さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百十八話 クロウカードの最後の審判
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「あ……!」
すみれは空を見上げた。
さくらが『樹(ウッド)』のカードをユエに使ったところだった。
しかし『樹(ウッド)』のカードはユエに属するカード。
跳ね返されて、逆に締め付けられるさくら。
「さくら……!」
すみれは思わず東京タワーへと向かおうとした。
「待て!」
ルナが引き留める。
「手を出したらおしまいだぞ……」
「けど……!」
妹の危機でそのことがとんでいた。
「大丈夫。大丈夫よ」
アップルティーアがなだめる。
「それに今から行ってももう間に合わない……」
「そんな……」
すみれはうなだれた。
そんななかユエがとんでもないことをさくらに話す。
「選定者・ケルベロスが選んだクロウカードの主候補がユエに負けた場合、クロウカードにかかわったものから一番好きなものへの思いが消える」
「なんだって……!」
「え……!」
小狼と知世が驚く。
「クロウカードは自分らを封印して署名したものをいっちゃん大切に思うようにできておる。せやからそいつが主にふさわしくないとなった場合、カードらがつらくならないようにいっちゃん好きなものへの気持ちを忘れてしまうようになっとるんや」
小狼と知世が絶句する。
「『この世の災い』……」
すみれが呟く。
リディアカードの時もこれが『災い』として定まっていた。
なんてつらい『災い』なのだろう。
そう思った。
「ところで思ったのですけれども。クロウカードにかかわった人たちから一番好きなものへの好きという気持ちがなくなるということですわよね」
「ああ」
ケルベロスが頷いた。
「すみれちゃんや李小龍君に関してはどうなのでしょう?」
「若造とすみれの関係はクロウカードの封印が解かれる前でしょう? ……対象にはならないわ。その後の関係もね」
「そうですか……」
「よかった……」
智世と美空がほっとする。
「しかしほかのものは……」
「分かっているわ。対象になる可能性があるってことでしょう。きっと大丈夫だよ……」
美空が呟く。
しかしその視線の先ではさくらがどんどんと樹に覆われていく。
「くっそおおおおお!」
小狼の叫びがあたりに響いた。
「さくら……」
瞳を揺らしながらすみれが名前を呟く。
すみれは空を見上げた。
さくらが『樹(ウッド)』のカードをユエに使ったところだった。
しかし『樹(ウッド)』のカードはユエに属するカード。
跳ね返されて、逆に締め付けられるさくら。
「さくら……!」
すみれは思わず東京タワーへと向かおうとした。
「待て!」
ルナが引き留める。
「手を出したらおしまいだぞ……」
「けど……!」
妹の危機でそのことがとんでいた。
「大丈夫。大丈夫よ」
アップルティーアがなだめる。
「それに今から行ってももう間に合わない……」
「そんな……」
すみれはうなだれた。
そんななかユエがとんでもないことをさくらに話す。
「選定者・ケルベロスが選んだクロウカードの主候補がユエに負けた場合、クロウカードにかかわったものから一番好きなものへの思いが消える」
「なんだって……!」
「え……!」
小狼と知世が驚く。
「クロウカードは自分らを封印して署名したものをいっちゃん大切に思うようにできておる。せやからそいつが主にふさわしくないとなった場合、カードらがつらくならないようにいっちゃん好きなものへの気持ちを忘れてしまうようになっとるんや」
小狼と知世が絶句する。
「『この世の災い』……」
すみれが呟く。
リディアカードの時もこれが『災い』として定まっていた。
なんてつらい『災い』なのだろう。
そう思った。
「ところで思ったのですけれども。クロウカードにかかわった人たちから一番好きなものへの好きという気持ちがなくなるということですわよね」
「ああ」
ケルベロスが頷いた。
「すみれちゃんや李小龍君に関してはどうなのでしょう?」
「若造とすみれの関係はクロウカードの封印が解かれる前でしょう? ……対象にはならないわ。その後の関係もね」
「そうですか……」
「よかった……」
智世と美空がほっとする。
「しかしほかのものは……」
「分かっているわ。対象になる可能性があるってことでしょう。きっと大丈夫だよ……」
美空が呟く。
しかしその視線の先ではさくらがどんどんと樹に覆われていく。
「くっそおおおおお!」
小狼の叫びがあたりに響いた。
「さくら……」
瞳を揺らしながらすみれが名前を呟く。
