さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百七話 素敵なクリスマス
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「ご注文は?」
席についてメニュー表を見ていると桃矢が注文を取りに来た。
「ほえ?」
「は?」
聞き覚えのある声にさくらとすみれはきょとんとする。
「「お、お兄ちゃん……」」
思わず頬を引きつらせてしまう。
注文をした後、すみれとさくらはぱくぱく食べる雪兎にあきれながら兄に話しかけた。
「本当にお兄ちゃんってどこでもバイトしているんだね」
「うんうん。どこでもバイトしているよね」
「まあな」
料理を運びながら桃矢が言った。
その最中でも雪兎は料理をすごいスピードで食べ続けていた。
「すごい……」
「本当に……」
苺鈴と小龍はが呆れる。
「食べ物がいっぱい食べられるのは」
小狼が赤くなりながら立ち上がる。
「健康な証拠だよね」
雪兎がほほ笑む。
「本当にそうだね」
さくらが小狼の意見に頷きながら笑いかけた。
それを見て小狼の顔が赤くなるが、気のせいだと思って首を横に振った。
「ふふっ」
「うふふっ」
小龍とすみれはそれを見て微笑ましく思った。
「まあ、李小狼君はさくらちゃんのこと……」
「微笑ましく見つめるすみれもいいよね」
こっそりビデオを撮っていた智世と美空が言った。
「それもいいけどお腹すいた~」
アップルティーアがお腹を押さえる。
「そうね。そろそろご飯にしようか」
「それがいいかもしれませんね」
二人はお昼を食べようと頷いた。
「やった~! ……この気配は」
アップルティーアは喜んだが、気配を感じて顔を険しくした。
「あ!」
「……!」
「まさか…!」
「……!」
お昼を食べていたすみれ、さくら、小狼、小龍も気が付いた。
強力なクロウカードの気配がする!
そんなことも知らない苺鈴と雪兎は燃える電球を見て綺麗と騒ぐ。
一方桃矢はただの電球だと訝しんだ。
最初は軽く燃えていた電球だったが、あっという間に炎が強くなった。
同じく遊園地のあちこちで炎が燃え盛る。
「「「「クロウカード……」」」」
四人は頷きあい、人気のない茂みの方へ向かった。
「待て! 危ないぞ!」
桃矢が追いかけようとする。
茂みにたどり着いた小狼が一枚のクロウカードを出す。
「『時(タイム)』!」
時間が止まった。
「え!?」
先を走っていたさくらが戸惑う。
「カードだ! 『眠(スリープ)』のカードを使うんだ」
「でも……」
「早く!」
促されてさくらは封印の鍵を取り出した。
「闇の力を秘めし鍵よ。真の姿を我の前に示せ! 契約の元、さくらが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
そして『眠(スリープ)』のカードを取り出した。
「『眠(スリープ)』!」
遊園地全体が眠りについてしまった。
智世も美空も知世もその他の人たちも。眠っていないのはアップルティーアとケルベロスだけだった。
席についてメニュー表を見ていると桃矢が注文を取りに来た。
「ほえ?」
「は?」
聞き覚えのある声にさくらとすみれはきょとんとする。
「「お、お兄ちゃん……」」
思わず頬を引きつらせてしまう。
注文をした後、すみれとさくらはぱくぱく食べる雪兎にあきれながら兄に話しかけた。
「本当にお兄ちゃんってどこでもバイトしているんだね」
「うんうん。どこでもバイトしているよね」
「まあな」
料理を運びながら桃矢が言った。
その最中でも雪兎は料理をすごいスピードで食べ続けていた。
「すごい……」
「本当に……」
苺鈴と小龍はが呆れる。
「食べ物がいっぱい食べられるのは」
小狼が赤くなりながら立ち上がる。
「健康な証拠だよね」
雪兎がほほ笑む。
「本当にそうだね」
さくらが小狼の意見に頷きながら笑いかけた。
それを見て小狼の顔が赤くなるが、気のせいだと思って首を横に振った。
「ふふっ」
「うふふっ」
小龍とすみれはそれを見て微笑ましく思った。
「まあ、李小狼君はさくらちゃんのこと……」
「微笑ましく見つめるすみれもいいよね」
こっそりビデオを撮っていた智世と美空が言った。
「それもいいけどお腹すいた~」
アップルティーアがお腹を押さえる。
「そうね。そろそろご飯にしようか」
「それがいいかもしれませんね」
二人はお昼を食べようと頷いた。
「やった~! ……この気配は」
アップルティーアは喜んだが、気配を感じて顔を険しくした。
「あ!」
「……!」
「まさか…!」
「……!」
お昼を食べていたすみれ、さくら、小狼、小龍も気が付いた。
強力なクロウカードの気配がする!
そんなことも知らない苺鈴と雪兎は燃える電球を見て綺麗と騒ぐ。
一方桃矢はただの電球だと訝しんだ。
最初は軽く燃えていた電球だったが、あっという間に炎が強くなった。
同じく遊園地のあちこちで炎が燃え盛る。
「「「「クロウカード……」」」」
四人は頷きあい、人気のない茂みの方へ向かった。
「待て! 危ないぞ!」
桃矢が追いかけようとする。
茂みにたどり着いた小狼が一枚のクロウカードを出す。
「『時(タイム)』!」
時間が止まった。
「え!?」
先を走っていたさくらが戸惑う。
「カードだ! 『眠(スリープ)』のカードを使うんだ」
「でも……」
「早く!」
促されてさくらは封印の鍵を取り出した。
「闇の力を秘めし鍵よ。真の姿を我の前に示せ! 契約の元、さくらが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
そして『眠(スリープ)』のカードを取り出した。
「『眠(スリープ)』!」
遊園地全体が眠りについてしまった。
智世も美空も知世もその他の人たちも。眠っていないのはアップルティーアとケルベロスだけだった。
