さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百七話 素敵なクリスマス
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「やっと終わった……」
すみれはほっとしながら帰り道をさくらや知世、智世や美空と共に歩いた。
「具合でも悪いんですか?」
心配そうに知世がさくらに訊く。
「ううん。全然」
「でもこの前のクイズ大会からずっとぼんやりなさってますわ」
知世は心配そうだった。
「ええ。授業中も寝ているし、あなた変よ」
「ええ。この間からぼーっとしていますわ」
「何かあったの? お姉ちゃんに話してみて」
「お姉ちゃんって数分の差じゃない」
さくらが言った。
「数分でも私の方が先に生まれたんだから。それにカード集めでも私の方が先輩」
すみれは言い張った。
「もう……」
さくらは困ったように言った。
「本当に大丈夫。ちょっと変な夢を見るだけ」
「夢?」
「夢……」
すみれは嫌な予感がした。
「満月と髪の長い人とクロウカードの夢」
「クロウカードの……」
嫌な予感は当たったようだ。
「すみれちゃん、これって」
智世がささやく。
「『審判』の夢ね」
美空が言った。
「うん。でもさくらにはまだ気づかれない方が良いかもね」
すみれはこっそりと頷いた。
「それ以外は本当に元気だよ」
「ムリなさらないでくださいね」
知世が手を握り締める。
やがて彼女たちはクリスマスの飾りを見て興奮しだした。
「クリスマスか……。プレゼントどうしよう?」
「李小龍君へのですか?」
「そう。何がいいと思う?」
「何でもいいんじゃない?」
「それが困るのよ……」
すみれは何でもいいと言われてため息をついた。
すみれはほっとしながら帰り道をさくらや知世、智世や美空と共に歩いた。
「具合でも悪いんですか?」
心配そうに知世がさくらに訊く。
「ううん。全然」
「でもこの前のクイズ大会からずっとぼんやりなさってますわ」
知世は心配そうだった。
「ええ。授業中も寝ているし、あなた変よ」
「ええ。この間からぼーっとしていますわ」
「何かあったの? お姉ちゃんに話してみて」
「お姉ちゃんって数分の差じゃない」
さくらが言った。
「数分でも私の方が先に生まれたんだから。それにカード集めでも私の方が先輩」
すみれは言い張った。
「もう……」
さくらは困ったように言った。
「本当に大丈夫。ちょっと変な夢を見るだけ」
「夢?」
「夢……」
すみれは嫌な予感がした。
「満月と髪の長い人とクロウカードの夢」
「クロウカードの……」
嫌な予感は当たったようだ。
「すみれちゃん、これって」
智世がささやく。
「『審判』の夢ね」
美空が言った。
「うん。でもさくらにはまだ気づかれない方が良いかもね」
すみれはこっそりと頷いた。
「それ以外は本当に元気だよ」
「ムリなさらないでくださいね」
知世が手を握り締める。
やがて彼女たちはクリスマスの飾りを見て興奮しだした。
「クリスマスか……。プレゼントどうしよう?」
「李小龍君へのですか?」
「そう。何がいいと思う?」
「何でもいいんじゃない?」
「それが困るのよ……」
すみれは何でもいいと言われてため息をついた。
