さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第百一話 あま~いクッキング
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調理実習が始まった。
材料を測って入れて混ぜる。そんな作業をしていく。
「美空、変わるわ」
「うん、お願い」
美空は生地の入ったボウルを渡す。
すみれは家で作ったように慎重に混ぜていった。
やがてどのチームも生地を型に入れていった。
学校のチャイムが鳴り、先生がお昼休み後にデコレーションをする旨を伝えた。
生徒たちがみんな教室を出ていく。そのせいかオーブンの中で何かを振りかけている何者かに誰も気づかなかった。
すみれは外の水道で手を洗った。
「でも利佳ちゃん、本当にケーキ作るの上手だよね」
さくらが感心する。
「お父さんがケーキ作るの上手だから……」
褒められて利佳は嬉しそうだ。
「利佳ちゃんのお父さん、お仕事でずっと海外でしたわね」
「そうだったわね。私のお母さんは日本国内だけど家にいるのと一緒ね……」
千鶴のお母さんは別の県に単身赴任中だった。
そのことで親近感を抱いているようだった。
「うん。お父さんね、とくに苺ショートが好きなの」
「寺田先生と同じだね!」
無邪気にさくらが言った。
「前から寺田先生ってお父さんに似ているなって思っていたの」
利佳の頬は少し赤い。
「寺田先生、苺ショートが好きだっておっしゃってましたし、お持ちしては?」
「そうだよ。絶対に喜ぶよ!」
「うん、そうする」
利佳はさくらと知世に励まされて持って行くことを決めたようだった。
「利佳ちゃんって寺田先生を気にしているみたいね」
様子をみた千鶴がすみれたちだけに聞こえるように言った。
「そうみたいだね。千鶴ちゃんは藤原君に持って行かないの?」
「え!? わ、私が……!?」
瑠衣の言葉に千鶴は戸惑う。
「藤原君、抹茶が好きだって言っていたし、持って行ってあげればいいのにって思ったの」
「そうね……。そうするわ」
奈菜の提案に千鶴はこくりと頷いた。
やがて昼休みが終わり、ケーキのデコレーションをしていった。
「うまくできた!」
すみれはにこにこだ。
「よかったですわね、すみれちゃん」
智世も嬉しそうだ。
「みんな上手にできましたね。早速試食してみましょう」
家庭科の木村先生が言った。
「は~い!」
みんな素直に頷いて試食する。
わくわくしながら食べたすみれは目を見開いた。
「ん……?」
「これは……」
教室中のみんなが顔をしかめる。
「あま~い!」
何とケーキが甘すぎて食べられたものではなかったのだ。
材料を測って入れて混ぜる。そんな作業をしていく。
「美空、変わるわ」
「うん、お願い」
美空は生地の入ったボウルを渡す。
すみれは家で作ったように慎重に混ぜていった。
やがてどのチームも生地を型に入れていった。
学校のチャイムが鳴り、先生がお昼休み後にデコレーションをする旨を伝えた。
生徒たちがみんな教室を出ていく。そのせいかオーブンの中で何かを振りかけている何者かに誰も気づかなかった。
すみれは外の水道で手を洗った。
「でも利佳ちゃん、本当にケーキ作るの上手だよね」
さくらが感心する。
「お父さんがケーキ作るの上手だから……」
褒められて利佳は嬉しそうだ。
「利佳ちゃんのお父さん、お仕事でずっと海外でしたわね」
「そうだったわね。私のお母さんは日本国内だけど家にいるのと一緒ね……」
千鶴のお母さんは別の県に単身赴任中だった。
そのことで親近感を抱いているようだった。
「うん。お父さんね、とくに苺ショートが好きなの」
「寺田先生と同じだね!」
無邪気にさくらが言った。
「前から寺田先生ってお父さんに似ているなって思っていたの」
利佳の頬は少し赤い。
「寺田先生、苺ショートが好きだっておっしゃってましたし、お持ちしては?」
「そうだよ。絶対に喜ぶよ!」
「うん、そうする」
利佳はさくらと知世に励まされて持って行くことを決めたようだった。
「利佳ちゃんって寺田先生を気にしているみたいね」
様子をみた千鶴がすみれたちだけに聞こえるように言った。
「そうみたいだね。千鶴ちゃんは藤原君に持って行かないの?」
「え!? わ、私が……!?」
瑠衣の言葉に千鶴は戸惑う。
「藤原君、抹茶が好きだって言っていたし、持って行ってあげればいいのにって思ったの」
「そうね……。そうするわ」
奈菜の提案に千鶴はこくりと頷いた。
やがて昼休みが終わり、ケーキのデコレーションをしていった。
「うまくできた!」
すみれはにこにこだ。
「よかったですわね、すみれちゃん」
智世も嬉しそうだ。
「みんな上手にできましたね。早速試食してみましょう」
家庭科の木村先生が言った。
「は~い!」
みんな素直に頷いて試食する。
わくわくしながら食べたすみれは目を見開いた。
「ん……?」
「これは……」
教室中のみんなが顔をしかめる。
「あま~い!」
何とケーキが甘すぎて食べられたものではなかったのだ。
