さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十六話 大変な日曜日
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「うわあ~! 智世ちゃんのお昼おいしそう! 美空のもすごい!」
4人でお弁当箱を開くとすみれが歓声を上げる。
智世のは唐揚げ、卵焼きなどの定番のおかずやおにぎらずなどがぎっしりと詰まっていた。
美空はウィンナーやポテトサラダなどのおかずがありつつもお弁当にオムライス型のおにぎりやチャーハンおにぎりなどちょっと変わり種が詰まっていた。
「すみれのも素敵だよ! コロッケおいしそうだね!」
美空が褒めてくれる。
すみれはコロッケ、ウィンナー、卵焼きやおにぎりが詰まっていた。
「練習したから……」
もごもごとすみれは言った。このために父と一緒に揚げ物の練習をしたのだ。
「小龍のはどうなの?」
すみれが小龍を見ると彼はお弁当箱を開けた。
中華風の味付けの唐揚げ、春巻き、シュウマイなどがあった。下の段にはサンドイッチがあった。
「小龍のもすごい! おいしそう!」
すみれは目を輝かせる。
「自分で作ったの?」
「ああ。まあな」
小龍はちょっと照れたように言った。
「中華っていうのがらしいよね」
美空がにっこりと笑った。
「それより食べようよ! お腹ペコペコ」
アップルティーアの声に四人は顔を見合わせた。
「じゃあ食べましょうか。いただきます」
「「「いただきます」」」
四人はお弁当を食べ始めた。
「すみれ、コロッケちょうだい。私はオムライス型のものをあげるから」
「うん、いいよ! 小龍、卵焼きはどうかな?」
美空の言葉にすみれは頷いた。そして先程中華風味付けの唐揚げと卵焼きを交換した小龍に感想を訊く。
「とても美味しいよ。甘くておいしい」
「よかった……!」
その言葉を聞いてすみれの顔が輝く。
小龍に食べてもらえないかと思っていたのでとても嬉しかった。
「可愛いですわ。すみれちゃん」
「よかったね。すみれ……!」
その様子をこっそり撮っていた智世とガッツポーズする美空がいたのだった。
お昼を食べ終わったのでそろそろおやつにしようかという時だった。
「!」
すみれは何かの気配を感じてあたりを見回した。
「どうした?」
小龍が訊いてくる。
「なんか気配がしたの……」
「何の?」
「たぶんクロウカード……。でもちょっと遠いような……」
あまりに薄い気配だったのですみれはちょっと自信なかった。
「すみれ、どこからするかわかるか?」
小龍の言葉に集中して気配を探る。
「たぶんうちかなあ……。でもなんとなくだから気のせいかもしれないけど……」
「いいや、気のせいじゃないかもしれないわよ」
「アップル……」
「今のすみれの力はあのリディアに匹敵するほどよ。離れたクロウカードの気配を感じてもおかしくはないわ」
きっぱりと彼女は言った。
「どうするの? 家にはさくらがいるんでしょう? 一度様子を見に行く話になっていたし、少し早いけど行く?」
美空が提案する。
「うん。行ってみる。智世ちゃん、美空。手伝って」
「すみれちゃんの活躍を撮れるんですわね! 行きましょう」
智世の顔が輝く。
「すみれ、急いで片付けるわよ」
「うん!」
おやつタイムはなしにして急いで片付けることにしたのだった。
4人でお弁当箱を開くとすみれが歓声を上げる。
智世のは唐揚げ、卵焼きなどの定番のおかずやおにぎらずなどがぎっしりと詰まっていた。
美空はウィンナーやポテトサラダなどのおかずがありつつもお弁当にオムライス型のおにぎりやチャーハンおにぎりなどちょっと変わり種が詰まっていた。
「すみれのも素敵だよ! コロッケおいしそうだね!」
美空が褒めてくれる。
すみれはコロッケ、ウィンナー、卵焼きやおにぎりが詰まっていた。
「練習したから……」
もごもごとすみれは言った。このために父と一緒に揚げ物の練習をしたのだ。
「小龍のはどうなの?」
すみれが小龍を見ると彼はお弁当箱を開けた。
中華風の味付けの唐揚げ、春巻き、シュウマイなどがあった。下の段にはサンドイッチがあった。
「小龍のもすごい! おいしそう!」
すみれは目を輝かせる。
「自分で作ったの?」
「ああ。まあな」
小龍はちょっと照れたように言った。
「中華っていうのがらしいよね」
美空がにっこりと笑った。
「それより食べようよ! お腹ペコペコ」
アップルティーアの声に四人は顔を見合わせた。
「じゃあ食べましょうか。いただきます」
「「「いただきます」」」
四人はお弁当を食べ始めた。
「すみれ、コロッケちょうだい。私はオムライス型のものをあげるから」
「うん、いいよ! 小龍、卵焼きはどうかな?」
美空の言葉にすみれは頷いた。そして先程中華風味付けの唐揚げと卵焼きを交換した小龍に感想を訊く。
「とても美味しいよ。甘くておいしい」
「よかった……!」
その言葉を聞いてすみれの顔が輝く。
小龍に食べてもらえないかと思っていたのでとても嬉しかった。
「可愛いですわ。すみれちゃん」
「よかったね。すみれ……!」
その様子をこっそり撮っていた智世とガッツポーズする美空がいたのだった。
お昼を食べ終わったのでそろそろおやつにしようかという時だった。
「!」
すみれは何かの気配を感じてあたりを見回した。
「どうした?」
小龍が訊いてくる。
「なんか気配がしたの……」
「何の?」
「たぶんクロウカード……。でもちょっと遠いような……」
あまりに薄い気配だったのですみれはちょっと自信なかった。
「すみれ、どこからするかわかるか?」
小龍の言葉に集中して気配を探る。
「たぶんうちかなあ……。でもなんとなくだから気のせいかもしれないけど……」
「いいや、気のせいじゃないかもしれないわよ」
「アップル……」
「今のすみれの力はあのリディアに匹敵するほどよ。離れたクロウカードの気配を感じてもおかしくはないわ」
きっぱりと彼女は言った。
「どうするの? 家にはさくらがいるんでしょう? 一度様子を見に行く話になっていたし、少し早いけど行く?」
美空が提案する。
「うん。行ってみる。智世ちゃん、美空。手伝って」
「すみれちゃんの活躍を撮れるんですわね! 行きましょう」
智世の顔が輝く。
「すみれ、急いで片付けるわよ」
「うん!」
おやつタイムはなしにして急いで片付けることにしたのだった。
