さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十六話 大変な日曜日
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「~♪ ~♪」
昔と比べたらという注釈は出てくるものの鼻歌を歌いながら手際よくお弁当におかずを詰めていく。そして先程握ったおにぎりを詰めていって完成。
「小龍喜んでくれるかな?」
ついつい彼氏である小龍のことを考えてしまう。
「何? 日曜日に珍しく早起きしたと思ったらあのガキの弁当作ってたわけ?」
ちょっと不機嫌そうな梅香の声が聞こえる。
「ガキじゃないよ。小龍いい子だし、私と付き合っているんだよ? なんで気に入らないの?」
「そういうところだよ……」
ぼそりと呟くがすみれには聞こえない。
「お姉ちゃん?」
「いや、何でもない。それにしてもうまくなったんじゃない?」
ひょいとおかずをつまんで食べてしまう。
「あ~! 食べた! せっかく作ったのに!」
ぽかぽかと姉を殴りつける。
「二人とも仲良しさんだね」
「お父さん!」
そこへ父の藤隆が入ってくる。
「おはようございます、梅香さん、すみれさん」
「おはよう、父さん」
「おはよう、お父さん」
梅香とすみれも挨拶する
「お父さん、今日は学会? 朝食はできたからそこに座っていて」
「お弁当も作っていたのにすみませんね」
「ううん。今日は学会でしょう? これくらいは……」
そう言って朝食を並べていく。
昨日から下ごしらえしていたお味噌汁とごはん、それとお弁当のおかずであるコロッケが今日の朝食だ。
「おはよう、って珍しく早いな」
そこへ兄の桃矢がやってくる。
「今日はお出かけだから!」
そう言ってすみれは笑った。
「お出かけねえ……」
そう呟く桃矢は何か察したのかどこか不機嫌そうだった。
昔と比べたらという注釈は出てくるものの鼻歌を歌いながら手際よくお弁当におかずを詰めていく。そして先程握ったおにぎりを詰めていって完成。
「小龍喜んでくれるかな?」
ついつい彼氏である小龍のことを考えてしまう。
「何? 日曜日に珍しく早起きしたと思ったらあのガキの弁当作ってたわけ?」
ちょっと不機嫌そうな梅香の声が聞こえる。
「ガキじゃないよ。小龍いい子だし、私と付き合っているんだよ? なんで気に入らないの?」
「そういうところだよ……」
ぼそりと呟くがすみれには聞こえない。
「お姉ちゃん?」
「いや、何でもない。それにしてもうまくなったんじゃない?」
ひょいとおかずをつまんで食べてしまう。
「あ~! 食べた! せっかく作ったのに!」
ぽかぽかと姉を殴りつける。
「二人とも仲良しさんだね」
「お父さん!」
そこへ父の藤隆が入ってくる。
「おはようございます、梅香さん、すみれさん」
「おはよう、父さん」
「おはよう、お父さん」
梅香とすみれも挨拶する
「お父さん、今日は学会? 朝食はできたからそこに座っていて」
「お弁当も作っていたのにすみませんね」
「ううん。今日は学会でしょう? これくらいは……」
そう言って朝食を並べていく。
昨日から下ごしらえしていたお味噌汁とごはん、それとお弁当のおかずであるコロッケが今日の朝食だ。
「おはよう、って珍しく早いな」
そこへ兄の桃矢がやってくる。
「今日はお出かけだから!」
そう言ってすみれは笑った。
「お出かけねえ……」
そう呟く桃矢は何か察したのかどこか不機嫌そうだった。
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