さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百十話 閉じ込められたさくらたち
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すみれたちが土蔵のところにやってくると桃矢と雪兎、奈緒子と利佳とあやめがいた。
「すみれも来たのか」
桃矢が言った。
「さくらたちはまだ?」
「ああ。今から出すからな」
そう言って鍵を差し込もうとする。
その時すみれは中から何かが破られようとしている感覚がした。
「…!」
「すみれ……!」
こっそりと小龍が呟く。
彼にも理解できたようだ。
中から扉が開こうとしていた。
桃矢も何かに気づいたかのように鍵を差し込むのをやめてしまった。
「大丈夫よ」
「…?」
みんな声のする方を振り向いた。
「歌帆」
桃矢が名前を呼ぶ。
観月先生がそこにいた。
「今、開くわ」
そう短く言った。
「どうして先生にわかるんですか?」
我慢できなくなって小龍が訊いた。
「なんとなくよ」
そう先生は言った。
「なんとなくって……」
それだけで分かるのかと小龍は思った。
「なんかつかみどころない先生だね……」
「羽月先生みたいですわ……」
智世は美帆に似ているといった。
(確かに……)
前々から感じていたことをうまい具合に智世が言葉にしてくれていた。
「きゃああああ!」
中から悲鳴が聞こえた。
「さくら⁉」
あやめが扉の前に駆け寄る。
「どうしたんだ⁉」
桃矢が声をかけるが、返事はない。
「小龍!」
「ああ。『錠(ロック)』のカードが姿を現そうとしている!」
「『錠(ロック)』⁉ 『鍵(キー)』と対の?」
美空が驚く。
「ああ。クロウが『錠(ロック)』でよく部屋に立てこもるから『鍵(キー)』をリディアが創ったと彼女は本に書いていた」
小龍が説明する。
「へえ…」
クロウ・リードって変人だったのだろうかとすみれは思った。
やがて土蔵の中の音がやんだ。
「おい! さくら!」
桃矢が名前を呼んで扉をたたくと扉が開いた。
「さくら!」
続いてあやめが入り、すみれたちも続いた。
「お兄ちゃん! すみれ! あやめ!」
兄妹の名前をさくらは呼んだ。
「大丈夫か?」
「うん」
桃矢の質問にさくらは頷いた。
「「よ、よかった……」」
あやめとすみれはほっとした。
「よかったね、さくらちゃん」
「大丈夫だった?」
利佳と奈緒子が訊く。
「大丈夫。ごめんね、心配かけて」
さくらがほほ笑む。
「これで午後からの予定元通りだね」
「うん」
利佳の言葉にさくらが頷くもはっとした。
「でも……」
あたりを見回すと散らかっていた。
「めちゃくちゃですわね……」
「元通りにしないとできないですわね」
智世が指摘する。
「ほええ……」
さくらがため息をつく。
「みんなで片付ければ大丈夫よ。ね?」
観月先生が言った。
「「「はい‼」」」
三つ子は頷いた。
「すみれも来たのか」
桃矢が言った。
「さくらたちはまだ?」
「ああ。今から出すからな」
そう言って鍵を差し込もうとする。
その時すみれは中から何かが破られようとしている感覚がした。
「…!」
「すみれ……!」
こっそりと小龍が呟く。
彼にも理解できたようだ。
中から扉が開こうとしていた。
桃矢も何かに気づいたかのように鍵を差し込むのをやめてしまった。
「大丈夫よ」
「…?」
みんな声のする方を振り向いた。
「歌帆」
桃矢が名前を呼ぶ。
観月先生がそこにいた。
「今、開くわ」
そう短く言った。
「どうして先生にわかるんですか?」
我慢できなくなって小龍が訊いた。
「なんとなくよ」
そう先生は言った。
「なんとなくって……」
それだけで分かるのかと小龍は思った。
「なんかつかみどころない先生だね……」
「羽月先生みたいですわ……」
智世は美帆に似ているといった。
(確かに……)
前々から感じていたことをうまい具合に智世が言葉にしてくれていた。
「きゃああああ!」
中から悲鳴が聞こえた。
「さくら⁉」
あやめが扉の前に駆け寄る。
「どうしたんだ⁉」
桃矢が声をかけるが、返事はない。
「小龍!」
「ああ。『錠(ロック)』のカードが姿を現そうとしている!」
「『錠(ロック)』⁉ 『鍵(キー)』と対の?」
美空が驚く。
「ああ。クロウが『錠(ロック)』でよく部屋に立てこもるから『鍵(キー)』をリディアが創ったと彼女は本に書いていた」
小龍が説明する。
「へえ…」
クロウ・リードって変人だったのだろうかとすみれは思った。
やがて土蔵の中の音がやんだ。
「おい! さくら!」
桃矢が名前を呼んで扉をたたくと扉が開いた。
「さくら!」
続いてあやめが入り、すみれたちも続いた。
「お兄ちゃん! すみれ! あやめ!」
兄妹の名前をさくらは呼んだ。
「大丈夫か?」
「うん」
桃矢の質問にさくらは頷いた。
「「よ、よかった……」」
あやめとすみれはほっとした。
「よかったね、さくらちゃん」
「大丈夫だった?」
利佳と奈緒子が訊く。
「大丈夫。ごめんね、心配かけて」
さくらがほほ笑む。
「これで午後からの予定元通りだね」
「うん」
利佳の言葉にさくらが頷くもはっとした。
「でも……」
あたりを見回すと散らかっていた。
「めちゃくちゃですわね……」
「元通りにしないとできないですわね」
智世が指摘する。
「ほええ……」
さくらがため息をつく。
「みんなで片付ければ大丈夫よ。ね?」
観月先生が言った。
「「「はい‼」」」
三つ子は頷いた。
