さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百十七話 一番最後のクロウカード
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神社に着替えが詰まった車がやってきていた。
「ほええええ」
「ふええええ」
さくらは白に桃色のマントの服、すみれはそれの黒に水色のマントの服を着ていた。
「可愛ささくれつですわ~」
「すみれちゃん素敵ですわ~!」
満足そうな知世と智世の姉妹。
「なんで着替えないといけないの?」
「っていうかなんで私まで?」
疑問に思うさくらとすみれ。
「今日はクロウカードが集まった記念すべき日! 特別な日には特別な服をきて記念撮影がお約束ですわ~!」
「さくらちゃんのカード全部集まったことを記念したいですし、それに私が着せたいだけですわ~」
「あ、そう……」
すみれは苦笑するしかなかった。
「それでわざわざお車呼んだの?」
「もちろん!」
「もちろんですわ!」
即答する智世と知世。
そこへ小狼と小龍が式服を着て車から出てきた。
「途中で李君たちのマンションに寄って李君の式服も用意してもらいましたわ」
知世がそういうとさくらと小狼を並べた。
クロウカードを持つ二人で記念撮影をしたいということだった。
「知世ちゃんたち嬉しそうだね……」
「ああ。だがこの後のことを考えると……」
「うん……」
すみれは頷くと月を見つめた。
嫌になるほどきれいな満月だった。
「満月か……」
「そうね。あの時と一緒ね」
アップルティーアが頷く。
「あの時と……」
リディアカードの『最後の審判』のことを思いだす。
あの時初めて聖奈がルナの仮の姿であり、カードを集めると『審判』を受けることを初めて知った。
「さくらもきっと……」
この後のことを思うと心臓がどきどきする。
「そうだな。ただ問題はユエが誰かだ。本の裏側にはいなかったんだよな?」
「うん。いなかった。ルナさんと同じだと思う」
気になってクロウカードをおさめる本をみてみたのだ。そこに月はいなかった。
「誰かが仮の姿として近くにいるってことか……」
「仮の姿……」
いったい誰だろうと考えた。
(観月先生……。いや違う。あの人は美帆先生と同じだとアップルが言っていた。あとは……)
知り合いのことを考える。
(きっと魔力の強い人のそばにいるそんな人は……。……!)
すみれははっとして雪兎を見た。
(雪兎さん……? いや、まさか……。それだったらさくらも悲しむし、私も悲しい……。だけど……)
その考えが頭から離れない。
(雪兎さんは力の強いお兄ちゃんのそばにいるし、ルナさんの仮の姿である聖奈さんとも仲がいい。月の力は隠せる……)
一つ一つ考えていく。
「ねえ、アップル」
「なあに?」
「ユエさんなんだけど……。お兄ちゃんと仲がいい人だったりしない?」
「……どうしてそう思うの?」
「お兄ちゃんと仲がいいあの人だったら魔力をお兄ちゃんで隠せるし、聖奈さんもいる。だから……」
これ以上言葉が続かない。
「すみれ……。それは……」
アップルティーアは黙り込んだ。
「そんな……」
薄々予想があっていたことを突きつけられた。
「さくら……」
すみれは不安そうにさくらを見て視線が合ってしまった。
「すみれ?」
すみれの様子のおかしさにさくらは首を傾げた。
「ほええええ」
「ふええええ」
さくらは白に桃色のマントの服、すみれはそれの黒に水色のマントの服を着ていた。
「可愛ささくれつですわ~」
「すみれちゃん素敵ですわ~!」
満足そうな知世と智世の姉妹。
「なんで着替えないといけないの?」
「っていうかなんで私まで?」
疑問に思うさくらとすみれ。
「今日はクロウカードが集まった記念すべき日! 特別な日には特別な服をきて記念撮影がお約束ですわ~!」
「さくらちゃんのカード全部集まったことを記念したいですし、それに私が着せたいだけですわ~」
「あ、そう……」
すみれは苦笑するしかなかった。
「それでわざわざお車呼んだの?」
「もちろん!」
「もちろんですわ!」
即答する智世と知世。
そこへ小狼と小龍が式服を着て車から出てきた。
「途中で李君たちのマンションに寄って李君の式服も用意してもらいましたわ」
知世がそういうとさくらと小狼を並べた。
クロウカードを持つ二人で記念撮影をしたいということだった。
「知世ちゃんたち嬉しそうだね……」
「ああ。だがこの後のことを考えると……」
「うん……」
すみれは頷くと月を見つめた。
嫌になるほどきれいな満月だった。
「満月か……」
「そうね。あの時と一緒ね」
アップルティーアが頷く。
「あの時と……」
リディアカードの『最後の審判』のことを思いだす。
あの時初めて聖奈がルナの仮の姿であり、カードを集めると『審判』を受けることを初めて知った。
「さくらもきっと……」
この後のことを思うと心臓がどきどきする。
「そうだな。ただ問題はユエが誰かだ。本の裏側にはいなかったんだよな?」
「うん。いなかった。ルナさんと同じだと思う」
気になってクロウカードをおさめる本をみてみたのだ。そこに月はいなかった。
「誰かが仮の姿として近くにいるってことか……」
「仮の姿……」
いったい誰だろうと考えた。
(観月先生……。いや違う。あの人は美帆先生と同じだとアップルが言っていた。あとは……)
知り合いのことを考える。
(きっと魔力の強い人のそばにいるそんな人は……。……!)
すみれははっとして雪兎を見た。
(雪兎さん……? いや、まさか……。それだったらさくらも悲しむし、私も悲しい……。だけど……)
その考えが頭から離れない。
(雪兎さんは力の強いお兄ちゃんのそばにいるし、ルナさんの仮の姿である聖奈さんとも仲がいい。月の力は隠せる……)
一つ一つ考えていく。
「ねえ、アップル」
「なあに?」
「ユエさんなんだけど……。お兄ちゃんと仲がいい人だったりしない?」
「……どうしてそう思うの?」
「お兄ちゃんと仲がいいあの人だったら魔力をお兄ちゃんで隠せるし、聖奈さんもいる。だから……」
これ以上言葉が続かない。
「すみれ……。それは……」
アップルティーアは黙り込んだ。
「そんな……」
薄々予想があっていたことを突きつけられた。
「さくら……」
すみれは不安そうにさくらを見て視線が合ってしまった。
「すみれ?」
すみれの様子のおかしさにさくらは首を傾げた。
