さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第九十九話 過去に行ったさくらを救え!
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「ルナさん!」
ルナの仮の姿である聖奈の家にたどり着くとルナの名前を呼んだ。
「よく来たな」
銀髪に髪の長い女性が迎えてくれる。
「もう、夜遅くに電話はなしよ!」
ぷんぷんとアップルティーアは怒る。
「それは悪かった。こっちも焦っていたものでな」
「素直に謝るルナって気持ち悪!」
アップルティーアはぎょっとする。
「お前は素直に取れんのか」
むぎゅーっとアップルティーアの小さな頬をつねる。
「痛い痛いってば! 痛いって言ってるでしょうが!」
アップルティーアも真の姿になる。
「もう頬がひりひりすると思った」
頬を抑えながら彼女が言った。
「今のはアップルが悪いよ……」
すみれは苦笑した。
「こんなことしている場合ではなかった。今回のカードだが、『戻(リターン)』で間違いないだろう」
「ええ。それは電話で聞きました」
すみれは頷いた。
「通常なら夜遅くに呼び出したりしないのだが今回は悪い条件が整っていてな……」
「悪い条件?」
すみれはきょとんとした。
呼び出すほどの緊急なんだろうか。
「一つは今夜が満月であること」
「満月か……」
アップルティーアが満月を見る。
月が満ちている。月属性のカードが活発になるときだ。たしかに悪い条件だ。
「もう一つは宿っているのが月峰神社のご神木であること」
「げ。木の力を借りれるやつね……。これも悪い条件ね」
アップルティーアが真っ青になる。
「この二つが重なるとどうなるんですか?」
「『戻(リターン)』が力を発揮しやすくなって過去に誰か飛ばされるぞ」
「それはまずい……」
すみれは真っ青になった。
意図しない発動はどの位過去に飛ばされるか分からないと言う事だ。
そこへクロウカードの気配が強まった。
「カードの気配が強くなっている……!」
「急ぐわよ。『瞬(テレポート)』で!」
アップルティーアが頷く。
「私も行く。李家の三つ子の弟や主の妹の前にまだ姿を現さないから」
「分かりました。行きましょう。我を運べ。かの地に! 『瞬(テレポート)』!」
すみれは次の瞬間月峰神社の前にいた。
するととんでもない場面に遭遇した。
さくらが木に飲み込まれているのだ。
「さくら!」
小狼やケルベロス、すみれが手を伸ばすが届かずに彼女は木に飲み込まれた。
「これは……『戻(リターン)』のカードか……!」
ケルベロスは満月を見て正体に気づいたらしい。
「厄介だな……」
ルナの言う通りだった。
しかものみこまれたのは大事な三つ子の妹。
「さくら、さくらってば!」
必死に木に呼びかけるが、返事はない。
「すみれ!」
そこに気配を感じたのか小龍が現れる。
「小龍! さくらが……」
「分かってる。『戻(リターン)』のカードだね。探さないと……」
「『戻(リターン)』? 今回がそのカードか?」
「ええ。詳しくはケロちゃんに訊いて」
すみれは説明をぶん投げた。
ルナの仮の姿である聖奈の家にたどり着くとルナの名前を呼んだ。
「よく来たな」
銀髪に髪の長い女性が迎えてくれる。
「もう、夜遅くに電話はなしよ!」
ぷんぷんとアップルティーアは怒る。
「それは悪かった。こっちも焦っていたものでな」
「素直に謝るルナって気持ち悪!」
アップルティーアはぎょっとする。
「お前は素直に取れんのか」
むぎゅーっとアップルティーアの小さな頬をつねる。
「痛い痛いってば! 痛いって言ってるでしょうが!」
アップルティーアも真の姿になる。
「もう頬がひりひりすると思った」
頬を抑えながら彼女が言った。
「今のはアップルが悪いよ……」
すみれは苦笑した。
「こんなことしている場合ではなかった。今回のカードだが、『戻(リターン)』で間違いないだろう」
「ええ。それは電話で聞きました」
すみれは頷いた。
「通常なら夜遅くに呼び出したりしないのだが今回は悪い条件が整っていてな……」
「悪い条件?」
すみれはきょとんとした。
呼び出すほどの緊急なんだろうか。
「一つは今夜が満月であること」
「満月か……」
アップルティーアが満月を見る。
月が満ちている。月属性のカードが活発になるときだ。たしかに悪い条件だ。
「もう一つは宿っているのが月峰神社のご神木であること」
「げ。木の力を借りれるやつね……。これも悪い条件ね」
アップルティーアが真っ青になる。
「この二つが重なるとどうなるんですか?」
「『戻(リターン)』が力を発揮しやすくなって過去に誰か飛ばされるぞ」
「それはまずい……」
すみれは真っ青になった。
意図しない発動はどの位過去に飛ばされるか分からないと言う事だ。
そこへクロウカードの気配が強まった。
「カードの気配が強くなっている……!」
「急ぐわよ。『瞬(テレポート)』で!」
アップルティーアが頷く。
「私も行く。李家の三つ子の弟や主の妹の前にまだ姿を現さないから」
「分かりました。行きましょう。我を運べ。かの地に! 『瞬(テレポート)』!」
すみれは次の瞬間月峰神社の前にいた。
するととんでもない場面に遭遇した。
さくらが木に飲み込まれているのだ。
「さくら!」
小狼やケルベロス、すみれが手を伸ばすが届かずに彼女は木に飲み込まれた。
「これは……『戻(リターン)』のカードか……!」
ケルベロスは満月を見て正体に気づいたらしい。
「厄介だな……」
ルナの言う通りだった。
しかものみこまれたのは大事な三つ子の妹。
「さくら、さくらってば!」
必死に木に呼びかけるが、返事はない。
「すみれ!」
そこに気配を感じたのか小龍が現れる。
「小龍! さくらが……」
「分かってる。『戻(リターン)』のカードだね。探さないと……」
「『戻(リターン)』? 今回がそのカードか?」
「ええ。詳しくはケロちゃんに訊いて」
すみれは説明をぶん投げた。
