さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十七話 可愛いお店
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時間はさかのぼる。
すみれたちが公園で『描(ペイント)』を使ったアクションをしているころ─。
李 小龍の自宅で電話が鳴り響いた。
「はい、李です。あ、お義姉さま? お久しぶりですね」
電話に出たのは李 紅花。小龍の叔母だ。彼女は電話に出たのが小龍の母だと気づくと言葉を丁寧にした。
「小龍なら今は出ています。毎日頑張っていますよ。お伝えすることは何かありますか? え? 小狼が日本に? クロウカード捕獲のため? なるほど……」
紅花はその言葉に何か考え込んだ。
「クロウカードに小狼の力が通用すると思うかですって? それは分かりません。何せ偉大な魔術師クロウ・リードが創ったカードですもの。ですが成長すると思いますよ。小龍が日本で成長したように」
そこで紅花はほほ笑んだ。
「小狼が来るのはいつです? ……なるほどこの日ですね。小龍と話はしなくていいのですか? あ、しない? わかりました。私から伝えておきますね。それでは」
電話を置くと紅花はため息をついた。
「小狼が日本にねえ……。小龍にも伝えなきゃ。まだまだあの子は未熟だけど、たぶん大丈夫でしょう! 小龍だって成長したんだしね!」
そう紅花は呟く。
「それにしてもリディア・カードがばらばらになった後にクロウ・カードがバラバラにねえ……。なんか作為を感じるんだけど」
紅花は呟く。
「でもお義姉さまは百も承知よね。それじゃあ準備するぞ~!」
そういって彼女は立ち上がった。
「衛~! ちょっと話を聞いてちょうだい!」
そして忠実なお付きに話を聞いてもらうために部屋から出ていった。
何かが起ころうとしていた。
すみれたちが公園で『描(ペイント)』を使ったアクションをしているころ─。
李 小龍の自宅で電話が鳴り響いた。
「はい、李です。あ、お義姉さま? お久しぶりですね」
電話に出たのは李 紅花。小龍の叔母だ。彼女は電話に出たのが小龍の母だと気づくと言葉を丁寧にした。
「小龍なら今は出ています。毎日頑張っていますよ。お伝えすることは何かありますか? え? 小狼が日本に? クロウカード捕獲のため? なるほど……」
紅花はその言葉に何か考え込んだ。
「クロウカードに小狼の力が通用すると思うかですって? それは分かりません。何せ偉大な魔術師クロウ・リードが創ったカードですもの。ですが成長すると思いますよ。小龍が日本で成長したように」
そこで紅花はほほ笑んだ。
「小狼が来るのはいつです? ……なるほどこの日ですね。小龍と話はしなくていいのですか? あ、しない? わかりました。私から伝えておきますね。それでは」
電話を置くと紅花はため息をついた。
「小狼が日本にねえ……。小龍にも伝えなきゃ。まだまだあの子は未熟だけど、たぶん大丈夫でしょう! 小龍だって成長したんだしね!」
そう紅花は呟く。
「それにしてもリディア・カードがばらばらになった後にクロウ・カードがバラバラにねえ……。なんか作為を感じるんだけど」
紅花は呟く。
「でもお義姉さまは百も承知よね。それじゃあ準備するぞ~!」
そういって彼女は立ち上がった。
「衛~! ちょっと話を聞いてちょうだい!」
そして忠実なお付きに話を聞いてもらうために部屋から出ていった。
何かが起ころうとしていた。
