さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百七話 素敵なクリスマス
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夜の木之本家──。
「ここをこうして……」
編み物の棒を動かしてすみれは奮闘していた。
「すみれ~。何を作っているの?」
興味本位でアップルティーアがのぞき込んでくる。
「マフラー」
「マフラー? なんでまた?」
「だってそろそろ冬だし、クリスマスだし……」
もじもじし始める。
「あ~。はいはい。若造へのプレゼントね」
アップルティーアは流した。
「うん。明後日の日曜日に小龍と出かけるの! それまでには完成させないと」
マフラーなら昨年作成したのでうまくいくと思ったのだ。
「なるほどね~。それで? 間に合いそうなの?」
「うん。今回は凝ったものにできればと思って……」
落ち着いた黒に小龍のイメージカラーである青を星のマークを入れて編んでいた。
「へえ~。上手じゃない。すみれにしては」
「どういう意味よ?」
アップルティーアを睨む。
「だって昨年あの若造のためにマフラーを作ったときはわたわたしていたじゃない」
「だってあの時は初めてだったんだもん! 仕方ないじゃない!」
叫び返す。
あの時は美空や智世のおかげで完成させることができたのだ。
「……成長しているってことね」
「そりゃそうよ。小龍。喜んでくれるといいけど……」
すみれは頬を染めた。
「あ~あ。恋する乙女は最強ってうまくいったものね……」
やれやれとばかりにアップルティーアはため息をついた。
「ここをこうして……」
編み物の棒を動かしてすみれは奮闘していた。
「すみれ~。何を作っているの?」
興味本位でアップルティーアがのぞき込んでくる。
「マフラー」
「マフラー? なんでまた?」
「だってそろそろ冬だし、クリスマスだし……」
もじもじし始める。
「あ~。はいはい。若造へのプレゼントね」
アップルティーアは流した。
「うん。明後日の日曜日に小龍と出かけるの! それまでには完成させないと」
マフラーなら昨年作成したのでうまくいくと思ったのだ。
「なるほどね~。それで? 間に合いそうなの?」
「うん。今回は凝ったものにできればと思って……」
落ち着いた黒に小龍のイメージカラーである青を星のマークを入れて編んでいた。
「へえ~。上手じゃない。すみれにしては」
「どういう意味よ?」
アップルティーアを睨む。
「だって昨年あの若造のためにマフラーを作ったときはわたわたしていたじゃない」
「だってあの時は初めてだったんだもん! 仕方ないじゃない!」
叫び返す。
あの時は美空や智世のおかげで完成させることができたのだ。
「……成長しているってことね」
「そりゃそうよ。小龍。喜んでくれるといいけど……」
すみれは頬を染めた。
「あ~あ。恋する乙女は最強ってうまくいったものね……」
やれやれとばかりにアップルティーアはため息をついた。
