さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十六話 大変な日曜日
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「どこまで追ってくるんだ。こうなったら火で……」
小龍が火神のカードを取り出す。
「ダメ! 家が燃えちゃう!」
すかさず反論する。
「でもどうする? このままだと燃えるぞ!」
「今は逃げるしかないわ!」
「向川さんは何とかできないの!?」
「私にだって無理なものは無理よ! 火事にはしたくないもの!」
美空が反論する。
全員で逃げてベランダまでやってくる。
そこで『樹(ウッド)』のカードは満足したのか勢いを止めた。
葉っぱが生えて満足そうだ。
「太陽の光を浴びて満足したんやな」
「さすが『樹(ウッド)』さんですわ」
知世が感心する。
「知世、感心するところですの?」
智世が突っ込む。
そこへ洗濯やり直しだとケルベロスが落ち込む。そこを自分もやるからとさくらと知世が慰める。
「でもどうしましょうか?」
「封印しようとしても戻っちゃうし」
知世とさくらは困っているようだ。
「決まっとるやないか。カードのところまで行って封印するんや」
「それじゃあ地下室に?」
さくらが訊く。
「そうや」
ケルベロスが頷く。洗濯物を台無しにされてちょっと怒り気味だ。
「それがベストかもしれないな」
小龍が頷く。
「地下に何かあるのかもしれないしね!」
アップルティーアも頷いた。
「それよりなんか変な音しない?」
すみれは先程からぎしぎし言っている音が気になった。
「本当だ。この音は……」
「ぞうさんが歩いているような……」
「ちゃう。家がきしんどんのんや。まだ『樹(ウッド)』は成長してんどんのんやで!」
「さっきおとなしくなったのに!?」
「外に光があるのが分かったんや。『樹(ウッド)』全体が光にあたろう思うたら……」
「おうちを壊す……」
「大変ですわ……」
知世と智世が困った顔をした。
「ダメ─!」
「カードキャプターさくらの出番や!」
ケルベロスが決まり顔をした。
「家が壊れたらだめだもんね。私も手伝うよ!」
すみれが頷く。
「あら? すみれちゃん、素敵な服ですわね」
知世がすみれの服に気づく。
「智世ちゃんが作ってくれたの!」
「まあ、いいですわね。私もさくらちゃんに服を用意したんですの。特別な時には特別な服ですわ!」
そう言って羽の生えたピンクの服を取り出したのだった。
小龍が火神のカードを取り出す。
「ダメ! 家が燃えちゃう!」
すかさず反論する。
「でもどうする? このままだと燃えるぞ!」
「今は逃げるしかないわ!」
「向川さんは何とかできないの!?」
「私にだって無理なものは無理よ! 火事にはしたくないもの!」
美空が反論する。
全員で逃げてベランダまでやってくる。
そこで『樹(ウッド)』のカードは満足したのか勢いを止めた。
葉っぱが生えて満足そうだ。
「太陽の光を浴びて満足したんやな」
「さすが『樹(ウッド)』さんですわ」
知世が感心する。
「知世、感心するところですの?」
智世が突っ込む。
そこへ洗濯やり直しだとケルベロスが落ち込む。そこを自分もやるからとさくらと知世が慰める。
「でもどうしましょうか?」
「封印しようとしても戻っちゃうし」
知世とさくらは困っているようだ。
「決まっとるやないか。カードのところまで行って封印するんや」
「それじゃあ地下室に?」
さくらが訊く。
「そうや」
ケルベロスが頷く。洗濯物を台無しにされてちょっと怒り気味だ。
「それがベストかもしれないな」
小龍が頷く。
「地下に何かあるのかもしれないしね!」
アップルティーアも頷いた。
「それよりなんか変な音しない?」
すみれは先程からぎしぎし言っている音が気になった。
「本当だ。この音は……」
「ぞうさんが歩いているような……」
「ちゃう。家がきしんどんのんや。まだ『樹(ウッド)』は成長してんどんのんやで!」
「さっきおとなしくなったのに!?」
「外に光があるのが分かったんや。『樹(ウッド)』全体が光にあたろう思うたら……」
「おうちを壊す……」
「大変ですわ……」
知世と智世が困った顔をした。
「ダメ─!」
「カードキャプターさくらの出番や!」
ケルベロスが決まり顔をした。
「家が壊れたらだめだもんね。私も手伝うよ!」
すみれが頷く。
「あら? すみれちゃん、素敵な服ですわね」
知世がすみれの服に気づく。
「智世ちゃんが作ってくれたの!」
「まあ、いいですわね。私もさくらちゃんに服を用意したんですの。特別な時には特別な服ですわ!」
そう言って羽の生えたピンクの服を取り出したのだった。
