さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百十八話 クロウカードの最後の審判
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「さくら……」
すみれは不安になってぎゅっとハートの鍵がある胸元を握りしめた。
ここからだとどうなっているのか状況がよくわからない。
手出しもできない。それがすみれにとっては不安だった。
「月城さん……。ずっとさくらちゃんがクロウカードを集めていたことご存じだったんでしょうか?」
知世が訊いた。
「当然の疑問だね。ケロちゃんやルナが知っていると思う……」
美空はちらりとケルベロスとルナを見た。
「いや。それはない」
ケルベロスが真っ先に否定する。
「ユエは審判者や。最後の審判まで候補者に悟られないよう仮の姿と自分の意識を切り離しとる」
「そうだね。私も聖奈とは意識は別だ。ユエもそうだろう」
ルナが頷く。
「では……」
「ゆきうさぎは自分を普通の人間と思うて暮らしとる」
「けど……。ケルベロスはあいつがカードをばらばらにしてから目覚めたんだろう? けど……。あの人はもっとまえに友枝町に越してきたってあいつが……」
「確かに……。高校一年の三学期だったよね……」
小龍が小狼の疑問に過去を思い出して答えた。
「うん。お兄ちゃんのお友達として転校初日に家に来た……」
すみれも頷く。
「さくらがクロウカードの封印を解く前にユエが実体化していたってこと……?」
「確かにそこが不思議ですわね。まるでさくらちゃんがクロウカードの封印を解くのが分かっていたかのようですわ」
智世が言った。
「誰かが」
黙っていた観月先生が口をはさんだ。
「誰かがそうなるようにしていたのかも」
その言葉にケルベロスの顔が険しくなる。
「この世に偶然なんてないの。あるのは必然だけよ」
「それはクロウの……」
アップルティーアが呟く。
「クロウの口癖か……。何者かがそう仕向けたというわけか……」
ルナが考え込むように腕を組む。
「誰かが仕組んでいた……。でも誰が……?」
すみれの疑問に答える者はなかった。
すみれは不安になってぎゅっとハートの鍵がある胸元を握りしめた。
ここからだとどうなっているのか状況がよくわからない。
手出しもできない。それがすみれにとっては不安だった。
「月城さん……。ずっとさくらちゃんがクロウカードを集めていたことご存じだったんでしょうか?」
知世が訊いた。
「当然の疑問だね。ケロちゃんやルナが知っていると思う……」
美空はちらりとケルベロスとルナを見た。
「いや。それはない」
ケルベロスが真っ先に否定する。
「ユエは審判者や。最後の審判まで候補者に悟られないよう仮の姿と自分の意識を切り離しとる」
「そうだね。私も聖奈とは意識は別だ。ユエもそうだろう」
ルナが頷く。
「では……」
「ゆきうさぎは自分を普通の人間と思うて暮らしとる」
「けど……。ケルベロスはあいつがカードをばらばらにしてから目覚めたんだろう? けど……。あの人はもっとまえに友枝町に越してきたってあいつが……」
「確かに……。高校一年の三学期だったよね……」
小龍が小狼の疑問に過去を思い出して答えた。
「うん。お兄ちゃんのお友達として転校初日に家に来た……」
すみれも頷く。
「さくらがクロウカードの封印を解く前にユエが実体化していたってこと……?」
「確かにそこが不思議ですわね。まるでさくらちゃんがクロウカードの封印を解くのが分かっていたかのようですわ」
智世が言った。
「誰かが」
黙っていた観月先生が口をはさんだ。
「誰かがそうなるようにしていたのかも」
その言葉にケルベロスの顔が険しくなる。
「この世に偶然なんてないの。あるのは必然だけよ」
「それはクロウの……」
アップルティーアが呟く。
「クロウの口癖か……。何者かがそう仕向けたというわけか……」
ルナが考え込むように腕を組む。
「誰かが仕組んでいた……。でも誰が……?」
すみれの疑問に答える者はなかった。
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