さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百十五話 苺鈴とのお別れ
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『すみれ! 今、ケルベロスとともにカードの気配をする方に向かっているわ。そっちはどう?』
アップルティーアの声が電話からする。
さくらは桃色の衣装、すみれは水色の衣装をきて玄関にいた。
すぐそばには知世、智世、美空がいた。
『もう出るところ! 分かった!』
すみれは頷くと通話を切った。
さくらも電話していて通話を切ったところだった。
すみれたちは走ろうとしたが苺鈴が俯いてこないことに気づいた。
「苺鈴ちゃん! いかないの?」
「こないの?」
「……やめとく……」
小さな声で彼女は言った。
「行こう! 苺鈴ちゃん!」
「そうだよ! 行こう! きっと行った方がいい気がする!」
苺鈴の手をさくらがひっぱり、すみれが後ろをおして走っていった。
「苺鈴ちゃんには苺鈴ちゃんにしかできないことがたくさんあるもん!」
「そうだよ! 苺鈴ちゃんにしかできないこと探そう!」
そう言って走っていく。
「どあ!」
「小狼!」
小龍が駆け寄る。
何者かに小龍が突き飛ばされたのだ。
「このカード……!」
小龍が目の前のカードを睨む。
「うふふ」
「あはは」
双子のカードが笑う。
「くそ……」
小狼が悪態をつく。
そこへケルベロスとアップルティーアが到着する。
「あ~あ。やっぱり『双(ツイン)』や……! ってなんや? おまえたちん家、二つになっとるやないか!」
「本当だ!」
アップルティーアがびっくりする。
「「小狼様! 小龍様! 大丈夫ですか!?」」
二人の偉が叫ぶ。
「げ! じいさんまで二人になっとる!」
「ぶ、不気味ね……!」
ますますぎょっとするケルベロスとアップルティーア。
「ケロちゃん!」
「アップルティーア!」
さくらとすみれが叫ぶ。
「さくら! なにしとったんや! 遅いで!」
「ごめん!」
さくらがケルベロスに謝る。
苺鈴が小狼に駆け寄る。
「小狼……大丈夫?」
「ああ……」
「怪我はないよ」
小龍が答える。
無事を確かめ合っていると『双(ツイン)』が向かってくる。
「危ない!」
小狼が苺鈴を庇う。
「大丈夫か?」
「え、ええ……」
苺鈴が戸惑いながらも頷く。
「『跳(ジャンプ)』!」
さくらはとんで『双(ツイン)』から逃げる。
「風よ! 戒めの鎖となれ! 『風(ウィンディ)』!」
『風(ウィンディ)』で縛るも片方には逃げられる。
「汝のあるべき姿に戻れ! クロウカード!」
封印しようとするも失敗する。
「どうして……!」
さくらが驚く。
「『双(ツイン)』は片っぽだけ捕まえてもあかんのや!」
「ええ⁉」
「嘘!?」
姉妹は驚く。
「両方同時に動かれへんようにせんとあかん!」
「同時にって……!」
「『跳(ジャンプ)』!」
さくらは『跳(ジャンプ)』を使って逃げる。
「わわわ! このままだとらちが明かないって……!」
すみれはどうすればいいか分からなかった。
「同時なんだな!?」
小狼が訊く。
「おい!」
札をさくらに見せる。
「あ……!」
さくらが気付く。
「雷帝招来!」
「『雷(サンダー)』!」
雷で同時攻撃する。
「あかん! あいつを送ると気づかれる! それに全く動じやないと……」
ケルベロスが言った。
「ええ⁉ 全く同時なんて……。合図あってもずれちゃったのに……!」
さくらが叫ぶ。
その『双(ツイン)』はにこにこ笑っていた。
「もう一度やるか!?」
小狼が叫ぶ。
「けどうまくいくか……」
ケルベロスは不安そうだった。
「せめてお互いのことをもう少し知っていれば……」
すみれが唸る。
「そうだけどやってみるしか……」
さくらはそこで言葉をやめた。
すみれの言葉を聞いて思いついたことがあったのだ。
「苺鈴ちゃん!」
さくらが低い位置の屋根に降り立つ。
「苺鈴ちゃんと李小狼君なら合図なしで同時に『双(ツイン)』を動けなくすることができるかも!」
「え⁉ 木之本さくらさん!?」
苺鈴が戸惑う。
「できるよ! だって苺鈴ちゃんずっと李小狼君のこと見てきたんだもん!」
「そうだよ! 幼いころから一緒でしょ!?」
すみれも頷いた。
いいアイデアだと思ったのだ。
「でも……」
苺鈴は戸惑う。
小狼がこっちをみた。
「でも……でも……私は邪魔だから……」
小狼が剣を納めて構えをとる。
「行くぞ! 苺鈴!」
「大丈夫。邪魔だなんて僕も小狼も思ってないから」
小龍が本心を言った。
「分かった!」
しばらく戸惑っていたが、苺鈴は頷いた。
アップルティーアの声が電話からする。
さくらは桃色の衣装、すみれは水色の衣装をきて玄関にいた。
すぐそばには知世、智世、美空がいた。
『もう出るところ! 分かった!』
すみれは頷くと通話を切った。
さくらも電話していて通話を切ったところだった。
すみれたちは走ろうとしたが苺鈴が俯いてこないことに気づいた。
「苺鈴ちゃん! いかないの?」
「こないの?」
「……やめとく……」
小さな声で彼女は言った。
「行こう! 苺鈴ちゃん!」
「そうだよ! 行こう! きっと行った方がいい気がする!」
苺鈴の手をさくらがひっぱり、すみれが後ろをおして走っていった。
「苺鈴ちゃんには苺鈴ちゃんにしかできないことがたくさんあるもん!」
「そうだよ! 苺鈴ちゃんにしかできないこと探そう!」
そう言って走っていく。
「どあ!」
「小狼!」
小龍が駆け寄る。
何者かに小龍が突き飛ばされたのだ。
「このカード……!」
小龍が目の前のカードを睨む。
「うふふ」
「あはは」
双子のカードが笑う。
「くそ……」
小狼が悪態をつく。
そこへケルベロスとアップルティーアが到着する。
「あ~あ。やっぱり『双(ツイン)』や……! ってなんや? おまえたちん家、二つになっとるやないか!」
「本当だ!」
アップルティーアがびっくりする。
「「小狼様! 小龍様! 大丈夫ですか!?」」
二人の偉が叫ぶ。
「げ! じいさんまで二人になっとる!」
「ぶ、不気味ね……!」
ますますぎょっとするケルベロスとアップルティーア。
「ケロちゃん!」
「アップルティーア!」
さくらとすみれが叫ぶ。
「さくら! なにしとったんや! 遅いで!」
「ごめん!」
さくらがケルベロスに謝る。
苺鈴が小狼に駆け寄る。
「小狼……大丈夫?」
「ああ……」
「怪我はないよ」
小龍が答える。
無事を確かめ合っていると『双(ツイン)』が向かってくる。
「危ない!」
小狼が苺鈴を庇う。
「大丈夫か?」
「え、ええ……」
苺鈴が戸惑いながらも頷く。
「『跳(ジャンプ)』!」
さくらはとんで『双(ツイン)』から逃げる。
「風よ! 戒めの鎖となれ! 『風(ウィンディ)』!」
『風(ウィンディ)』で縛るも片方には逃げられる。
「汝のあるべき姿に戻れ! クロウカード!」
封印しようとするも失敗する。
「どうして……!」
さくらが驚く。
「『双(ツイン)』は片っぽだけ捕まえてもあかんのや!」
「ええ⁉」
「嘘!?」
姉妹は驚く。
「両方同時に動かれへんようにせんとあかん!」
「同時にって……!」
「『跳(ジャンプ)』!」
さくらは『跳(ジャンプ)』を使って逃げる。
「わわわ! このままだとらちが明かないって……!」
すみれはどうすればいいか分からなかった。
「同時なんだな!?」
小狼が訊く。
「おい!」
札をさくらに見せる。
「あ……!」
さくらが気付く。
「雷帝招来!」
「『雷(サンダー)』!」
雷で同時攻撃する。
「あかん! あいつを送ると気づかれる! それに全く動じやないと……」
ケルベロスが言った。
「ええ⁉ 全く同時なんて……。合図あってもずれちゃったのに……!」
さくらが叫ぶ。
その『双(ツイン)』はにこにこ笑っていた。
「もう一度やるか!?」
小狼が叫ぶ。
「けどうまくいくか……」
ケルベロスは不安そうだった。
「せめてお互いのことをもう少し知っていれば……」
すみれが唸る。
「そうだけどやってみるしか……」
さくらはそこで言葉をやめた。
すみれの言葉を聞いて思いついたことがあったのだ。
「苺鈴ちゃん!」
さくらが低い位置の屋根に降り立つ。
「苺鈴ちゃんと李小狼君なら合図なしで同時に『双(ツイン)』を動けなくすることができるかも!」
「え⁉ 木之本さくらさん!?」
苺鈴が戸惑う。
「できるよ! だって苺鈴ちゃんずっと李小狼君のこと見てきたんだもん!」
「そうだよ! 幼いころから一緒でしょ!?」
すみれも頷いた。
いいアイデアだと思ったのだ。
「でも……」
苺鈴は戸惑う。
小狼がこっちをみた。
「でも……でも……私は邪魔だから……」
小狼が剣を納めて構えをとる。
「行くぞ! 苺鈴!」
「大丈夫。邪魔だなんて僕も小狼も思ってないから」
小龍が本心を言った。
「分かった!」
しばらく戸惑っていたが、苺鈴は頷いた。
