さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十四話 さくらと素敵なお友達
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知世が考え付いたのは校庭や校舎の明かりをつけて影を消してしまうという作戦だった。
「なるほどさすが知世ですわ」
「ええ。でも校舎が閉まっていなかったらできる作戦ですけど……」
「大丈夫ですわ。校舎が閉まっていてもすみれちゃんに任せてくださいな」
「うん、智世ちゃんの言うとおりだね。私が何とかするよ」
すみれは自信たっぷりに頷いた。
案の定校舎はしまっていたが、すみれは焦らずに一枚のカードを取り出した。
「この鍵を開けよ! 『鍵(キー)』!」
カチャリという音がして校舎の鍵が開いた。
「美空はさくらに何かあったら助けに入って」
「分かった。私はここに残る」
美空は頷いた。
「それじゃあ行くよ」
すみれたちは暗い校舎へと入っていった。
「思ったより暗いですわね……」
「智世の言う通り明かりが欲しいところね。すみれ」
「分かったよ、アップル」
アップルティーアに言われてすみれは頷くと彼女から蛍の光みたいな明かりが漏れ出る。
「ほう! 『灯(グロウ)』のカードやな。リディアが作ったバージョンの」
「ってことはクロウカードにもあるのね……」
すみれは呟いた。
あたりには『影(シャドウ)』が暴れているのか音が響く。
「きゃっ!」
「雷帝招来!」
影たちはすみれを邪魔ものだとみなしたのか教室を通り過ぎるときに彼女に向かって机やいすを投げつけてくる。小龍が魔法を使って机やいすをふせいでくれる。
「ケロちゃん、知世ちゃん! 先行って! このままだとらちが明かないわ!」
「おう! さあ、知世。先行くで!」
「でも……」
「行くんだ! 先行って木之本さくらさんを救ってやってくれ! 僕たちなら大丈夫だから!」
小龍の言葉に知世は頭を下げると足早にすべての電気を管理する場所へと向かって行った。
「さてと……。灯よ! 一人に集まり、光となれ!」
ほのかな灯が集まって光となる。それに影たちはひるんで後退していく。
「やはり『灯(グロウ)』だと消滅まではいかないか……。『光(ライト)』のカードを使えればいいんだがな……」
「『光(ライト)』のカードを使ってしまったらさくらの手助けをしたとみなされてあの子が失格になっちゃう」
「こうして『灯(グロウ)』のカードを使うのはいいのか?」
「自分やさくらに危機が迫ったら使ってもいいらしいの。あとさくらを助けようとする協力者にちょっとした手助けをするのもいいらしいの。その証拠に『選定者』であるケルベロスが何も言ってなかったでしょう?」
「まあ、そうだが……。あくまでもカードを捕まえるのは『候補者』か……。難しいね……」
「うん……」
助けたいのに助けられない。そんなジレンマを抱えながらさくらのカードの捕獲を見守らなければいけない。そんな思いをこれから抱えなければいけないのだ。
そんな話をしていると急に教室やすみれたちがいる廊下の電気がついた。
「知世ちゃんがやったみたいね」
「そうみたいだな」
「ですわね」
すみれの言葉に小龍と智世が頷く。
外をみるとさくらと知世とケルベロスが会話しているのが見えた。そして校庭をうろつくフードを被った人物も。
「あれが『影(シャドウ)』……」
「みたいだね。ほら、木之本さんがいくみたいだよ」
さくらが飛んで『影(シャドウ)』に向かって行く。
『影(シャドウ)』は影を出すが、つぎつぎとさくらはかわしていった。
「今ですわ! さくらちゃん!」
「特訓の成果をみせたれ!」
「風よ! 戒めの鎖となれ!『風(ウインディ)』!」
『風(ウインディ)』が『影(シャドウ)』の身体を締め付ける。
「汝のあるべき姿に戻れ! クロウカード!」
『影(シャドウ)』はカードに戻った。
「やった~! さすがカードキャプターさくらや!」
ケルベロスの喜ぶ声が聞こえる。
「よかった……」
すみれはほっとして呟いた。
「なるほどさすが知世ですわ」
「ええ。でも校舎が閉まっていなかったらできる作戦ですけど……」
「大丈夫ですわ。校舎が閉まっていてもすみれちゃんに任せてくださいな」
「うん、智世ちゃんの言うとおりだね。私が何とかするよ」
すみれは自信たっぷりに頷いた。
案の定校舎はしまっていたが、すみれは焦らずに一枚のカードを取り出した。
「この鍵を開けよ! 『鍵(キー)』!」
カチャリという音がして校舎の鍵が開いた。
「美空はさくらに何かあったら助けに入って」
「分かった。私はここに残る」
美空は頷いた。
「それじゃあ行くよ」
すみれたちは暗い校舎へと入っていった。
「思ったより暗いですわね……」
「智世の言う通り明かりが欲しいところね。すみれ」
「分かったよ、アップル」
アップルティーアに言われてすみれは頷くと彼女から蛍の光みたいな明かりが漏れ出る。
「ほう! 『灯(グロウ)』のカードやな。リディアが作ったバージョンの」
「ってことはクロウカードにもあるのね……」
すみれは呟いた。
あたりには『影(シャドウ)』が暴れているのか音が響く。
「きゃっ!」
「雷帝招来!」
影たちはすみれを邪魔ものだとみなしたのか教室を通り過ぎるときに彼女に向かって机やいすを投げつけてくる。小龍が魔法を使って机やいすをふせいでくれる。
「ケロちゃん、知世ちゃん! 先行って! このままだとらちが明かないわ!」
「おう! さあ、知世。先行くで!」
「でも……」
「行くんだ! 先行って木之本さくらさんを救ってやってくれ! 僕たちなら大丈夫だから!」
小龍の言葉に知世は頭を下げると足早にすべての電気を管理する場所へと向かって行った。
「さてと……。灯よ! 一人に集まり、光となれ!」
ほのかな灯が集まって光となる。それに影たちはひるんで後退していく。
「やはり『灯(グロウ)』だと消滅まではいかないか……。『光(ライト)』のカードを使えればいいんだがな……」
「『光(ライト)』のカードを使ってしまったらさくらの手助けをしたとみなされてあの子が失格になっちゃう」
「こうして『灯(グロウ)』のカードを使うのはいいのか?」
「自分やさくらに危機が迫ったら使ってもいいらしいの。あとさくらを助けようとする協力者にちょっとした手助けをするのもいいらしいの。その証拠に『選定者』であるケルベロスが何も言ってなかったでしょう?」
「まあ、そうだが……。あくまでもカードを捕まえるのは『候補者』か……。難しいね……」
「うん……」
助けたいのに助けられない。そんなジレンマを抱えながらさくらのカードの捕獲を見守らなければいけない。そんな思いをこれから抱えなければいけないのだ。
そんな話をしていると急に教室やすみれたちがいる廊下の電気がついた。
「知世ちゃんがやったみたいね」
「そうみたいだな」
「ですわね」
すみれの言葉に小龍と智世が頷く。
外をみるとさくらと知世とケルベロスが会話しているのが見えた。そして校庭をうろつくフードを被った人物も。
「あれが『影(シャドウ)』……」
「みたいだね。ほら、木之本さんがいくみたいだよ」
さくらが飛んで『影(シャドウ)』に向かって行く。
『影(シャドウ)』は影を出すが、つぎつぎとさくらはかわしていった。
「今ですわ! さくらちゃん!」
「特訓の成果をみせたれ!」
「風よ! 戒めの鎖となれ!『風(ウインディ)』!」
『風(ウインディ)』が『影(シャドウ)』の身体を締め付ける。
「汝のあるべき姿に戻れ! クロウカード!」
『影(シャドウ)』はカードに戻った。
「やった~! さすがカードキャプターさくらや!」
ケルベロスの喜ぶ声が聞こえる。
「よかった……」
すみれはほっとして呟いた。
