さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十五話 はじめてのデート
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「うわあ~! 大きな水槽!」
すみれの歓声が上がる。
すみれたちがやってきたのは大きな円形状の水槽がある場所だ。そこで様々な海洋生物たちが泳いでいる。
「大きいねえ……」
小龍も思わずつぶやく。
「あ、そうだ。ここの水槽の近くに美味しいかき氷を食べることができるお店があるんだって」
「おいしいかき氷?」
どこで食べられるのだろうかとすみれは不思議に思った。
「下を見てみて」
今いるところから階下を覗くと確かにテーブルと椅子がある。
「あそこのかき氷がおいしいの?」
「そうみたいだよ。叔母上が言っていた」
「紅花さん?」
「甘いものが食べたいときによく行くと……」
小龍はちょっとげんなりした顔をした。
その話を聞いた際に『すみれちゃんを誘ってデートすれば?』とからかわれたことを思いだしたためだ。
「小龍?」
「いや、大丈夫だ。それよりもうそろそろペンギンショーの時間になるよ。行こう」
「え、もうこんな時間? 時間がたつのって早いねえ」
「そうだな。あの……」
小龍は何かを言いたそうにしていた。
すみれはじっと待った。そうするのが一番だと経験から知っていたからだ。
「今度、ここのかき氷を食べに行こうか。嫌ではなければだけど……」
「嫌じゃないよ。今度一緒に行こう!」
小龍が誘ってくれたのが嬉しくてすみれは満面の笑みになった。
その笑顔に小龍はほっとした顔をした。
「やった。二人の初デートが見られるかもしれない!」
「ええ、ナイスですわ! 李君」
影で二人を見守っていた美空と智世は興奮していた。二人の初デートが近々見られるかもしれないのだ。
「二人の初デートの時はぜひ私に衣装を担当させていただけると嬉しいのですが……」
「なら私は髪をセットするわ! もっと可愛くなると思うの」
「その時はよろしくお願いしますね。美空ちゃん」
「ええ。あ、二人が移動した。もうそろそろペンギンショーだしいないと怪しむよね」
「そうですわね。ちょっと急ぎましょうか」
二人は頷くとちょっとペースをアップした。
すみれの歓声が上がる。
すみれたちがやってきたのは大きな円形状の水槽がある場所だ。そこで様々な海洋生物たちが泳いでいる。
「大きいねえ……」
小龍も思わずつぶやく。
「あ、そうだ。ここの水槽の近くに美味しいかき氷を食べることができるお店があるんだって」
「おいしいかき氷?」
どこで食べられるのだろうかとすみれは不思議に思った。
「下を見てみて」
今いるところから階下を覗くと確かにテーブルと椅子がある。
「あそこのかき氷がおいしいの?」
「そうみたいだよ。叔母上が言っていた」
「紅花さん?」
「甘いものが食べたいときによく行くと……」
小龍はちょっとげんなりした顔をした。
その話を聞いた際に『すみれちゃんを誘ってデートすれば?』とからかわれたことを思いだしたためだ。
「小龍?」
「いや、大丈夫だ。それよりもうそろそろペンギンショーの時間になるよ。行こう」
「え、もうこんな時間? 時間がたつのって早いねえ」
「そうだな。あの……」
小龍は何かを言いたそうにしていた。
すみれはじっと待った。そうするのが一番だと経験から知っていたからだ。
「今度、ここのかき氷を食べに行こうか。嫌ではなければだけど……」
「嫌じゃないよ。今度一緒に行こう!」
小龍が誘ってくれたのが嬉しくてすみれは満面の笑みになった。
その笑顔に小龍はほっとした顔をした。
「やった。二人の初デートが見られるかもしれない!」
「ええ、ナイスですわ! 李君」
影で二人を見守っていた美空と智世は興奮していた。二人の初デートが近々見られるかもしれないのだ。
「二人の初デートの時はぜひ私に衣装を担当させていただけると嬉しいのですが……」
「なら私は髪をセットするわ! もっと可愛くなると思うの」
「その時はよろしくお願いしますね。美空ちゃん」
「ええ。あ、二人が移動した。もうそろそろペンギンショーだしいないと怪しむよね」
「そうですわね。ちょっと急ぎましょうか」
二人は頷くとちょっとペースをアップした。