さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十五話 はじめてのデート
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家に帰るとさくらが嬉しそうに服を選んでいた。
雪兎に誘われたらしい。
「あんなに嬉しそうにしちゃって……。さて何を着ようかな」
そういうすみれも嬉しそうに服を選んでいたが。
「そういえばさくらは『水(ウォーティー)』攻略方法を考え付いたのかな?」
すみれはふと思った。
「あれはまだね。明日のデートでいっぱい」
「ふうん。そっか」
「ありゃ。そっけない。大事な妹なのにいいの? そんなに冷たくて」
アップルティーアは驚いた。
心配するのかと思ったのに案外冷たいのかと思ったのだ。
「心配していないわけじゃないの。ただクロウカード集めは彼女本人の力じゃないと意味ないと分かっているの。そうしないと『最後の審判』はクリアできない」
「ああ。『最後の審判』かあ……。って『最後の審判』がクロウカードにもあるって知っていたのね?」
「だってリディアさんはお父さんのクロウさんのカードを参考にリディアカードを創ったんでしょう? ならクロウカードにもあるはずじゃない」
すみれはきっぱりと言った。
「そっかあ……。さすがすみれ。確かに本人の力じゃないと『月(ユエ)』に認めてもらえない。あいつルナより面倒くさいと思うし……」
「ルナさんよりねえ……。想像つかない」
ルナは無愛想だけど面倒見がよく、すみれをよく気にかけてくれる。ユエという人もそんな性格なのかなとぼんやりと思った。
「さてさっさと服を選びなさい。このままだといつまでかかるか分からないわ」
「女の子にとってデートでの服装は大事なの!」
すみれはそのままアップルティーアとぎゃあぎゃあいいはじめた。
雪兎に誘われたらしい。
「あんなに嬉しそうにしちゃって……。さて何を着ようかな」
そういうすみれも嬉しそうに服を選んでいたが。
「そういえばさくらは『水(ウォーティー)』攻略方法を考え付いたのかな?」
すみれはふと思った。
「あれはまだね。明日のデートでいっぱい」
「ふうん。そっか」
「ありゃ。そっけない。大事な妹なのにいいの? そんなに冷たくて」
アップルティーアは驚いた。
心配するのかと思ったのに案外冷たいのかと思ったのだ。
「心配していないわけじゃないの。ただクロウカード集めは彼女本人の力じゃないと意味ないと分かっているの。そうしないと『最後の審判』はクリアできない」
「ああ。『最後の審判』かあ……。って『最後の審判』がクロウカードにもあるって知っていたのね?」
「だってリディアさんはお父さんのクロウさんのカードを参考にリディアカードを創ったんでしょう? ならクロウカードにもあるはずじゃない」
すみれはきっぱりと言った。
「そっかあ……。さすがすみれ。確かに本人の力じゃないと『月(ユエ)』に認めてもらえない。あいつルナより面倒くさいと思うし……」
「ルナさんよりねえ……。想像つかない」
ルナは無愛想だけど面倒見がよく、すみれをよく気にかけてくれる。ユエという人もそんな性格なのかなとぼんやりと思った。
「さてさっさと服を選びなさい。このままだといつまでかかるか分からないわ」
「女の子にとってデートでの服装は大事なの!」
すみれはそのままアップルティーアとぎゃあぎゃあいいはじめた。