さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百十四話 学芸会と暗闇の中
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友枝小学校に保護者や関係者が集まっていた。
学芸会当日。
すみれは少し緊張気味だった。
「き、緊張する……!」
「大丈夫だよ。あんなに練習したんだもん」
美空がなだめる。
「すみれちゃんの従者の衣装素敵……!」
話を聞いていた瑠衣がすみれの衣装をほめる。
「えへへ。智世ちゃんが徹夜で作ってくれたの」
すみれは少し顔を赤くした。
「すみれちゃんの衣装ですもの。妥協は許されませんわ。思った通り似合いますわね~」
智世はうっとりとすみれを見た。
赤を基調とした上着と白い膨らんだズボンが彼女を凛々しく見せていた。
「さて。最後の仕上げよ。すみれ、ここに座って」
「はい?」
すみれはきょとんとした。
「いいから」
「う、うん」
疑問に思いながらも椅子に座る。
「従者役なら髪をまとめた方がいいよね~」
美空は髪を上手に編み込み、後ろで一つのお団子にした。
「これで帽子をかぶせて……。どう?」
「さすが美空ちゃんですわ! すみれちゃんがより素敵になりました」
美空の手をぎゅっと握って智世は興奮する。
「すみれちゃん、素敵だよ~」
「うん、前よりもっと素敵になった」
「あ、ありがとう。真子ちゃん、沙希ちゃん。二人も素敵だよ」
真子と沙希は招かれた招待客役で赤と青のドレスを着ていた。
「ねえ、リボン大丈夫かな? 変じゃない?」
千鶴がやってきて聞いてきた。
彼女も招待客役で紫のドレスを着ていた。
ただ少し後ろのリボンが曲がっているようだった。
「少し曲がっているみたい。これでどう?」
すみれはリボンをなおした。
「ありがとう、すみれちゃん。お互い頑張ろうね」
「うん」
千鶴とすみれは微笑みあう。
「へえ~。様になっているじゃん」
そこへ藤原が小龍とともにやってきていた。
「藤原君。千鶴ちゃんの格好どうかな?」
千鶴の思いを知っている美空が訊いた。
「似合ってるぜ。いつもより素敵だ」
「あ、ありがとう……」
千鶴の顔が赤くなる。
「藤原君も似合っているよ」
彼も招待客役で緑色の服を着ていた。
「お、おう……」
褒められて藤原の顔も思わず赤くなった。
「あの二人も仲がいいよね。やあ、すみれ」
小龍がすみれに挨拶する。
「小龍。小龍もなかなか似合っているね」
彼は水色のドレスに茶色のかつらをかぶっていた。
「そ、そうかな……」
小龍は女装は初めてで恥ずかしく思っていた。
「おもったよりは様になっているね……」
「思ったよりは余計だよ向川さん……。褒められてもうれしくはないけど……」
ごにょごにょと彼は言った。
「ところでさくらは?」
「木之本さくらさんならあっちで着替えているよ。小龍もいるんだ」
「知世ちゃんの衣装できたんだ。張り切っていたものね……」
しみじみとすみれは呟いたのだった。
学芸会当日。
すみれは少し緊張気味だった。
「き、緊張する……!」
「大丈夫だよ。あんなに練習したんだもん」
美空がなだめる。
「すみれちゃんの従者の衣装素敵……!」
話を聞いていた瑠衣がすみれの衣装をほめる。
「えへへ。智世ちゃんが徹夜で作ってくれたの」
すみれは少し顔を赤くした。
「すみれちゃんの衣装ですもの。妥協は許されませんわ。思った通り似合いますわね~」
智世はうっとりとすみれを見た。
赤を基調とした上着と白い膨らんだズボンが彼女を凛々しく見せていた。
「さて。最後の仕上げよ。すみれ、ここに座って」
「はい?」
すみれはきょとんとした。
「いいから」
「う、うん」
疑問に思いながらも椅子に座る。
「従者役なら髪をまとめた方がいいよね~」
美空は髪を上手に編み込み、後ろで一つのお団子にした。
「これで帽子をかぶせて……。どう?」
「さすが美空ちゃんですわ! すみれちゃんがより素敵になりました」
美空の手をぎゅっと握って智世は興奮する。
「すみれちゃん、素敵だよ~」
「うん、前よりもっと素敵になった」
「あ、ありがとう。真子ちゃん、沙希ちゃん。二人も素敵だよ」
真子と沙希は招かれた招待客役で赤と青のドレスを着ていた。
「ねえ、リボン大丈夫かな? 変じゃない?」
千鶴がやってきて聞いてきた。
彼女も招待客役で紫のドレスを着ていた。
ただ少し後ろのリボンが曲がっているようだった。
「少し曲がっているみたい。これでどう?」
すみれはリボンをなおした。
「ありがとう、すみれちゃん。お互い頑張ろうね」
「うん」
千鶴とすみれは微笑みあう。
「へえ~。様になっているじゃん」
そこへ藤原が小龍とともにやってきていた。
「藤原君。千鶴ちゃんの格好どうかな?」
千鶴の思いを知っている美空が訊いた。
「似合ってるぜ。いつもより素敵だ」
「あ、ありがとう……」
千鶴の顔が赤くなる。
「藤原君も似合っているよ」
彼も招待客役で緑色の服を着ていた。
「お、おう……」
褒められて藤原の顔も思わず赤くなった。
「あの二人も仲がいいよね。やあ、すみれ」
小龍がすみれに挨拶する。
「小龍。小龍もなかなか似合っているね」
彼は水色のドレスに茶色のかつらをかぶっていた。
「そ、そうかな……」
小龍は女装は初めてで恥ずかしく思っていた。
「おもったよりは様になっているね……」
「思ったよりは余計だよ向川さん……。褒められてもうれしくはないけど……」
ごにょごにょと彼は言った。
「ところでさくらは?」
「木之本さくらさんならあっちで着替えているよ。小龍もいるんだ」
「知世ちゃんの衣装できたんだ。張り切っていたものね……」
しみじみとすみれは呟いたのだった。
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