さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十五話 はじめてのデート
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
すみれたちは水族館のあちこちを見てみた。
やがて大きな丸い水槽がある部屋に言った。
「大きい魚だね~」
雪兎が感心する。
「本当ですね」
さくらもうなずく。
大きなマンボウが通ったところだったのだ。
「大きい……」
「でかいな……」
すみれと小龍も感心する。
「食べられるのかな?」
「一人じゃ無理じゃないでしょうか?」
「そうかな?」
そんな雪兎とさくらの会話を聞いてすみれは呆れた。
「食べることにいくのね……」
「食ってもまずそうだけどな……」
小龍の意見にすみれもうなずく。
やっぱりさくらと雪兎は天然だ。
「う~ん? 雪兎さんは天然ね……」
美空は同じく呆れた。
「呆れるすみれちゃんもかわいいですわ」
「食うばっかりに行くのは良くないと思うわ」
「それってアップルには言われたくないと思う」
本人に気づかれないように美空はぼそりと呟いた。
「何か言った?」
「いいえ。何も」
美空は素知らぬ顔をした。
(危なかった──!)
アップルティーアに言った言葉を聞かれなくて安心した美空は気づかなかった。
彼女たちから数メートル先にケルベロスと知世がいて同じようにさくらたちを見守っていたことを。
やがて大きな丸い水槽がある部屋に言った。
「大きい魚だね~」
雪兎が感心する。
「本当ですね」
さくらもうなずく。
大きなマンボウが通ったところだったのだ。
「大きい……」
「でかいな……」
すみれと小龍も感心する。
「食べられるのかな?」
「一人じゃ無理じゃないでしょうか?」
「そうかな?」
そんな雪兎とさくらの会話を聞いてすみれは呆れた。
「食べることにいくのね……」
「食ってもまずそうだけどな……」
小龍の意見にすみれもうなずく。
やっぱりさくらと雪兎は天然だ。
「う~ん? 雪兎さんは天然ね……」
美空は同じく呆れた。
「呆れるすみれちゃんもかわいいですわ」
「食うばっかりに行くのは良くないと思うわ」
「それってアップルには言われたくないと思う」
本人に気づかれないように美空はぼそりと呟いた。
「何か言った?」
「いいえ。何も」
美空は素知らぬ顔をした。
(危なかった──!)
アップルティーアに言った言葉を聞かれなくて安心した美空は気づかなかった。
彼女たちから数メートル先にケルベロスと知世がいて同じようにさくらたちを見守っていたことを。