さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百十五話 苺鈴とのお別れ
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「まあ。よく撮れていますわね」
「本当にすみれちゃんもさくらちゃんも凛々しいですわ」
「あやめちゃんもすてきですわ」
知世と智世と実世が感心する。
そこにはすみれやさくらやあやめが写真に写っていた。
学校でアルバムを観ていたのだ。
「学芸会の劇、お兄ちゃん撮ってたんだって!」
さくらが説明する。
「さくらちゃんのお兄様は写真もお上手ですのね~」
「お姉様は写真は撮っていないんですの?」
「ビデオ撮っていたって! 後で見せてあげるね」
「ぜひ!」
すみれの言葉に智世は頷いた。
「まあ上手に撮れていたとしてもカメラやビデオがよかったんだけどね」
「またあやめは憎まれ口を言って……」
美空が苦笑する。
そこへ苺鈴がやってきた。
「あ、苺鈴ちゃん」
「本当だ。苺鈴ちゃんだ」
「おはようございます」
「おはよう、苺鈴ちゃん」
「おはよう~!」
「苺鈴ちゃん、おはよう!」
「おはようございます、苺鈴ちゃん」
「苺鈴ちゃん、おはようございます」
それぞれ挨拶する。
しかし彼女の様子が変だった。
「「おはよう」」
にこやかに挨拶するも俯いて答えない。
明らかに変だった。
「あのね、この前の写真を……苺鈴ちゃん?」
さくらが話しかけるも言葉を研ぎらせる。
彼女が目を潤ませていたからだ。
「どうしたの!?」
「なにかあったの!?」
すみれたちはぎょっとして訊いたのだった。
「本当にすみれちゃんもさくらちゃんも凛々しいですわ」
「あやめちゃんもすてきですわ」
知世と智世と実世が感心する。
そこにはすみれやさくらやあやめが写真に写っていた。
学校でアルバムを観ていたのだ。
「学芸会の劇、お兄ちゃん撮ってたんだって!」
さくらが説明する。
「さくらちゃんのお兄様は写真もお上手ですのね~」
「お姉様は写真は撮っていないんですの?」
「ビデオ撮っていたって! 後で見せてあげるね」
「ぜひ!」
すみれの言葉に智世は頷いた。
「まあ上手に撮れていたとしてもカメラやビデオがよかったんだけどね」
「またあやめは憎まれ口を言って……」
美空が苦笑する。
そこへ苺鈴がやってきた。
「あ、苺鈴ちゃん」
「本当だ。苺鈴ちゃんだ」
「おはようございます」
「おはよう、苺鈴ちゃん」
「おはよう~!」
「苺鈴ちゃん、おはよう!」
「おはようございます、苺鈴ちゃん」
「苺鈴ちゃん、おはようございます」
それぞれ挨拶する。
しかし彼女の様子が変だった。
「「おはよう」」
にこやかに挨拶するも俯いて答えない。
明らかに変だった。
「あのね、この前の写真を……苺鈴ちゃん?」
さくらが話しかけるも言葉を研ぎらせる。
彼女が目を潤ませていたからだ。
「どうしたの!?」
「なにかあったの!?」
すみれたちはぎょっとして訊いたのだった。
