さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百九話 消えてしまった知世の声
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チアリーディング部の練習の声が校庭に響き渡る。
すみれたちは現在休憩中だ。
「ねえねえ。新しいコーラス部の歌、聴いた?」
さくらがすみれたちに話しかけてくる。
「ううん」
「聴いてないわ」
千春と瑠衣が首を横に振る。
「知世ちゃん次のコンクール用に新しい歌練習中なんだって!」
「ああ。智世ちゃんが知世ちゃんのソロパートがあるって言っていたね」
すみれは先ほど聞いたことを伝えた。
「「「「ふ~ん」」」」
瑠衣、真子、沙希、千春、奈緒子が感心する。
「知世ちゃんの歌、素敵だもんね~」
「この間のお花見の歌もよかったしね~」
奈緒子と真子が言った。
「今日も練習で遅くなるって言ってた。クラブ終わったら聴きに行かない?」
「うん、行く」
「聴きたい!」
「私も」
「私も行きたい」
あっという間にみんなで行くことになった。
「さくらちゃん!」
そこへ雪兎が声をかけてくる。
さくらは雪兎と話すために駆け寄った。
「さくらちゃん、星篠高校の人と話しているんだね」
沙希が話しかけてくる。
「お兄ちゃんとお姉ちゃんが通っているからね……」
それだけじゃなく雪兎はさくらの好きな人だが、そこまで話すわけにはいかないのでそれだけを言った。
「なんだかカッコイイ人だね。さくらちゃんがあこがれるのもわかるわ」
「ふふっ。でしょう? 雪兎さんは優しくてカッコイイんだから。それに……」
すみれはそこで言葉を切った。
(なんだか聖奈さんに雰囲気似ているんだよね……)
男女の差はあれどどことなく似ているとすみれは思った。
「すみれちゃん?」
「ううん。何でもない。そろそろ集合よ。行きましょう」
すみれは首を横に振って沙希を促す。
「……? うん……」
不思議そうな顔をしつつも沙希は頷いた。
二列に整列する。
「やったあ~!」
そんな中、高校のサッカー部に見とれていたさくらが持っていたポンポンを投げてしまった。
「さくらちゃん、今日も元気だね」
「うんうん」
みんなほほえまし気にそういう。
「さくらったら……」
慌てて取りに行くさくらを見ながらすみれは苦笑した。
「は~い。それでは木之本さくらさん抜きで練習するわよ」
担当の木村先生がそう言った。
「は~い!」
さくら抜きで練習が始まる。
「……!」
そんな中、すみれはある気配を感じて動きを止めた。
「どうしたの? 木之本すみれさん」
先生が不思議そうにこちらを見る。
「な、何でもありません……!」
すみれは慌てると動きを再開した。
(今の……クロウカードの気配……)
胸騒ぎが止まらなかった。
すみれたちは現在休憩中だ。
「ねえねえ。新しいコーラス部の歌、聴いた?」
さくらがすみれたちに話しかけてくる。
「ううん」
「聴いてないわ」
千春と瑠衣が首を横に振る。
「知世ちゃん次のコンクール用に新しい歌練習中なんだって!」
「ああ。智世ちゃんが知世ちゃんのソロパートがあるって言っていたね」
すみれは先ほど聞いたことを伝えた。
「「「「ふ~ん」」」」
瑠衣、真子、沙希、千春、奈緒子が感心する。
「知世ちゃんの歌、素敵だもんね~」
「この間のお花見の歌もよかったしね~」
奈緒子と真子が言った。
「今日も練習で遅くなるって言ってた。クラブ終わったら聴きに行かない?」
「うん、行く」
「聴きたい!」
「私も」
「私も行きたい」
あっという間にみんなで行くことになった。
「さくらちゃん!」
そこへ雪兎が声をかけてくる。
さくらは雪兎と話すために駆け寄った。
「さくらちゃん、星篠高校の人と話しているんだね」
沙希が話しかけてくる。
「お兄ちゃんとお姉ちゃんが通っているからね……」
それだけじゃなく雪兎はさくらの好きな人だが、そこまで話すわけにはいかないのでそれだけを言った。
「なんだかカッコイイ人だね。さくらちゃんがあこがれるのもわかるわ」
「ふふっ。でしょう? 雪兎さんは優しくてカッコイイんだから。それに……」
すみれはそこで言葉を切った。
(なんだか聖奈さんに雰囲気似ているんだよね……)
男女の差はあれどどことなく似ているとすみれは思った。
「すみれちゃん?」
「ううん。何でもない。そろそろ集合よ。行きましょう」
すみれは首を横に振って沙希を促す。
「……? うん……」
不思議そうな顔をしつつも沙希は頷いた。
二列に整列する。
「やったあ~!」
そんな中、高校のサッカー部に見とれていたさくらが持っていたポンポンを投げてしまった。
「さくらちゃん、今日も元気だね」
「うんうん」
みんなほほえまし気にそういう。
「さくらったら……」
慌てて取りに行くさくらを見ながらすみれは苦笑した。
「は~い。それでは木之本さくらさん抜きで練習するわよ」
担当の木村先生がそう言った。
「は~い!」
さくら抜きで練習が始まる。
「……!」
そんな中、すみれはある気配を感じて動きを止めた。
「どうしたの? 木之本すみれさん」
先生が不思議そうにこちらを見る。
「な、何でもありません……!」
すみれは慌てると動きを再開した。
(今の……クロウカードの気配……)
胸騒ぎが止まらなかった。
