さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百十五話 苺鈴とのお別れ
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「え⁉ 苺鈴ちゃん帰っちゃうの!?」
「え⁉ 帰る!? いつ?」
すみれとさくらが驚いた声を上げる。
「来週……」
「そんな……」
「そんな急に……」
急なことに戸惑いを隠せない。
苺鈴は落ち込んだままだった。
そこへ小狼と小龍がやってきた。
すみれとさくらは顔をあげる。
「李小狼君、李小龍君……」
「李君……小龍……」
二人が来たことを察し苺鈴の目が見開かれる。
「香港に帰るって先生に言ったか?」
小狼が訊いた。
「早めの方がいいよ。手続きもあるしね」
小龍が忠告する。
「…………」
苺鈴は答えない。
「小龍の言う通り手続きとかも色々あるし、早くしないと……」
苺鈴が立ち上がる。
その顔は険しかった。
「小狼も小龍も私が帰ってもいいのね?」
「仕方ないだろう。叔母上に戻れって言われたんだし」
「うん、仕方ないよ。叔母上は早く戻ってほしいんだよ」
「仕方ないなんて……。小狼も小龍も私が邪魔なの!?」
苺鈴の顔は涙で濡れていた。
「え……」
「はい……?」
二人は戸惑う。
「私……ここにいちゃ邪魔……?」
「そうじゃなくて……」
「そうはいってない……」
「小狼と小龍の馬鹿!」
苺鈴は泣きながら去っていった。
「「苺鈴!」」
「「苺鈴ちゃん!」」
名前を呼ぶも彼女は見えなくなっていた。
「はあ……」
「はあ……どうして……」
小狼と小龍がため息をつく。
「苺鈴ちゃん帰っちゃうんだ」
「ああ」
小狼は頷くと去っていった。
「じゃあ僕も」
「小龍!」
すみれは小龍の後を追った。
「どうしてあんなこと言ったの?」
「あんなことって?」
「仕方ないなんて……。早く手続き進めるようにってあれじゃあ早く帰ってほしいって言っているようなものだよ」
「そんなつもりはなかったんだ……。ただ決定事項だしその方が苺鈴のためになるかなって……」
小龍は呟いた。
「でも苺鈴ちゃんには伝わってないよ。きちんと寂しいって言葉にしなきゃ伝わらないよ」
「……すみれの言う通りかもしれない」
「だからちゃんと言葉にして苺鈴ちゃんに伝えて、ね?」
「うん……」
小龍は頷いた。
「え⁉ 帰る!? いつ?」
すみれとさくらが驚いた声を上げる。
「来週……」
「そんな……」
「そんな急に……」
急なことに戸惑いを隠せない。
苺鈴は落ち込んだままだった。
そこへ小狼と小龍がやってきた。
すみれとさくらは顔をあげる。
「李小狼君、李小龍君……」
「李君……小龍……」
二人が来たことを察し苺鈴の目が見開かれる。
「香港に帰るって先生に言ったか?」
小狼が訊いた。
「早めの方がいいよ。手続きもあるしね」
小龍が忠告する。
「…………」
苺鈴は答えない。
「小龍の言う通り手続きとかも色々あるし、早くしないと……」
苺鈴が立ち上がる。
その顔は険しかった。
「小狼も小龍も私が帰ってもいいのね?」
「仕方ないだろう。叔母上に戻れって言われたんだし」
「うん、仕方ないよ。叔母上は早く戻ってほしいんだよ」
「仕方ないなんて……。小狼も小龍も私が邪魔なの!?」
苺鈴の顔は涙で濡れていた。
「え……」
「はい……?」
二人は戸惑う。
「私……ここにいちゃ邪魔……?」
「そうじゃなくて……」
「そうはいってない……」
「小狼と小龍の馬鹿!」
苺鈴は泣きながら去っていった。
「「苺鈴!」」
「「苺鈴ちゃん!」」
名前を呼ぶも彼女は見えなくなっていた。
「はあ……」
「はあ……どうして……」
小狼と小龍がため息をつく。
「苺鈴ちゃん帰っちゃうんだ」
「ああ」
小狼は頷くと去っていった。
「じゃあ僕も」
「小龍!」
すみれは小龍の後を追った。
「どうしてあんなこと言ったの?」
「あんなことって?」
「仕方ないなんて……。早く手続き進めるようにってあれじゃあ早く帰ってほしいって言っているようなものだよ」
「そんなつもりはなかったんだ……。ただ決定事項だしその方が苺鈴のためになるかなって……」
小龍は呟いた。
「でも苺鈴ちゃんには伝わってないよ。きちんと寂しいって言葉にしなきゃ伝わらないよ」
「……すみれの言う通りかもしれない」
「だからちゃんと言葉にして苺鈴ちゃんに伝えて、ね?」
「うん……」
小龍は頷いた。
