さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百七話 素敵なクリスマス
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「どうすればいいの!?」
逃げるさくらは『火(ファイアリー)』のカードを相手しているすみれを見ながら方法を聞いた。
「『風(ウインディ)』と『水(ウォーティー)』両方のカードを使うんや!」
「高位カード2枚同時になんて無理だ!」
剣で支えながら小狼が言った。
「小狼。無理しないで」
そばで小龍がその身体を支える。
「けどこのままやったら『火(ファイアリー)』のやつ遊園地全部燃やしてまうで。遊園地だけやない」
脳裏によぎるのは遊園地で眠っている人々。
「やだ! みんなの遊園地だもん! それにカードを集めるって自分で決めたんだもん」
さくらはそう言った。
そしてすみれを見た。励ましてほしいと思うのはわがままだろうか。
「さくら! さくらなら大丈夫だよ! 『跳(ジャンプ)』!」
すみれは『跳(ジャンプ)』を使いながら意図をくみ取ってさくらを励ます。
「絶対大丈夫よ!」
その言葉が最後の一押しとなった。
「お願い。もう一回さくらと一緒に頑張って」
2枚のカードに願う。
「風よ! 水よ! ともに燃え盛る炎を消せ! 『風(ウインディ)』! 『水(ウォーティー)』!」
『風(ウインディ)』と『水(ウォーティー)』。2枚の高位カードが同時発動した。
「高位カードを二枚同時に!?」
小狼が驚く。
「木之本さんの魔力は強くなっている……。すみれと同様に」
4月からに比べてさくらの魔力は大幅にアップした。高位カードを二枚同時に発動できるくらいには。
『火(ファイアリー)』は驚いて攻撃する。
しかしさくらが力を込めた『風(ウインディ)』と『水(ウォーティー)』には効かず、逆に『火(ファイアリー)』を包んで攻撃してしまう。
包まれた『火(ファイアリー)』は意識を失って地面に落ちる。
「今や!」
ケルベロスが叫ぶ。
「汝のあるべき姿に戻れ! クロウカード!」
『火(ファイアリー)』のカードは封印された。
「やった!」
小狼が喜ぶ。
「『火(ファイアリー)』……」
さくらがカードを拾う。
「よくやったわ。さくら」
すみれは駆け寄った。
「ようやったな。さくら」
ケルベロスは褒めた。
そしてケルベロスは炎に包まれた。
「ケロちゃん……!?」
さくらが驚く。
「大丈夫やて。いうたやろ。わいのシンボルは太陽や。わいを元の姿に戻そう思うたらせめて『火(ファイアリー)』のカードくらいは持っとらんとな」
そういうケルベロスは光り輝いていた。
「元の姿に戻れるの!?」
さくらが期待する。
「まだや!」
その言葉にずっこける。
「期待させるのがうまいのよね~。だけど力は強くなってきているみたい」
アップルティーアがぼやく。
「けどな」
ケルベロスが小さな炎を出す。
「わあ~!」
「これくらいのことはできるようになったんだ……!」
姉妹が感心する。
「ちょっとやけど力が戻った。すべてのカードが集まるまでよろしくな」
「うん。これからも頑張る」
「頑張れ、さくら」
すみれはさくらを激励した。
「つうわけでまたカードはさくらのもんや。それも高位カードや」
ケルベロスが小狼に向かって威張る。
「力は戻ってもぬいぐるみだ」
小狼がそう言った。
「なんやて、もう一遍言うてみ!」
ケルベロスが激怒する。
「ああ。何回でも言ってやる。このぬいぐるみ、ぬいぐるみ、ぬいぐるみ!」
「いくら事実でもひどいんじゃないかな……。アップルティーアもケルベロスも確かに変な仮の姿だけどさ……」
「なんですって!? 私のどこが変なのよ!? この若造!」
小龍がなだめようとするが、アップルティーアの癇に障ったみたいだ。
口げんかが始まる。それをなだめることに集中していたさくらとすみれは観月先生がその様子を見ていたことに気づかなかった。
逃げるさくらは『火(ファイアリー)』のカードを相手しているすみれを見ながら方法を聞いた。
「『風(ウインディ)』と『水(ウォーティー)』両方のカードを使うんや!」
「高位カード2枚同時になんて無理だ!」
剣で支えながら小狼が言った。
「小狼。無理しないで」
そばで小龍がその身体を支える。
「けどこのままやったら『火(ファイアリー)』のやつ遊園地全部燃やしてまうで。遊園地だけやない」
脳裏によぎるのは遊園地で眠っている人々。
「やだ! みんなの遊園地だもん! それにカードを集めるって自分で決めたんだもん」
さくらはそう言った。
そしてすみれを見た。励ましてほしいと思うのはわがままだろうか。
「さくら! さくらなら大丈夫だよ! 『跳(ジャンプ)』!」
すみれは『跳(ジャンプ)』を使いながら意図をくみ取ってさくらを励ます。
「絶対大丈夫よ!」
その言葉が最後の一押しとなった。
「お願い。もう一回さくらと一緒に頑張って」
2枚のカードに願う。
「風よ! 水よ! ともに燃え盛る炎を消せ! 『風(ウインディ)』! 『水(ウォーティー)』!」
『風(ウインディ)』と『水(ウォーティー)』。2枚の高位カードが同時発動した。
「高位カードを二枚同時に!?」
小狼が驚く。
「木之本さんの魔力は強くなっている……。すみれと同様に」
4月からに比べてさくらの魔力は大幅にアップした。高位カードを二枚同時に発動できるくらいには。
『火(ファイアリー)』は驚いて攻撃する。
しかしさくらが力を込めた『風(ウインディ)』と『水(ウォーティー)』には効かず、逆に『火(ファイアリー)』を包んで攻撃してしまう。
包まれた『火(ファイアリー)』は意識を失って地面に落ちる。
「今や!」
ケルベロスが叫ぶ。
「汝のあるべき姿に戻れ! クロウカード!」
『火(ファイアリー)』のカードは封印された。
「やった!」
小狼が喜ぶ。
「『火(ファイアリー)』……」
さくらがカードを拾う。
「よくやったわ。さくら」
すみれは駆け寄った。
「ようやったな。さくら」
ケルベロスは褒めた。
そしてケルベロスは炎に包まれた。
「ケロちゃん……!?」
さくらが驚く。
「大丈夫やて。いうたやろ。わいのシンボルは太陽や。わいを元の姿に戻そう思うたらせめて『火(ファイアリー)』のカードくらいは持っとらんとな」
そういうケルベロスは光り輝いていた。
「元の姿に戻れるの!?」
さくらが期待する。
「まだや!」
その言葉にずっこける。
「期待させるのがうまいのよね~。だけど力は強くなってきているみたい」
アップルティーアがぼやく。
「けどな」
ケルベロスが小さな炎を出す。
「わあ~!」
「これくらいのことはできるようになったんだ……!」
姉妹が感心する。
「ちょっとやけど力が戻った。すべてのカードが集まるまでよろしくな」
「うん。これからも頑張る」
「頑張れ、さくら」
すみれはさくらを激励した。
「つうわけでまたカードはさくらのもんや。それも高位カードや」
ケルベロスが小狼に向かって威張る。
「力は戻ってもぬいぐるみだ」
小狼がそう言った。
「なんやて、もう一遍言うてみ!」
ケルベロスが激怒する。
「ああ。何回でも言ってやる。このぬいぐるみ、ぬいぐるみ、ぬいぐるみ!」
「いくら事実でもひどいんじゃないかな……。アップルティーアもケルベロスも確かに変な仮の姿だけどさ……」
「なんですって!? 私のどこが変なのよ!? この若造!」
小龍がなだめようとするが、アップルティーアの癇に障ったみたいだ。
口げんかが始まる。それをなだめることに集中していたさくらとすみれは観月先生がその様子を見ていたことに気づかなかった。
