さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十五話 はじめてのデート
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「クロウカード? やっぱりあの水族館での出来事はクロウカードの仕業だったのか……」
次の日、学校ですみれは小龍たちに昨日ケルベロスから聞いたことを話した。
「しかも『水(ウォーティー)』のカードか……。高位カードの一つじゃないか……」
「うん。しかも『水(ウォーティー)』のカードは気性も荒いから捕まえるの大変だと思う」
「木之本さくらさんが持っているクロウカードは?」
小龍はさくらが持っているクロウカードをすみれに訊いてきた。
「たしか手元に残っていたのが、『風(ウインディ)』だったと思う。そして『翔(フライ)』を次に捕まえたはず」
「この間捕まえたのが『影(シャドウ)』よね」
黙っていた美空が口をはさむ。
「さくらちゃんの手元には3枚のカードがあるということですわね」
智世が頷いた。
「『風(ウインディ)』『翔(フライ)』『影(シャドウ)』か……。『風(ウインディ)』のカードは高位カードのとはいえ、気性は優しいほうだ。『水(ウォーティー)』の相手はきついな……」
「ケロちゃんも今の手持ちカードじゃ無理だってさくらに言っていた」
すみれの言葉に小龍はだろうなと頷いた。
「ところで話が変わるんだけど、今度の日曜日に水族館に一緒に行かないかい?」
「え!」
小龍に言われてすみれは驚いた。
それってデートのお誘い?
「ダメかな?」
「ダメじゃないよ! 嬉しい」
すみれが言うと小龍は嬉しそうに微笑んだ。
(小龍との初デートかあああ。何を着ればいいんだろう?)
すみれは舞い上がってデートのことを考えていた。
現実に戻ってきたのは美空と智世の声が聞こえたからだ。
「あれってデートのお誘いかしら?」
「すみれちゃん、嬉しそうですわ。これは見逃せませんわね」
「だね! すみれ、初デート頑張ってね!」
美空のダメ押しの言葉に小龍とすみれはどちらも顔を真っ赤にしたのだった。
次の日、学校ですみれは小龍たちに昨日ケルベロスから聞いたことを話した。
「しかも『水(ウォーティー)』のカードか……。高位カードの一つじゃないか……」
「うん。しかも『水(ウォーティー)』のカードは気性も荒いから捕まえるの大変だと思う」
「木之本さくらさんが持っているクロウカードは?」
小龍はさくらが持っているクロウカードをすみれに訊いてきた。
「たしか手元に残っていたのが、『風(ウインディ)』だったと思う。そして『翔(フライ)』を次に捕まえたはず」
「この間捕まえたのが『影(シャドウ)』よね」
黙っていた美空が口をはさむ。
「さくらちゃんの手元には3枚のカードがあるということですわね」
智世が頷いた。
「『風(ウインディ)』『翔(フライ)』『影(シャドウ)』か……。『風(ウインディ)』のカードは高位カードのとはいえ、気性は優しいほうだ。『水(ウォーティー)』の相手はきついな……」
「ケロちゃんも今の手持ちカードじゃ無理だってさくらに言っていた」
すみれの言葉に小龍はだろうなと頷いた。
「ところで話が変わるんだけど、今度の日曜日に水族館に一緒に行かないかい?」
「え!」
小龍に言われてすみれは驚いた。
それってデートのお誘い?
「ダメかな?」
「ダメじゃないよ! 嬉しい」
すみれが言うと小龍は嬉しそうに微笑んだ。
(小龍との初デートかあああ。何を着ればいいんだろう?)
すみれは舞い上がってデートのことを考えていた。
現実に戻ってきたのは美空と智世の声が聞こえたからだ。
「あれってデートのお誘いかしら?」
「すみれちゃん、嬉しそうですわ。これは見逃せませんわね」
「だね! すみれ、初デート頑張ってね!」
美空のダメ押しの言葉に小龍とすみれはどちらも顔を真っ赤にしたのだった。