さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百九話 消えてしまった知世の声
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「具合どう?」
大道寺家につくとすぐに知世の家に通された。
さくらはまず知世の具合を聞いた。
知世はにっこり笑ってOKのマークを作る。
「よかったですわ……」
具合が悪くないことに智世がほっとする。
「声、まだ出ないんだね……」
さくらは心配そうだ。
「ごめんなさい……。私が早く気づかなかったから……」
そう言ってさくらが落ち込む。
「さくらのせいじゃないのに……」
すみれはさくらの手を握って慰める。
「さくらちゃん……」
智世は心配そうにさくらを見た。
それをみた知世はスケッチブックに文字を書く。
そこにはさくらを勇気づける言葉とさくらが悲しい顔をしていると自分も悲しいと書いてあった。
「知世ちゃん……」
自分もつらいだろうにさくらを励ます知世にすみれは何て言っていいかわからなかった。
「知世ちゃんもああいっているし、元気出して。さくら」
美空が元気づける。
「知世ちゃん……」
さくらは何か決意した顔になった。
「コンクールまでにカード捕まえるよ! 絶対」
「その意気よ。さくら」
少し元気が出たさくらにすみれはほっとした。
そこに扉をたたく音がして園美が入ってきた。
「こんにちは」
そういってお茶を持ってくる。
「「こんにちは」」
すみれたちは立ち上がって挨拶をする。
「あら、あなたたちは初めてよね?」
園美が小狼と小龍に目を止める。
「李小狼です」
「李小龍です」
二人は挨拶をする。
「知世と智世と実世の母です。よろしくね。あ、さくらちゃんとすみれちゃんは座ってて」
自己紹介をした後、手伝おうとするさくらとすみれににこやかにそういった。
「お手伝いさせてください」
「私もお手伝いさせてくださいな」
「そう? ありがとう」
園美はお礼を言った。
そんな様子を小狼はさくらを中心に見ていた。
『ずっとさくらちゃんのことを見ているんですね』
それを見た知世はそんなことを書いて小狼に見せる。
「ば…! な……! 俺は…違う……!」
そう言って赤くなって否定をする。
「どうしたの?」
さくらが驚いて問いかける。
「な、なんでもない……」
赤くなって小狼はどさりと座る。
「赤くなっている時点で図星だと思うけどな……」
美空が聞こえないようにぼそりと呟く。
「そうだね……。心の奥では木之本さくらさんに惹かれていると思うよ? ただ気づいていないだけで……」
「まあ……。ご兄弟から見るとそんなふうに見えるんですのね」
そう言って智世はふふっとほほえまし気に笑った。
「色々楽しみですわ」
「ね!」
智世と美空は微笑んだのだった。
大道寺家につくとすぐに知世の家に通された。
さくらはまず知世の具合を聞いた。
知世はにっこり笑ってOKのマークを作る。
「よかったですわ……」
具合が悪くないことに智世がほっとする。
「声、まだ出ないんだね……」
さくらは心配そうだ。
「ごめんなさい……。私が早く気づかなかったから……」
そう言ってさくらが落ち込む。
「さくらのせいじゃないのに……」
すみれはさくらの手を握って慰める。
「さくらちゃん……」
智世は心配そうにさくらを見た。
それをみた知世はスケッチブックに文字を書く。
そこにはさくらを勇気づける言葉とさくらが悲しい顔をしていると自分も悲しいと書いてあった。
「知世ちゃん……」
自分もつらいだろうにさくらを励ます知世にすみれは何て言っていいかわからなかった。
「知世ちゃんもああいっているし、元気出して。さくら」
美空が元気づける。
「知世ちゃん……」
さくらは何か決意した顔になった。
「コンクールまでにカード捕まえるよ! 絶対」
「その意気よ。さくら」
少し元気が出たさくらにすみれはほっとした。
そこに扉をたたく音がして園美が入ってきた。
「こんにちは」
そういってお茶を持ってくる。
「「こんにちは」」
すみれたちは立ち上がって挨拶をする。
「あら、あなたたちは初めてよね?」
園美が小狼と小龍に目を止める。
「李小狼です」
「李小龍です」
二人は挨拶をする。
「知世と智世と実世の母です。よろしくね。あ、さくらちゃんとすみれちゃんは座ってて」
自己紹介をした後、手伝おうとするさくらとすみれににこやかにそういった。
「お手伝いさせてください」
「私もお手伝いさせてくださいな」
「そう? ありがとう」
園美はお礼を言った。
そんな様子を小狼はさくらを中心に見ていた。
『ずっとさくらちゃんのことを見ているんですね』
それを見た知世はそんなことを書いて小狼に見せる。
「ば…! な……! 俺は…違う……!」
そう言って赤くなって否定をする。
「どうしたの?」
さくらが驚いて問いかける。
「な、なんでもない……」
赤くなって小狼はどさりと座る。
「赤くなっている時点で図星だと思うけどな……」
美空が聞こえないようにぼそりと呟く。
「そうだね……。心の奥では木之本さくらさんに惹かれていると思うよ? ただ気づいていないだけで……」
「まあ……。ご兄弟から見るとそんなふうに見えるんですのね」
そう言って智世はふふっとほほえまし気に笑った。
「色々楽しみですわ」
「ね!」
智世と美空は微笑んだのだった。
