さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百五話 凍っちゃうアイススケート場
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午後になると思い思いに滑ることができた。
さくらやあやめは午前中の練習のおかげで問題なく滑ることができていた。
「やっぱりさくらちゃんもあやめちゃんもすぐに滑ることができるようになったよね」
瑠衣がその滑りを見ながら言った。
「二人とも運動神経は抜群だもの。滑れるようになると思った」
すみれはほほ笑んだ。
「すみれちゃんもすぐに滑れるようになりましたものね。その姉妹であるお二人がすぐに滑ることができるのも当然ですわ」
智世がほほ笑む。
「さて。リンクを一周してくるけどついてくる?」
「あ。私ついていくよ。真子ちゃんや瑠衣ちゃんは?」
「私はここにいるわ」
「私も~」
「私はついていきますわ」
美空についていくのはすみれと智世になった。
夢中になってすべっているのですみれは気づかなかった。温度計がだんだんと下がって行っているのを。
一周して戻ると奈菜の顔色が悪かった。
「奈菜ちゃん大丈夫?」
「ちょっと寒い……」
そう言って彼女は震える。
「寒いなら中に入っていれば?」
「そうする」
千鶴に付き添われて奈菜が中へ入るために滑る。
「すみれちゃんたちはどうする?」
「ちょっと寒いけど平気」
「私もですわ」
「私も」
美空と智世も大丈夫なようだった。
「分かった。先に行っているね」
瑠衣たちはそう言って中に入っていった。
しばらくすると生徒たちは寒いと言って中に入っていった。
「ちょっと寒いようですわ」
智世が震える。
「これっておかしくない?」
美空は怪訝そうな顔をする。
(これってまさか……)
すみれにはこの現象に心当たりがあった。
「二人とも中に入りましょう!」
すみれは二人を促す。
「はい」
「分かった」
2人と共に中に入る。
「人気のないところ……」
すみれは人気のないところへ急いで向かう。
やがて人気のないところを見つける。
「ここなら大丈夫。ハートの力を秘めし鍵よ! 真の姿を我の前に示せ! 契約の元、すみれが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
鍵を杖にしてこの状況に対処できるカードを使う。
「彼の者たちを暖めよ! 『暖(ウォーム)』!」
『暖(ウォーム)』が発動し、二人を暖める。
「助かった……」
「助かりましたわ。それにしても異常じゃありません? こんなに寒いのは前回のスケート場に行った以来ですわ」
「! まさか……」
「うん。クロウカードだと思う。温度計を見にいこう」
すみれたちは温度計を急いで見にいこうとした。
その途中で凍っている生徒たちを見つけた。
「これは……」
「皆さん、凍っていますわ」
智世の言う通りみんな凍っていた。
「これは『凍(フリーズ)』のカードの仕業ね」
すみれが呟く。
「早くしないとみんなこのままよ」
美空の言う通りだった。
すみれは急いで目的地に向かおうとした。
「すみれ!」
そこへ小龍がやってくる。
「小龍! みんな凍っているわ」
「ああ。『凍(フリーズ)』のカードの仕業だ」
小龍は分かっているとばかりに頷いた。
「やっぱり……」
すみれの予想通りだった。
「それにしても大道寺さんと向川さんが凍っていないなんて……」
「すみれちゃんのおかげですわ」
「『暖(ウォーム)』のカードのおかげよ」
「『暖(ウォーム)』? そっか。それなら……」
小龍が納得した。
「おかげで智世ちゃんと美空は凍らなかったけど……。このままじゃまずいかも」
すみれが言うと同時にスケート場が揺れた。
「小狼と木之本さんが『凍(フリーズ)』を何とかしているみたいだ」
小龍が呟く。
「じゃあ私たちも急がなきゃ」
「ああ」
すみれたちは急いで向かおうとする。
「あれ?」
すみれは途中で足を止めた。
「どうした?」
「さっき観月先生がいた気が……」
すみれの言葉に小龍があたりを見回すが、どこにも姿はなかった。
「どこにもいないよ?」
「……いたような気がしたんだけど……」
すみれは呟く。
(気のせいだったのかな?)
首をかしげる。
「それより急ごう」
「うん!」
すみれたちは急いでスケートリンクへと向かった。
さくらやあやめは午前中の練習のおかげで問題なく滑ることができていた。
「やっぱりさくらちゃんもあやめちゃんもすぐに滑ることができるようになったよね」
瑠衣がその滑りを見ながら言った。
「二人とも運動神経は抜群だもの。滑れるようになると思った」
すみれはほほ笑んだ。
「すみれちゃんもすぐに滑れるようになりましたものね。その姉妹であるお二人がすぐに滑ることができるのも当然ですわ」
智世がほほ笑む。
「さて。リンクを一周してくるけどついてくる?」
「あ。私ついていくよ。真子ちゃんや瑠衣ちゃんは?」
「私はここにいるわ」
「私も~」
「私はついていきますわ」
美空についていくのはすみれと智世になった。
夢中になってすべっているのですみれは気づかなかった。温度計がだんだんと下がって行っているのを。
一周して戻ると奈菜の顔色が悪かった。
「奈菜ちゃん大丈夫?」
「ちょっと寒い……」
そう言って彼女は震える。
「寒いなら中に入っていれば?」
「そうする」
千鶴に付き添われて奈菜が中へ入るために滑る。
「すみれちゃんたちはどうする?」
「ちょっと寒いけど平気」
「私もですわ」
「私も」
美空と智世も大丈夫なようだった。
「分かった。先に行っているね」
瑠衣たちはそう言って中に入っていった。
しばらくすると生徒たちは寒いと言って中に入っていった。
「ちょっと寒いようですわ」
智世が震える。
「これっておかしくない?」
美空は怪訝そうな顔をする。
(これってまさか……)
すみれにはこの現象に心当たりがあった。
「二人とも中に入りましょう!」
すみれは二人を促す。
「はい」
「分かった」
2人と共に中に入る。
「人気のないところ……」
すみれは人気のないところへ急いで向かう。
やがて人気のないところを見つける。
「ここなら大丈夫。ハートの力を秘めし鍵よ! 真の姿を我の前に示せ! 契約の元、すみれが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
鍵を杖にしてこの状況に対処できるカードを使う。
「彼の者たちを暖めよ! 『暖(ウォーム)』!」
『暖(ウォーム)』が発動し、二人を暖める。
「助かった……」
「助かりましたわ。それにしても異常じゃありません? こんなに寒いのは前回のスケート場に行った以来ですわ」
「! まさか……」
「うん。クロウカードだと思う。温度計を見にいこう」
すみれたちは温度計を急いで見にいこうとした。
その途中で凍っている生徒たちを見つけた。
「これは……」
「皆さん、凍っていますわ」
智世の言う通りみんな凍っていた。
「これは『凍(フリーズ)』のカードの仕業ね」
すみれが呟く。
「早くしないとみんなこのままよ」
美空の言う通りだった。
すみれは急いで目的地に向かおうとした。
「すみれ!」
そこへ小龍がやってくる。
「小龍! みんな凍っているわ」
「ああ。『凍(フリーズ)』のカードの仕業だ」
小龍は分かっているとばかりに頷いた。
「やっぱり……」
すみれの予想通りだった。
「それにしても大道寺さんと向川さんが凍っていないなんて……」
「すみれちゃんのおかげですわ」
「『暖(ウォーム)』のカードのおかげよ」
「『暖(ウォーム)』? そっか。それなら……」
小龍が納得した。
「おかげで智世ちゃんと美空は凍らなかったけど……。このままじゃまずいかも」
すみれが言うと同時にスケート場が揺れた。
「小狼と木之本さんが『凍(フリーズ)』を何とかしているみたいだ」
小龍が呟く。
「じゃあ私たちも急がなきゃ」
「ああ」
すみれたちは急いで向かおうとする。
「あれ?」
すみれは途中で足を止めた。
「どうした?」
「さっき観月先生がいた気が……」
すみれの言葉に小龍があたりを見回すが、どこにも姿はなかった。
「どこにもいないよ?」
「……いたような気がしたんだけど……」
すみれは呟く。
(気のせいだったのかな?)
首をかしげる。
「それより急ごう」
「うん!」
すみれたちは急いでスケートリンクへと向かった。
