さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百九話 消えてしまった知世の声
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知世の声が戻って数週間。
あっという間にコンクール当日になった。
「次、友枝小学校のコーラス部だって」
山崎が言った。
「知世ちゃんのソロがあるんだよね」
千春が頷く。
「楽しみだね!」
「ああ。大道寺知世の声はとてもきれいだからな」
瑠衣の声に澤田が頷く。
「優勝できるといいよな~」
「え、ええ。そうね……」
藤原に笑顔を向けられて千鶴がちょっと赤くなる。
その様子を美空がほほえましげに見ていた。
その隣にすみれはちょっと緊張気味に座っていた。
「そういえば……。木之本さくらさんはどこにいるの?」
従妹の高笑いを聞きながら緊張を和らげようと小龍が声をかける。
「さくら? さくらなら知世ちゃんのところに向かったよ。ねえ?」
「うん。知世ちゃんって調子が悪かった時が合ったでしょ? 心配なんだって」
美空の隣に座っているあやめが頷く。
何も知らない彼女には知世が調子を崩したとだけ伝えていた。
「そうだね……。心配だよね。でも大道寺知世さんは大丈夫だと思うよ。大親友が見ているし、大道寺智世さんや実世さんだって同じだ」
小龍は少し照れ臭くなりながら言った。
「「……ありがとう」」
励ましてくれるのが分かったからあやめとすみれは微笑んだ。
その心がうれしかったのだ。
『次は友枝小学校コーラス部です』
アナウンスが流れる。
「あ、始まるみたい」
美空が言った。
ピアノの音が流れ、合唱が始まる。
「~♪ ~♪ ~♪」
それはとてもきれいな曲で心がこもっていた。
(まるで……誰かに対して歌っているみたい……)
すみれはうっとりとした。
その誰かはすみれには心当たりがあった。
今回尽力し、大親友のさくらに向けてだろう。
やがて合唱は終わり、歌い終わった知世はさくらに向けて微笑んだのだった。
あっという間にコンクール当日になった。
「次、友枝小学校のコーラス部だって」
山崎が言った。
「知世ちゃんのソロがあるんだよね」
千春が頷く。
「楽しみだね!」
「ああ。大道寺知世の声はとてもきれいだからな」
瑠衣の声に澤田が頷く。
「優勝できるといいよな~」
「え、ええ。そうね……」
藤原に笑顔を向けられて千鶴がちょっと赤くなる。
その様子を美空がほほえましげに見ていた。
その隣にすみれはちょっと緊張気味に座っていた。
「そういえば……。木之本さくらさんはどこにいるの?」
従妹の高笑いを聞きながら緊張を和らげようと小龍が声をかける。
「さくら? さくらなら知世ちゃんのところに向かったよ。ねえ?」
「うん。知世ちゃんって調子が悪かった時が合ったでしょ? 心配なんだって」
美空の隣に座っているあやめが頷く。
何も知らない彼女には知世が調子を崩したとだけ伝えていた。
「そうだね……。心配だよね。でも大道寺知世さんは大丈夫だと思うよ。大親友が見ているし、大道寺智世さんや実世さんだって同じだ」
小龍は少し照れ臭くなりながら言った。
「「……ありがとう」」
励ましてくれるのが分かったからあやめとすみれは微笑んだ。
その心がうれしかったのだ。
『次は友枝小学校コーラス部です』
アナウンスが流れる。
「あ、始まるみたい」
美空が言った。
ピアノの音が流れ、合唱が始まる。
「~♪ ~♪ ~♪」
それはとてもきれいな曲で心がこもっていた。
(まるで……誰かに対して歌っているみたい……)
すみれはうっとりとした。
その誰かはすみれには心当たりがあった。
今回尽力し、大親友のさくらに向けてだろう。
やがて合唱は終わり、歌い終わった知世はさくらに向けて微笑んだのだった。
