さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百八話 雪の新学期
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「それじゃあ行ってきます」
藤隆は車の中にいた。
これから学会が開催される場所に向かうのだ。
「うん。学会の発表頑張ってね!」
「お父さんも気を付けてね!」
「お仕事頑張ってね!」
「うん。それから連絡がある時はホテルの方にお願いしますね」
「「「うん!」」」
三つ子は頷いた。
「家のことはやっとくから」
「父さんは気にしないで学会に集中して」
「お願いします」
桃矢と梅香に頷くように藤隆は言った。
「それじゃあ」
そう言って藤隆は車で去っていった。
「いってらっしゃーい! 頑張ってね~」
そう声を出したのはさくらだが、すみれたちも手を振って見送った。
「ほえ!? お兄ちゃん!? お姉ちゃん!?」
さくらが戸惑う。
「先に行ったね……」
すみれがぼそりと呟く。
「置いていった~!」
さくらが慌てて追いつこうとローラーブレードで走っていった。
「私たちもさくらの後を追おう」
「うん、そうだね」
あやめに頷くとすみれもさくらの後を追った。
桜並木で兄と姉にすみれたちは追いついた。
「ひっど~い! 置いてった~!」
さくらが文句を言う。
「一学期早々遅刻したくないからな」
「あのまま待っていたら遅刻するわよ」
兄はそう言い、姉はため息をついた。
「む~」
さくらは不満げに兄と姉を睨みつける。
「ゆき~!」
「聖奈~!」
兄と姉が雪兎と聖奈の名前を呼ぶとさくらの不満げな顔は治まった。
立っている雪兎と自転車を押している聖奈が見える。
「雪兎さん~!」
さくらの顔が乙女になる。
「よ」
「やっ!」
「おはよう、桃矢、梅香」
「桃矢、梅香、おはよう」
雪兎と聖奈はまず桃矢と梅香に挨拶をする。
「おはよう、さくらちゃん、すみれちゃん、あやめちゃん」
「おはよう、三人とも」
「おはようございます!」
さくらは少し緊張気味に挨拶をした。
「あれ? 雪兎さん自転車は?」
「そう言えば……。聖奈さんは自転車に乗っていますよね?」
すみれも不思議に思っていたところだった。
「昨日買い物に行ったときにパンクしちゃったんだ」
雪兎が説明をする。
「電話してくれたら修理しに行ったのに」
桃矢はバイトしているのでそう言うのに詳しいのだ。
「聖奈が通りかかってくれたおかげで何とかなったし、帰りに自転車屋さんによって預けてきたから」
「びっくりしたわよ。通りかかったら困っている雪兎がいたんだもの」
聖奈の様子から相当焦ったのだろうとすみれは思った。
「桃矢、日直だろ梅香も朝の部活関係で何かあるって言っていたし、先に行ってくれて大丈夫だよ」
「そう? 悪いわね」
「そう。じゃあ学校で」
梅香と桃矢は自転車で先に行った。
「聖奈も先に行ってくれてよかったのに。私はまだ余裕があるからね。降りて登校するのもいいものよ」
聖奈はそう言った。
「さくらちゃんたちは急いでいるの?」
「私はまだ全然」
さくらは手を横に振った。
「私たちはまだ余裕があります」
「じゃあ一緒に行こうか」
その言葉にさくらの顔が明るくなる。
こうして5人で行くことになった。
藤隆は車の中にいた。
これから学会が開催される場所に向かうのだ。
「うん。学会の発表頑張ってね!」
「お父さんも気を付けてね!」
「お仕事頑張ってね!」
「うん。それから連絡がある時はホテルの方にお願いしますね」
「「「うん!」」」
三つ子は頷いた。
「家のことはやっとくから」
「父さんは気にしないで学会に集中して」
「お願いします」
桃矢と梅香に頷くように藤隆は言った。
「それじゃあ」
そう言って藤隆は車で去っていった。
「いってらっしゃーい! 頑張ってね~」
そう声を出したのはさくらだが、すみれたちも手を振って見送った。
「ほえ!? お兄ちゃん!? お姉ちゃん!?」
さくらが戸惑う。
「先に行ったね……」
すみれがぼそりと呟く。
「置いていった~!」
さくらが慌てて追いつこうとローラーブレードで走っていった。
「私たちもさくらの後を追おう」
「うん、そうだね」
あやめに頷くとすみれもさくらの後を追った。
桜並木で兄と姉にすみれたちは追いついた。
「ひっど~い! 置いてった~!」
さくらが文句を言う。
「一学期早々遅刻したくないからな」
「あのまま待っていたら遅刻するわよ」
兄はそう言い、姉はため息をついた。
「む~」
さくらは不満げに兄と姉を睨みつける。
「ゆき~!」
「聖奈~!」
兄と姉が雪兎と聖奈の名前を呼ぶとさくらの不満げな顔は治まった。
立っている雪兎と自転車を押している聖奈が見える。
「雪兎さん~!」
さくらの顔が乙女になる。
「よ」
「やっ!」
「おはよう、桃矢、梅香」
「桃矢、梅香、おはよう」
雪兎と聖奈はまず桃矢と梅香に挨拶をする。
「おはよう、さくらちゃん、すみれちゃん、あやめちゃん」
「おはよう、三人とも」
「おはようございます!」
さくらは少し緊張気味に挨拶をした。
「あれ? 雪兎さん自転車は?」
「そう言えば……。聖奈さんは自転車に乗っていますよね?」
すみれも不思議に思っていたところだった。
「昨日買い物に行ったときにパンクしちゃったんだ」
雪兎が説明をする。
「電話してくれたら修理しに行ったのに」
桃矢はバイトしているのでそう言うのに詳しいのだ。
「聖奈が通りかかってくれたおかげで何とかなったし、帰りに自転車屋さんによって預けてきたから」
「びっくりしたわよ。通りかかったら困っている雪兎がいたんだもの」
聖奈の様子から相当焦ったのだろうとすみれは思った。
「桃矢、日直だろ梅香も朝の部活関係で何かあるって言っていたし、先に行ってくれて大丈夫だよ」
「そう? 悪いわね」
「そう。じゃあ学校で」
梅香と桃矢は自転車で先に行った。
「聖奈も先に行ってくれてよかったのに。私はまだ余裕があるからね。降りて登校するのもいいものよ」
聖奈はそう言った。
「さくらちゃんたちは急いでいるの?」
「私はまだ全然」
さくらは手を横に振った。
「私たちはまだ余裕があります」
「じゃあ一緒に行こうか」
その言葉にさくらの顔が明るくなる。
こうして5人で行くことになった。
