さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百十七話 一番最後のクロウカード
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「そうですわ」
知世がさくらに話しかける。
「え!?」
カードが集まったのに喜んでいない観月先生やすみれたちに気を取られていたさくらがびっくりした。
「カードに名前を書かれました?」
「ううん。まだ……」
さくらが首を横に振る。
「ではぜひその場面を」
ビデオを構える知世。
「う、うん」
さくらはカードを出して名前を書こうとする。
「さくら」
ケルベロスが話しかける。
「うん?」
さくらがケルベロスを見る。
「名前書いたらカードは全部封印終了や」
「うん」
さくらは嬉しそうだった。
「わいは……。さくらやったらなんとかできると信じとる」
「私も信じてる……」
「ええ。すみれができたんだもの。私も信じてる」
「ケロちゃん? すみれ? アップル?」
さくらは不穏なものをすみれたちから感じた。
観月先生をみると先生は悲痛そうな顔をしていて、その横に美空は何か祈るような顔をしていた。
きょとんと再度カードを見つめる。
何かあるのだろうか。
「どうした?」
小狼が気付いてさくらに訊く。
「ううん。今書くね」
さくらが名前を書く。
「そういえばカードはさくらちゃんが持っているものと李君が持っているものがあるんですよね? この場合どちらが正式なクロウカードの持ち主になるんでしょうか?」
ビデオを撮っていた知世が疑問を口にする。
「すぐわかる。あいつが現れたらな……」
「え?」
知世がケルベロスに訊き返すが彼は答えない。
「…………」
すみれは会話に入らずだまりっぱなしだった。
(さくら……)
今は口にしてはいけないと悟っていたためだ。
さくらが名前を書いた後、強い風が吹き始める。
「最後の審判よ」
観月先生が言った。
「え……」
さくらは言葉の意味を掴めていない様だった。
ひときわ風が強くなり、東京タワーの後ろに月が見える。
(満月……)
嫌になるほどきれいな満月だ。
すみれはそう思ったときだった。
雪兎が光に包まれ浮き上がる。
「「え?」」
さくらと小狼が驚く。
「雪兎さん!」
さくらが名前を呼ぶ。
「まさか……」
一番当たってほしくなかった予想が当たってしまった。
「彼、があの人なの……?」
すみれは呟く。
「すみれ……」
アップルティーアが優しくすみれを抱き寄せる。
そのすみれの目の前で雪兎は身体から羽を生やし、蛹みたいに羽で包まれる。
その状態が終わったと思ったら、目の前には銀色の髪に瞳の青年が立っていたのだった。
知世がさくらに話しかける。
「え!?」
カードが集まったのに喜んでいない観月先生やすみれたちに気を取られていたさくらがびっくりした。
「カードに名前を書かれました?」
「ううん。まだ……」
さくらが首を横に振る。
「ではぜひその場面を」
ビデオを構える知世。
「う、うん」
さくらはカードを出して名前を書こうとする。
「さくら」
ケルベロスが話しかける。
「うん?」
さくらがケルベロスを見る。
「名前書いたらカードは全部封印終了や」
「うん」
さくらは嬉しそうだった。
「わいは……。さくらやったらなんとかできると信じとる」
「私も信じてる……」
「ええ。すみれができたんだもの。私も信じてる」
「ケロちゃん? すみれ? アップル?」
さくらは不穏なものをすみれたちから感じた。
観月先生をみると先生は悲痛そうな顔をしていて、その横に美空は何か祈るような顔をしていた。
きょとんと再度カードを見つめる。
何かあるのだろうか。
「どうした?」
小狼が気付いてさくらに訊く。
「ううん。今書くね」
さくらが名前を書く。
「そういえばカードはさくらちゃんが持っているものと李君が持っているものがあるんですよね? この場合どちらが正式なクロウカードの持ち主になるんでしょうか?」
ビデオを撮っていた知世が疑問を口にする。
「すぐわかる。あいつが現れたらな……」
「え?」
知世がケルベロスに訊き返すが彼は答えない。
「…………」
すみれは会話に入らずだまりっぱなしだった。
(さくら……)
今は口にしてはいけないと悟っていたためだ。
さくらが名前を書いた後、強い風が吹き始める。
「最後の審判よ」
観月先生が言った。
「え……」
さくらは言葉の意味を掴めていない様だった。
ひときわ風が強くなり、東京タワーの後ろに月が見える。
(満月……)
嫌になるほどきれいな満月だ。
すみれはそう思ったときだった。
雪兎が光に包まれ浮き上がる。
「「え?」」
さくらと小狼が驚く。
「雪兎さん!」
さくらが名前を呼ぶ。
「まさか……」
一番当たってほしくなかった予想が当たってしまった。
「彼、があの人なの……?」
すみれは呟く。
「すみれ……」
アップルティーアが優しくすみれを抱き寄せる。
そのすみれの目の前で雪兎は身体から羽を生やし、蛹みたいに羽で包まれる。
その状態が終わったと思ったら、目の前には銀色の髪に瞳の青年が立っていたのだった。
