さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百五話 凍っちゃうアイススケート場
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すみれは満月が出ている東京タワーを見上げていた。
「満月……」
思わず呟く。
そこに髪の長い女の人が髪をなびかせて立っていた。
「観月先生……」
直感的に観月先生だと思った。
(これは最後の審判と同じ……)
唐突に悟った。これはリディアカードの最後の審判と同じなのだと。
「月……。満月……」
そう呟いて目を覚ました。
「すみれ! 大丈夫!?」
アップルティーアがのぞき込む。
「大丈夫……」
「月ってずっと呟いていたから心配になって……」
「アップル……。夢の中に満月が出てきたの。あの最後の審判と同じ……」
それを聞いたアップルティーアの顔が険しくなる。
「ねえ、大丈夫だよね? さくらは絶対に負けないよね……」
すみれはギュッと自分を抱きしめる。
自分と同じ思いを妹にさせたくなかったからだ。
「大丈夫だと言いたいけどきやすめよね……。あいつはこの町にいる。絶対に」
「あいつってルナさんみたいな存在? ユエって人のこと?」
「え。ユエってどこから聞いたの?」
アップルティーアはビビった。
「前にアップルが寝ぼけて……」
「うう……。さくらには内緒にしていてよね! ルナと同じ月をつかさどる審判者・ユエ。中国語で月のこと。ケルベロスと対で作られた存在よ」
「ケロちゃんと……」
すみれは呟いた。
「さくら、大丈夫かな」
もし自分と同じ思いをするんだったら……。
「心配しないで。大丈夫よ。さあ今日はスケート教室なんでしょう? 早く行かないと」
「うん!」
すみれは頷いた。
「今日も頑張る!」
「その意気よ!」
二人は元気を取り戻していた。
聖奈と雪兎が作ってくれたお弁当を手に家を出る。
「今日も寒い!」
「本当。でも絶好のスケート日和だね」
「初めてだから緊張する……」
三つ子はそう言いあいながら家を出る。
それを窓からケルベロスが覗いていた。
見えなくなるとクロウカードの本を出し呟く。
「ユエ……」
ぽつりと一つの名前を呟く。
「何辛気臭い顔をしているの?」
アップルティーアがふわふわと飛んでくる。
「さくらが満月の夢を見たっちゅうから……」
「へえ。偶然ね。すみれもよ」
「三つ子だからシンクロするんやろうか……」
ケルベロスは考え込む。
「ケルベロス。ユエのこと話したわ」
「へえ? すみれはなんて?」
「心配していたけど何とかなるって慰めてきた。大丈夫よ。さくらは強い子。すみれと同じく乗り越えてくれる」
「……そうやな」
ケルベロスは頷いたのだった。
「満月……」
思わず呟く。
そこに髪の長い女の人が髪をなびかせて立っていた。
「観月先生……」
直感的に観月先生だと思った。
(これは最後の審判と同じ……)
唐突に悟った。これはリディアカードの最後の審判と同じなのだと。
「月……。満月……」
そう呟いて目を覚ました。
「すみれ! 大丈夫!?」
アップルティーアがのぞき込む。
「大丈夫……」
「月ってずっと呟いていたから心配になって……」
「アップル……。夢の中に満月が出てきたの。あの最後の審判と同じ……」
それを聞いたアップルティーアの顔が険しくなる。
「ねえ、大丈夫だよね? さくらは絶対に負けないよね……」
すみれはギュッと自分を抱きしめる。
自分と同じ思いを妹にさせたくなかったからだ。
「大丈夫だと言いたいけどきやすめよね……。あいつはこの町にいる。絶対に」
「あいつってルナさんみたいな存在? ユエって人のこと?」
「え。ユエってどこから聞いたの?」
アップルティーアはビビった。
「前にアップルが寝ぼけて……」
「うう……。さくらには内緒にしていてよね! ルナと同じ月をつかさどる審判者・ユエ。中国語で月のこと。ケルベロスと対で作られた存在よ」
「ケロちゃんと……」
すみれは呟いた。
「さくら、大丈夫かな」
もし自分と同じ思いをするんだったら……。
「心配しないで。大丈夫よ。さあ今日はスケート教室なんでしょう? 早く行かないと」
「うん!」
すみれは頷いた。
「今日も頑張る!」
「その意気よ!」
二人は元気を取り戻していた。
聖奈と雪兎が作ってくれたお弁当を手に家を出る。
「今日も寒い!」
「本当。でも絶好のスケート日和だね」
「初めてだから緊張する……」
三つ子はそう言いあいながら家を出る。
それを窓からケルベロスが覗いていた。
見えなくなるとクロウカードの本を出し呟く。
「ユエ……」
ぽつりと一つの名前を呟く。
「何辛気臭い顔をしているの?」
アップルティーアがふわふわと飛んでくる。
「さくらが満月の夢を見たっちゅうから……」
「へえ。偶然ね。すみれもよ」
「三つ子だからシンクロするんやろうか……」
ケルベロスは考え込む。
「ケルベロス。ユエのこと話したわ」
「へえ? すみれはなんて?」
「心配していたけど何とかなるって慰めてきた。大丈夫よ。さくらは強い子。すみれと同じく乗り越えてくれる」
「……そうやな」
ケルベロスは頷いたのだった。
