さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百五話 凍っちゃうアイススケート場
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夜の梅香の部屋
静かに試験勉強を二人はしていた。
「何か言いたい事があるんじゃないの?」
「え?」
聖奈はきょとんとする。
「いや。あなたじゃなくてもう一人のあなたよ。なんかそんな気がして……」
梅香がそう言うともう一人の聖奈であるルナが現れた。
「魔力を失っても相変わらずの勘の良さ」
ルナは感心しているようだった。
「別に。ただ何となくそんなような気がしただけ。それに聖奈のことだし」
「なるほどよく見ている」
「それで何か言いたいことは?」
「別にないが、月の力の気配が濃いのでざわざわしただけだ」
ルナはそう言った。
「月の力ねえ……。美帆や裕也とは違うの?」
「違う。あの二人も確かに強い月の魔力を持っているが、ここには来ていない」
「それもそうね」
彼らはロンドンにいるのだ。ここにいるわけがなかった。
「別の人物だ。またあいつが目覚めかけているような気がして……」
「あいつ? よっぽど気が合う人だったのかしら」
「さあな。ただ一緒にいて悪くはなかったとだけ言う」
それは気に入っているのではないかと梅香は思った。
「そのあいつが誰かは言えないの?」
「いえない。それにいつか分かる」
ルナはそう言って窓の外の月を眺めた。
「そのあいつっていうのはさくらやすみれに害をなすの?」
「主には違うとだけ言おう。ただ主の妹に対しては分からん。結果次第だ」
「結果次第ねえ……。何事もなければいいんだけど……」
「そうだな」
梅香が妹を大事にしていることを知っているルナは頷いた。
(できれば悲しい結果にならないよう主の妹にも最後の審判を乗り越えてもらいたいものだな)
そうすれば梅香も大事な主であるすみれも笑ってくれる。
ルナはそう確信していた。
「変わる」
やがてルナは聖奈の試験勉強の邪魔をしないように元の姿に戻った。
静かに試験勉強を二人はしていた。
「何か言いたい事があるんじゃないの?」
「え?」
聖奈はきょとんとする。
「いや。あなたじゃなくてもう一人のあなたよ。なんかそんな気がして……」
梅香がそう言うともう一人の聖奈であるルナが現れた。
「魔力を失っても相変わらずの勘の良さ」
ルナは感心しているようだった。
「別に。ただ何となくそんなような気がしただけ。それに聖奈のことだし」
「なるほどよく見ている」
「それで何か言いたいことは?」
「別にないが、月の力の気配が濃いのでざわざわしただけだ」
ルナはそう言った。
「月の力ねえ……。美帆や裕也とは違うの?」
「違う。あの二人も確かに強い月の魔力を持っているが、ここには来ていない」
「それもそうね」
彼らはロンドンにいるのだ。ここにいるわけがなかった。
「別の人物だ。またあいつが目覚めかけているような気がして……」
「あいつ? よっぽど気が合う人だったのかしら」
「さあな。ただ一緒にいて悪くはなかったとだけ言う」
それは気に入っているのではないかと梅香は思った。
「そのあいつが誰かは言えないの?」
「いえない。それにいつか分かる」
ルナはそう言って窓の外の月を眺めた。
「そのあいつっていうのはさくらやすみれに害をなすの?」
「主には違うとだけ言おう。ただ主の妹に対しては分からん。結果次第だ」
「結果次第ねえ……。何事もなければいいんだけど……」
「そうだな」
梅香が妹を大事にしていることを知っているルナは頷いた。
(できれば悲しい結果にならないよう主の妹にも最後の審判を乗り越えてもらいたいものだな)
そうすれば梅香も大事な主であるすみれも笑ってくれる。
ルナはそう確信していた。
「変わる」
やがてルナは聖奈の試験勉強の邪魔をしないように元の姿に戻った。
