さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百十六話 不思議な先生の秘密
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「月城さん、次は決勝戦ですわね」
知世が言った。
「うん。でも決勝戦の相手……」
さくらが弓道場をみた。
そこには雪兎と観月先生が並んでいた。
彼らが決勝で戦うのだ。
何事か話しているのが見える。
(先生と雪兎さん……。なんかどっちも気配が似ている気がするんだけど……)
「ねえ、アップル」
「何」
アップルティーアが鞄から顔を出す。
「先生と雪兎さんって気配とか似ているよね」
「そう? どっちかっていうと美帆のお姉さんとあの観月先生の方が似ている気がするけど……」
「あ……!」
確かにと思った。
(観月先生……。美帆先生とも似た感じなんだ……)
すみれは納得した。
「しっ。始まるわよ」
美空が弓道場を見るように言う。
「う、うん」
すみれは頷くと矢をかまえている雪兎をみた。
彼が放った矢は中心に近いところに刺さる。
次に観月先生が放ち、中心に刺さった。
その後も試合は進み、どちらも中心に近いところに今のところ刺さっていた。
「互角だね……」
「どちらもすごいですね……」
聖奈の意見に美空が頷く。
「どっちを応援していいか分からないですわね」
「うん。どっちにも勝ってほしいから難しいところだね」
すみれはそこが悩みどころだった。
「どちらもまったく外しませんわ」
「集中力が途切れた方が負ける」
「そうだね。こういうのは集中力がないといけないしね……」
小狼、小龍、知世が話しているのが聞こえる。
彼らの視線の先では観月先生が矢をかまえていた。
集中力を感じる。
しかしそんな中、観月先生は何かに気をとられたかのように矢を外した。
雪兎の勝ちだ。
「月城さんが勝ちましたわ」
「うん……」
さくらが頷く。どちらにも勝ってほしかったので少し残念な思いがあったのだろう。
「先生、最後の矢を射るとき何かに気づいたような……」
「あ、僕も思った。何かに気をとられていたよね」
「「え?」」
さくらと知世がきょとんとした顔で小狼、小龍をみた。
「そうなの?」
「何に気をとられていたんでしょうね?」
あやめと実世も分からない様だ。
「何かか……。なんだと思う? アップル?」
すみれは驚いた。
アップルティーアが今までに見たことない険しい顔で観月先生を見ていたからだ。
「どうしたの?」
「なんでもないよ……」
さくらのリュックをちらりと見て、アップルティーアは黙り込んでいた。
(アップル、どうしちゃったんだろう……?)
不安な気持ちをすみれは覚えた。
知世が言った。
「うん。でも決勝戦の相手……」
さくらが弓道場をみた。
そこには雪兎と観月先生が並んでいた。
彼らが決勝で戦うのだ。
何事か話しているのが見える。
(先生と雪兎さん……。なんかどっちも気配が似ている気がするんだけど……)
「ねえ、アップル」
「何」
アップルティーアが鞄から顔を出す。
「先生と雪兎さんって気配とか似ているよね」
「そう? どっちかっていうと美帆のお姉さんとあの観月先生の方が似ている気がするけど……」
「あ……!」
確かにと思った。
(観月先生……。美帆先生とも似た感じなんだ……)
すみれは納得した。
「しっ。始まるわよ」
美空が弓道場を見るように言う。
「う、うん」
すみれは頷くと矢をかまえている雪兎をみた。
彼が放った矢は中心に近いところに刺さる。
次に観月先生が放ち、中心に刺さった。
その後も試合は進み、どちらも中心に近いところに今のところ刺さっていた。
「互角だね……」
「どちらもすごいですね……」
聖奈の意見に美空が頷く。
「どっちを応援していいか分からないですわね」
「うん。どっちにも勝ってほしいから難しいところだね」
すみれはそこが悩みどころだった。
「どちらもまったく外しませんわ」
「集中力が途切れた方が負ける」
「そうだね。こういうのは集中力がないといけないしね……」
小狼、小龍、知世が話しているのが聞こえる。
彼らの視線の先では観月先生が矢をかまえていた。
集中力を感じる。
しかしそんな中、観月先生は何かに気をとられたかのように矢を外した。
雪兎の勝ちだ。
「月城さんが勝ちましたわ」
「うん……」
さくらが頷く。どちらにも勝ってほしかったので少し残念な思いがあったのだろう。
「先生、最後の矢を射るとき何かに気づいたような……」
「あ、僕も思った。何かに気をとられていたよね」
「「え?」」
さくらと知世がきょとんとした顔で小狼、小龍をみた。
「そうなの?」
「何に気をとられていたんでしょうね?」
あやめと実世も分からない様だ。
「何かか……。なんだと思う? アップル?」
すみれは驚いた。
アップルティーアが今までに見たことない険しい顔で観月先生を見ていたからだ。
「どうしたの?」
「なんでもないよ……」
さくらのリュックをちらりと見て、アップルティーアは黙り込んでいた。
(アップル、どうしちゃったんだろう……?)
不安な気持ちをすみれは覚えた。
