいぐるみを集めて巨大化する。
「どないなっとんねん!」
「なんなの!?」
そこへケルベロスとアップルティーアが現れる。
「うわ……」
すみれはそれどころではない。呆然と『跳(ジャンプ)』を見るしかなかった。
「で、でかい……」
小龍が呟くと同時に『跳(ジャンプ)』がなく。
「吠えてるつもりなんかな」
ケルベロスが呟く。
「『大(ビッグ)』ででっかくなったすみれほどあるわね」
「それは言わない約束でしょ……!」
すみれの顔が赤くなる。
「そんなこと言っている場合か! 追いかけてくるぞ」
言葉通り『跳(ジャンプ)』はこちらを追いかけてきた。
すみれたちは慌てて逃げる。
「別々に逃げよう!」
さくらの提案に智世と知世、すみれと小龍とアップルティーア、さくらとケルベロスと三方向に分かれる。
「目が回りそう……」
追っていると目がくらくらする。
「あ、逃げるわよ! さくら!」
「分かっている!」
すみれとさくらはお互いに頷きあう。
『跳(ジャンプ)』が空へと逃げようとしていた。
「樹々よ、緑に生い茂り我の助けとなれ! 『樹(ウッド)』!」
「彼のものが逃げぬように囲め! 『囲(エンクローズ)』!」
姉妹はそれぞれ魔法を使って『跳(ジャンプ)』が逃げないようにした。
さくらは『樹(ウッド)』でドームを使って『跳(ジャンプ)』の動きを封じ、すみれは『囲(エンクローズ)』で公園一帯を囲んだ。そうすることで公園から逃げないようにしたのだ。
「ふう……」
さくらが思わずため息をつく。
「これで大丈夫かな……」
すみれが呟くとがさがさ音がして知世と智世が現れる。
「もうカードを封印してしまったんですか?」
「知世ちゃん…。これからだよ」
「間に合ったんですね」
「まきさんは?」
まきの容態をさくらは訊いた。
「大丈夫ですわ」
「美空ちゃんが見てくださっています」
知世と智世が答える。
「そう……」
すみれはほっとしたが、大きな音がしてはっと音の発生源を見る。
『跳(ジャンプ)』が『樹(ウッド)』の囲いから飛び出してくるところだった。
そしてぬいぐるみを集めて巨大化する。
「どないなっとんねん!」
「なんなの!?」
そこへケルベロスとアップルティーアが現れる。
「うわ……」
すみれはそれどころではない。呆然と『跳(ジャンプ)』を見るしかなかった。
「で、でかい……」
小龍が呟くと同時に『跳(ジャンプ)』がなく。
「吠えてるつもりなんかな」
ケルベロスが呟く。
「『大(ビッグ)』ででっかくなったすみれほどあるわね」
「それは言わない約束でしょ……!」
すみれの顔が赤くなる。
「そんなこと言っている場合か! 追いかけてくるぞ」
言葉通り『跳(ジャンプ)』はこちらを追いかけてきた。
すみれたちは慌てて逃げる。
「別々に逃げよう!」
さくらの提案に智世と知世、すみれと小龍とアップルティーア、さくらとケルベロスと三方向に分かれる。
