さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百六話 クイズ大会と昼の月
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「次はここだな」
「まきさんのお店も参加していたんですね!」
すみれの顔が明るくなる。
「ええ。すみれちゃんも参加してたのね。さっきさくらちゃんが来たところよ。それでは問題です」
ここでまきが問題を出してきた。
氷をすぐに水にする方法は何かと言う事だった。
「う~ん……。熱いお湯に入れて溶かすとかじゃないですよね……?」
「違うわ。さくらちゃんと同じことを言うのね」
まきはくすくす笑う。
「う……。火で溶かすでもないですよね」
「これも違うわ」
「ふむ……。一瞬で溶かす方法とかあったか?」
「ないと思う。普通の方法じゃないのかも」
2人して考え込んだ。
しばらくして小龍が思いついたようだった。
「そうだ!」
氷という文字を書いた。
そして氷の点を消して水にした。
「これでどうです?」
「正解よ」
まきはにっこりと笑った。
「すごい! 小龍。さすが!」
すみれは拍手する。
「頑張ってね」
まきの応援を背に次のところへと向かった。
そこからは出される問題を解いて次へと進んでいった。
「これであと一つだな」
小龍が参加証を見て呟く。
「あと少しだね」
すみれはにっこりと笑った。
「すみれちゃん」
そこへ千鶴と藤原がきた。
「千鶴ちゃん、藤原君」
「よ。李」
藤原も挨拶をする。
「すみれちゃんたちは今スタンプいくつ?」
「今、9個。あと一つだよ」
「すごい! あと一つなんだ。私は8個でこれから問題を解く所よ」
「千鶴ちゃんたちも頑張っているんだね。あと少し、頑張ろうね」
「ええ。すみれちゃんたちもね」
「頑張れよ」
「ああ。藤原たちもな」
千鶴たちと別れて最後の関門に向かった。
最後の関門に向かうと瑠衣と澤田がいた。
「澤田君、瑠衣ちゃん」
「すみれちゃん、李君」
瑠衣がにっこり笑う。
「問題解き終わった所だ。これであとはレリーフ探しなんだ」
澤田が言った。
「瑠衣ちゃんたちスタンプ10個集めたんだね。私たちはさっき千鶴ちゃんと藤原君に会ったよ」
「二人とも8個だと言っていたからそろそろこっちに来そうだな」
小龍が言った。
「そうなんだね。あやめちゃんたちはさっき会った時は7個と言っていたからこっちに来るのも早そうだね」
「みんな頑張っているんだな。お前たちも頑張れよ。李」
「ああ。頑張る」
二人は瑠衣と澤田と別れ、問題を出すところへと向かった。
「観月先生!」
「友枝小学校の生徒も参加しているから協力したの」
そう観月先生は言う。
「それではどっちが解くかは決めた?」
二人は首を横に振り、じゃんけんをした。
すみれが勝った。
「勝った方が問題を解くのよ。それでは問題です」
ビーカーにある小さなボールを割ったり、ひっくり返したりせずにとる方法はというやつだった。
「う~ん……」
すみれはしばらく考え込んだ。
(割ったり、ひっくり返しちゃダメなんでしょ? それって普通無理なんじゃ……)
指が入らないのでどうすればいいのか考え込む。
(これってビーカーの近くまでボールが来ないと無理なんじゃ……)
そう考えたところで頭にひらめくものがあった。
「あ! そうだ」
ビーカーに水を注いでボールをとった。
「これでどうでしょうか?」
「正解よ」
観月先生はほほ笑む。
そしてスタンプを押してくれた。
「木之本すみれさん、気を付けてね。今日は満月だから……」
「え?」
すみれは驚いて観月先生を見た。
「どうした?」
小龍がのぞき込んでくる。
「満月だから気を付けろって……」
「満月……」
小龍は観月先生を睨む。
「そう警戒しないで。変なことはしないから」
そう言ってほほ笑む。
「それじゃあ二人とも頑張ってね」
促されて二人は友枝小学校から出る。
「今のなんだったんだろう?」
「さあ? 不思議な先生だからな」
そう言いあう二人の空には満月がかかっていた。
(満月……。昼でも月は見えるものね)
そんなことを考えた。
校門を出ると智世と美空がいた。
「二人とも頑張って!」
「すみれちゃん、頑張ってください」
「う、うん。頑張る」
すみれはほほ笑んだ。
「行こう」
「うん」
手をつないでレリーフが隠されている場所へと向かった。
「ここ図書館?」
「書いてある場所だとそうだ。この辺りのはずだが……」
図書館近辺の場所を二人は渡された紙を目安に探す。
「この中か……」
図書館の本の群れの中から探していく。
「あったぞ!」
小龍がレリーフを掲げる。
「よかった! これで帰れるね」
「ああ。急ぐぞ」
ふたりはレリーフを手にゴール地点へと向かった。
「まきさんのお店も参加していたんですね!」
すみれの顔が明るくなる。
「ええ。すみれちゃんも参加してたのね。さっきさくらちゃんが来たところよ。それでは問題です」
ここでまきが問題を出してきた。
氷をすぐに水にする方法は何かと言う事だった。
「う~ん……。熱いお湯に入れて溶かすとかじゃないですよね……?」
「違うわ。さくらちゃんと同じことを言うのね」
まきはくすくす笑う。
「う……。火で溶かすでもないですよね」
「これも違うわ」
「ふむ……。一瞬で溶かす方法とかあったか?」
「ないと思う。普通の方法じゃないのかも」
2人して考え込んだ。
しばらくして小龍が思いついたようだった。
「そうだ!」
氷という文字を書いた。
そして氷の点を消して水にした。
「これでどうです?」
「正解よ」
まきはにっこりと笑った。
「すごい! 小龍。さすが!」
すみれは拍手する。
「頑張ってね」
まきの応援を背に次のところへと向かった。
そこからは出される問題を解いて次へと進んでいった。
「これであと一つだな」
小龍が参加証を見て呟く。
「あと少しだね」
すみれはにっこりと笑った。
「すみれちゃん」
そこへ千鶴と藤原がきた。
「千鶴ちゃん、藤原君」
「よ。李」
藤原も挨拶をする。
「すみれちゃんたちは今スタンプいくつ?」
「今、9個。あと一つだよ」
「すごい! あと一つなんだ。私は8個でこれから問題を解く所よ」
「千鶴ちゃんたちも頑張っているんだね。あと少し、頑張ろうね」
「ええ。すみれちゃんたちもね」
「頑張れよ」
「ああ。藤原たちもな」
千鶴たちと別れて最後の関門に向かった。
最後の関門に向かうと瑠衣と澤田がいた。
「澤田君、瑠衣ちゃん」
「すみれちゃん、李君」
瑠衣がにっこり笑う。
「問題解き終わった所だ。これであとはレリーフ探しなんだ」
澤田が言った。
「瑠衣ちゃんたちスタンプ10個集めたんだね。私たちはさっき千鶴ちゃんと藤原君に会ったよ」
「二人とも8個だと言っていたからそろそろこっちに来そうだな」
小龍が言った。
「そうなんだね。あやめちゃんたちはさっき会った時は7個と言っていたからこっちに来るのも早そうだね」
「みんな頑張っているんだな。お前たちも頑張れよ。李」
「ああ。頑張る」
二人は瑠衣と澤田と別れ、問題を出すところへと向かった。
「観月先生!」
「友枝小学校の生徒も参加しているから協力したの」
そう観月先生は言う。
「それではどっちが解くかは決めた?」
二人は首を横に振り、じゃんけんをした。
すみれが勝った。
「勝った方が問題を解くのよ。それでは問題です」
ビーカーにある小さなボールを割ったり、ひっくり返したりせずにとる方法はというやつだった。
「う~ん……」
すみれはしばらく考え込んだ。
(割ったり、ひっくり返しちゃダメなんでしょ? それって普通無理なんじゃ……)
指が入らないのでどうすればいいのか考え込む。
(これってビーカーの近くまでボールが来ないと無理なんじゃ……)
そう考えたところで頭にひらめくものがあった。
「あ! そうだ」
ビーカーに水を注いでボールをとった。
「これでどうでしょうか?」
「正解よ」
観月先生はほほ笑む。
そしてスタンプを押してくれた。
「木之本すみれさん、気を付けてね。今日は満月だから……」
「え?」
すみれは驚いて観月先生を見た。
「どうした?」
小龍がのぞき込んでくる。
「満月だから気を付けろって……」
「満月……」
小龍は観月先生を睨む。
「そう警戒しないで。変なことはしないから」
そう言ってほほ笑む。
「それじゃあ二人とも頑張ってね」
促されて二人は友枝小学校から出る。
「今のなんだったんだろう?」
「さあ? 不思議な先生だからな」
そう言いあう二人の空には満月がかかっていた。
(満月……。昼でも月は見えるものね)
そんなことを考えた。
校門を出ると智世と美空がいた。
「二人とも頑張って!」
「すみれちゃん、頑張ってください」
「う、うん。頑張る」
すみれはほほ笑んだ。
「行こう」
「うん」
手をつないでレリーフが隠されている場所へと向かった。
「ここ図書館?」
「書いてある場所だとそうだ。この辺りのはずだが……」
図書館近辺の場所を二人は渡された紙を目安に探す。
「この中か……」
図書館の本の群れの中から探していく。
「あったぞ!」
小龍がレリーフを掲げる。
「よかった! これで帰れるね」
「ああ。急ぐぞ」
ふたりはレリーフを手にゴール地点へと向かった。
